次回オフ会は12月9日、HVC会員の方はご参加を！｜KASA Community – resortboy's blog

resortboyがリゾート会員権を切り口に、社会分析を楽しくお話しする会＆このサイトに集まる皆さんとのオフ会である「KASAの会」の、次回開催についてご案内します。まだ企画段階なので来週をめどに正式告知をしようと思いますが、今日は日程決定のご案内と、ご協力のお願いです。今回は東急ハーヴェストクラブについて取り上げます。同クラブの会員の方にぜひご参加いただければと考えています。

はじめにご注意

通常、KASAの会へのご参加には募集記事コメント欄への「ご参加表明」をいただいております。この記事はまだ企画段階の「ご都合お伺い」に過ぎませんので、ご参加表明は来週に公開予定の正式開催告知までお待ちください。

開催日時は2023年12月9日（土）、場所は東京都港区内です。時間は午前中で、お昼すぎから別会場で茶話会（お食事やアルコールもご自由に）をします。

東急ハーヴェストクラブについて取り上げます

最近、このブログでは東急ハーヴェストクラブについての話題を繰り返し取り上げています。これから先も、しばらくそのようにするつもりでいます。その理由を以下に書きます。

日本のリゾート会員権産業史を振り返るとき、圧倒的なガリバーはこの20年間、リゾートトラストでした。それは以下の記事（レクチャー）などでも検討しましたが、別荘代替品文化に基礎を置く東急ハーヴェストクラブは、2000ゼロ年代移行のリゾートトラストの圧倒的な豪華路線（離宮シリーズ、ベイコート倶楽部）の影で、長らく影が薄かったのです。

ですが、ここ数年、一般ホテルの中に会員権を設定する「Inタイプ」や、軽井沢、鬼怒川、箱根といった超有名ブランド地での新規施設展開、高級路線のVIALAシリーズの拡充など、その存在感は急速に増しているように感じます。

リゾートトラストと対象的なビジネスモデル

また、以前からの傾向ですが、東急ハーヴェストクラブは今も昔も別荘代替品ですから、当然のように東急不動産が自ら中古物件を取り扱っており、資産価値保全の面でリゾートトラストとまったく対象的な結果を残してきました。

最近では東急ハーヴェストクラブの人気物件は価格が高騰し、首都圏のマンションバブルが飛び火したような感じすらします（買っている人が同じだとすれば）。その結果、新規発売の会員権も往時と比べて相当に値上がりしました。その現状もきちんと分析把握したいと思っています。

さらにぶっとんだのは、閉館した東急ハーヴェストクラブ箱根明神平がリニューアルして一般向けのスモールラグジュアリーホテルとして再オープンするというニュースです（これについてはまた別に記事を書きます）。

かたや古い物件の老朽化がどうのこうのと悩んでいる一方で、オールド会員制ホテルが契約通りに閉館後にリブランドし、別の高級ホテルに生まれ変わるなど、まったく想定外というか、聞いたことがありません（破綻なしではガラ権史上初？）。これはビジネスモデルを分析すれば当然の結果として導かれるものではあるのですが、単に「リゾート会員権」とか「会員制ホテル」とひとくくりにしていたら、わけがわからないでしょう。

まぁ、そんないろいろなことがあって、一度、東急のビジネスモデルについてまとめてみようと考えている次第です。

HVC会員さんのご参加をお願いします

僕は市場の分析はできますが、実際に東急ハーヴェストクラブ（HVC）の会員ではないので、そのディテールについては話に迫力が出ないと思います。ぜひ、HVC会員さんに来ていただき、僕や会場におられる皆さんの疑問について、いっしょにディスカッションさせていただければと考えています。

また、ここ数回はゲストスピーカーという形でブログ読者の方にご登壇いただき、僕が司会をしてお話を伺っています。もし、HVC会員の方でそうしたお立場を引き受けていただける方がいらっしゃいましたらば、ぜひ僕に直接コンタクトをお願いします。このサイトのメニューバーに「Contact」ページがありますので、そこからフォーム投稿すると、僕にプライベートなメッセージが送れます。

また、そうでなくても、以下のコメント欄でオープンにお話しいただいてもOKです。ともあれ、HVC会員さんのご参加なくして、この回の内容は画竜点睛を欠くと思います。「どのくらい目立つか」というところは僕が調整しますので、ぜひ少しでも興味を持っていただいたHVC会員の方は、お気軽にご連絡いただけましたらと思います（これもひとつの社会貢献です！）