2024年3月30日に、名古屋で2回目となる勉強会&オフ会「KASAの会」を開催しました。当日お集まりの皆さん、誠にありがとうございました。
写真はオフ会の翌日に利用した、名古屋城ビューが素晴らしい、某ホテルからの景色です(わかった方はマニア認定なのでぜひコメントを)。本来であれば、このタイミングで桜が満開、という予定(思惑)だったのですが、残念ながら丸々一週間、ずれていたようで、名古屋城の桜はまったくと言っていいほど、このタイミングでは咲いていませんでした。
さて、今回のオフ会は、以下の募集要領で開催しました。
3月30日名古屋オフ#2 – 達人に学ぶクルーズ旅の極意
僕が司会進行だけ、というのは初の試みで、2時間みっちりと、クルーズ旅の最前線についてお二人の講師をお招きして講義とディスカッションが行われました。
以下は、僕が冒頭あいさつでお話しした内容です。記事の末尾には、配布資料へのリンクがありますので(FANBOXへの登録が必要です)、当日お越しになれなかった首都圏の方は、どうぞご利用ください。
(resortboyあいさつ)
皆さん、こんにちは。はじめての方、よろしくお願いします。resortboyと申します。
通常ですと、だいたい僕が最初にプレゼンテーションをするんですが、今日はみっちりしたセミナーという感じで、クルーズについて経験豊富なお二人の講師の方をお迎えしてお送りします。お二人とも20年以上のクルーズ旅のご経験があり、柴田さんは47年ですか(!)。クルーズの歴史を生き抜いている柴田さんと、おなじみのfunasanをお迎えして、お話を伺います。
こういう機会はなかなかないと思いますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
さて、僕は昨日名古屋に来まして、打ち合わせということでお二人とお食事をしながら、楽しくお酒を飲んだんですけれども、お話を伺って非常に驚いたので、ご講演に入る前に、僕から印象的だったことを3つお話ししたいと思います。
特に、クルーズというものが、非常に「構造的にうまくできていて」ですね、これから日本人にとっても大事になっていくんだろうな、ということを感じました。
1つ目は、日本人にとっての「クルーズ感」についてです。日本人がクルーズに持つイメージと、世界におけるそれというのが、全く違う、という点です。
僕もそうですが、日本人にとってのクルーズの認識とは、すごい豪華客船に乗ってですね、引退した人が冥土の土産に何百万もかける、みたいなものだろうと思います。今日は、そういうものとはまったく違う、成長したクルーズ産業の、裾野の広がった部分についてお話をしていただきます。
2つ目としてはですね、先ほど申し上げた、クルーズが構造的に優れているという点です。
日本は90年バブルが頂点で、その後は下り坂のようなことに観光も含めなっているわけですが、この時期にクルーズが産業として勃興してきました。
柴田さんのプレゼンで詳しくお話しいただくんですけれども、クルーズというのは構造的に、場所を動かして観光が成立する、というものになっています。これは今のグローバリゼーションの時代において、とても強力なコンセプトだなと痛感しました。
話は全然ずれるんですが、いまリゾートラストが日光というか鬼怒川というところにホテルを作っています。僕はこの間、どんな感じのところなのかを知りたくて鬼怒川に行ってきて、そのさびれっぷりを堪能してきました。
当たり前ですが、観光地は場所を動かせませんから、その場所での観光スタイルが変わったり、働く人がいなくなったりすると、どんどん朽ちていくだけです。
ですがクルーズというものは、街全体が動いてしまうような規模の客船がどんどん開発されて、物資にしても人的リソースにしても、お客さんにしても、世界中から最適なものを寄せ集めて、庶民から富裕層までフルレンジのサービスを提供している、ということを聞きました。今日はそうした構造面でも詳しいお話をしていただきます。
最後に3つ目なんですが、これはKASAの会で最初からテーマにしていることで「健康」についてです。僕自身も心筋梗塞サバイバーでして、そんな話をした回もありました。今日はですね、「クルーズを通じて健康になる」という、「本当かよ?」という話が、お二人ともに出てきます。僕はそこに真実がある、という風に思っています。
というわけで 早速funasanにお話しいただきます。
![](https://i.gyazo.com/f929fb8f6036895d88c3c3cbcb688276.png)
![](https://i.gyazo.com/2c2c5ab700d56a38a4b3292fead97f54.png)
クルーズは安いです。なぜなら・・・。
稼働率が100%のホテル、レストランはあり得ませんが、クルーズは100%です。
飛行機と違って動力を切っても落ちも沈みもしませんし、ひとたび動き出せば、慣性が働き低燃料で航続できます。
クルーの多くはフィリピン人、インドネシア人で、労働コストが低く抑えられています。
又、船が大型であればあるほど安くなります。
《今、クルーズは安い!》
まさひろさん、ダイヤモンド・プリンセスの出発の日が近づいてきましたね。奇しくも、この日、私がニュージーランドクルーズで乗船したロイヤル・プリンセスが遠路はるばるシドニーから日本まで来て、次なる旅に旅立ちます。
4月27日、横浜発太平洋横断22泊の大航海です。横浜を出航して東北・北海道に寄港して太平洋を越えてアラスカを南下してカナダ・バンクーバーまで航海します。非常に魅力的なクルーズなので下記の旅行会社のサイト(注)で料金を調べてみました。
4月10日現在の料金です。1室2名利用の1人あたりのボトムの料金(インサイド客室)で、「クルーズ代金」は210032円、それに「港湾税等」46400円を加えて総額256432円でした。22泊もしますので、1泊あたり11656円です。
この値段で、朝食・昼食・夕食は食べ放題、船内エンターテイメント付、横浜からバンクーバーまでの片道移動付です。帰路はJALのマイレージ(片道発券OK)を使って帰ってくればいいです。これが連休開始の4月27日出発です。今、クルーズは安い!
注:バイタリティートラベル
https://www.vitalitytravels.com/
オフ会に参加させていただきありがとうございました。
昨日台湾から帰ってきました。地震当日の出発でしたので予定していた花蓮訪問は断念せざるを得ませんでしたが、20数年ぶりに旧友たちと再会することが出来ました。
そして2週間後にはまた台湾を訪れます。
目的はコスタセレーナに乗船するためです。
台北近くの港町、基隆から東京までの3泊4日のショートクルーズです。ちなみに途中どこにも寄港しません。
ポジショニングクルーズ(クルーズ船を今までの海域から次の海域に移動させる)のため料金は行き掛けの駄賃的な意味合いでとても安く、上層階のバルコニー船室(揺れを考えると低層階の方がいいかも知れませんが)を2名で利用してクルーズ代金は1人あたり49,130円です。
この他に船内チップが144米ドルと国際観光税が1,000円かかりますが(いずれも1人あたり)これらを含めても1人あたり約58,000円(1泊1人あたり2万円弱)とかなり安いと思います。
なお代理店はfunasanも紹介されているバイタリティトラベルにお願いしました。
もちろん台湾までの航空運賃(私の場合は成田からのLCCを利用して約25,000円です)と前泊のホテル代が別途必要になりますが、これを利用して観光も出来ます。
最近はこのようなポジショニングクルーズを利用することも多く、昨年10月にはダイヤモンドプリンセスの横浜から基隆までの片道クルーズ(途中、沖縄と石垣島に寄港しました)、今年1月にはMSCベリッシマの横浜から那覇までの片道クルーズ(途中、石垣島に寄港しました)に乗船しました。
行き、もしくは帰りの飛行機の手配が必要になりますがクルーズ料金自体は非常に安く、今後も機会があればポジショニングクルーズを利用したいと思っています。
先日の名古屋オフ会ではお世話になりました。
当日の貴重な体験をお伺いしてクルーズ行きたい病の発作が起きました(笑)
偶然ですがmagoaiさんと同じくコスタセレーナのポジショニングクルーズをfunasanさんに紹介して頂いたバイタリティトラベルで予約しました。
残念ながら今回も神さん(敬意を込めて嫁さんをこう呼んでます)は付いてきませんのでソロ旅です(^^;
窓側客室で24,000円、ソロで200%になりますがそれでも港湾税共で64,130円と格安です。
関空からpeachで26,120円と台北板橋ヒルトン2泊が43,000円くらいで1泊4万ほどとどうしてもソロは割高になりますがそこは仕方ないですね。
ヒルトンオナーズアメックスプレミアムカードのGOLD特典無料朝食頂いてきます。
因みに関空のNODOKAカフェは24時間営業ですので藤田観光の優待を使って関空ワシントンホテルに泊まってPPしゃぶり尽くしもアリかなと思ってます
今回は、
ダイヤモンドプリンセス
4/47(土)横浜港出発9泊10日
内側客室プリンセススタンダード1室2名
正規料金1名227,000円
のところを、フラッシュレートで1名145,350円、更に前回クルーズ抜港ゴメンで34,913円割引で110,437円になりました。
実際の支払額は、これに港湾諸税・国際観光旅客税16,675円が加算されます。
フラッシュレートはプリンセススタンダードしか選択できず、それにはプリンセスプラスにあるようなアルコール飲み放題等は付いていないので、乗船直後にオプションでつける作戦です。
皆さん、猛烈に高度な情報が飛び交っていて、やはりKASAの会はすごいな、と思わされました。(セミ)リタイアされて心身ともに健康で、真剣本気で遊んでいる皆さんの迫力には圧倒されます。
僕が講師をやっている場合ではないということでして、今後のKASAの会(次回は会員権そのものの話なので僕がやりますが)でも、ぜひゲスト講師をかって出てくださいね。情報は発信すればそれ以上に得るものがあると思いますので、今年取り上げようと思っている以下の話題で遊んでいる方は、引き続きぜひご注目をお願いします。
以下、未定ですが予定です。
3月30日(名古屋開催):テーマ「なぜクルーズが注目されるのか」【実施済】
5月25日(東京開催):テーマ「リゾートトラストと東急不動産」
7月27日(東京開催):テーマ「ハワイとタイムシェア(メジャーリーグ)」
9月28日(東京開催):テーマ「ニーズ高まるペット対応ホテル」
11月30日(東京開催):テーマ「ガラ権の歴史から見るリゾートの未来」
《居住型クルーズ船の誕生》
世界のクルーズ業界はここまで来ています。
“目からうろこ”のビックリ仰天です。皆様、日本人の古いクルーズ観はもう完全に化石になりました。お金が有り余っていたら私はこの船に住みたい。
「永住できる世界一周クルーズ船が2025年に就航…ワンルームが100万ドルから」
https://www.businessinsider.jp/post-258713