久しぶりに2週連続でエクシブに行って、その営業姿勢のおかしさにそれぞれあきれて、やはりこの会社とは距離を置いたほうがよい、という思いを新たにしました。そうした記事の中でポロッと、こんなひどいサービス水準なら「保養所プロバイダーである「四季倶楽部(四季リゾーツ)」の、2,750円(税込)のディナーの方がいいです」と書きました。今日はそのフォローで、四季倶楽部のディナーの実例をお目にかけます。
四季倶楽部(四季リゾーツ)に関する説明は省略しますが、企業の保養所だった建物を利用して、1泊2食8,800円(税込。以下同じ)の統一価格で営業展開しているホテルチェーンです。僕は独自にこの業態を「保養所プロバイダー」と呼んでいます。
やたらに長いtitleタグですね。ここに端的に書いてあるように、有名観光地に展開していて、会員制でもなんでもないので誰でも使えます。今はダイナミックプライシングになっていて、いつでも1泊2食8,800円というわけではありません。
紹介するのは、御用邸にも近い「葉山」にある「プレーゴ葉山」のある日の夕食です。プレーゴ葉山は富士フイルム葉山寮を改装したもので、建築家は芦原義信です。
(公式)プレーゴ葉山 – 【公式】四季倶楽部
(参考)芦原義信 – Wikipedia
その夕食ですが、品川女子学院という私立の中高一貫校が協力したことになっています。この学校の特別講座(授業)として、同校の部活「クッキング部」と四季倶楽部が協力してメニュー開発をする、という企画が2013年にありました。
(参考)文化系も運動系も充実 自分にあった場所でイキイキと成長 – Netty Land(ネッティランド)
今もその関係が継続しているのかどうかわかりませんが、以来ずっと、プレーゴ葉山のディナーは「品川女子学院 × 四季倶楽部 コラボディナー」ということになっています。
内容に入る前に、お酒について。四季倶楽部はお酒が異常に安いのが特徴で、びんビール(キリンハートランド)は330円、フルボトルワインが1,650円です。ちょっとマシなワインが入荷すると2,200円になりますが、このようにお酒にはあまり利益を乗せずに提供しています。
このことからか、女性のおひとりさまで、のんびりフルボトルを傾けながらディナーを楽しむ上級者風の方を複数お見かけしました。僕が訪れた日には、そうした「慣れた方」が目立ち、ある意味、非常に快適でした(まぁ若者グループのときもあるかもしれないけど)。
相変わらず前振りが長くてすみません。以下、ディナーの内容です。
最初のアンティパスト。生ハムとグリッシーニ、ハーブチキンのキッシュ、スモークサーモンサラダです。
続いてパスタ。かにとトマトのペンネでした。
魚料理はメバルのアクアパッツァ。なかなか堂々としたコース展開で驚かされます。
肉料理は鶏のトマト煮でした。コストが厳しい中頑張って、フルコースに仕立てたのはえらいなぁ。
ドルチェはティラミス。コーヒーはおかわり自由です。
というわけで、こういう世界もあるということをお伝えしたくて、今日の記事を書きました。高級を標ぼうする会員制リゾートホテルとは、比べるようなものではないでしょう。僕はこういうのも好きです。高級ではないけれど、ちゃんと手がかかっていて美味しいですよ。
(かつてはエクシブのディナーも2,500円++でしたので、僕にとっては同じカテゴリーのものでしたけれどね。エクシブは勝手に高級化してしまいました。以下の記事もご参考に。「エクシブのローエンドコース価格の変遷|エクシブの購入ガイド – resortboy’s blog」)
芦原義信によるかつての名建築の今の様子も撮影してきたので、反響があればホテルの立地なども含めて、ホテル自体の記事も書こうと思います。建物からは海が見え、海岸までは歩いてもすぐ。ホテルの向かいは神奈川県立近代美術館葉山館ですから、本物のアートにも触れられる、ロイヤルリゾート葉山の宿です。
プレーゴ葉山、とても懐かしいです。
一時期、四季倶楽部の色んな施設を利用していましたが、その中でも印象が強い施設です。
宿泊したのは10年以上前だと思いますが、resortboyさんが書かれているように低価格で美味しいコース料理を楽しむことが出来ました。
たまたまテレビ局の取材が入っており私もインタビューを受けたので「この価格で本格的なコース料理をいただくことが出来るのはとっても素晴らしいと思います」と言うようなことを答えたと思います。
県立近代美術館もなかなか素敵でした。
なかなか再訪する機会はないと思いますが、懐かしい記憶を思い起こさせていただきありがとうございました。
magoaiさん、なんと四季倶楽部まで守備範囲でいらしたとは! いすゞの保養所だったフォレスト箱根などもご利用になりましたか?
四季リゾーツはもうあまり話題にもなりませんし、リゾートトラストが好きな方にお薦めするものではないんですが(だって、プレーゴ葉山なんて平日は大浴場クローズですからね)、ときには「毒抜き」も必要ではないかと思っている次第です。
四季倶楽部を利用していたのは10年以上前で(その後、地方に転勤)施設のリストを見るとかなり入れ替わっているようにも思えます。
フォレスト箱根や京都加茂川荘、それに八ヶ岳エレガンスあたりはその当時からあったように思いますが、利用したとしてもプレーゴ葉山ほどのインパクトは無かったのでしょう、記憶は定かではありません^^;
エクシブ・ベイコート倶楽部にも、ぜひぜひ2,500円ディナーが欲しいです❣️
四季倶楽部さんには、まだ泊まったことが無かったのですが、ロープライスで、こんなに充実したディナーコースを出していられるんですね💖。
高額な会員権を購入して、高額な年会費と固定資産税を払っているのですから、
宿泊利用は、もっと気やすく、お財布を気にせず、利用できる金額になって欲しいです。
今の一方的に高額化してしまったエクシブのレストラン価格では、利用する気持ちが萎んでしまいます。
四季倶楽部のHPを見てきましたーーー♪
朝食が550円とありましたーーー💕
http://www.shikiresorts.com/concepts/
目を丸くしました。こういう金額だと、自分の別荘に行く感じで、ちょくちょく利用できますねーーー💕💕💕
エクシブのお部屋は、好きなのですが、レストランの価格の幅が無さすぎます。
管理費・固定資産税まで払っている別荘代わりなのですから、
付属レストランの価格は、ロープライス〜ハイプライスまで、選べる幅を作って欲しいです。
別荘と異なり、キッチンが付いていないので、ロープライス朝食の設定は必要ですよーーー❣️
四季倶楽部の550円朝食の様子はこんな感じです!
https://s.tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14065852/dtlrvwlst/B232931094/?photo_id=59543179&photo_mode=vertical&review_id=60730730#visit-photo-59543179
この内容を550円で提供されるとは、大変な企業努力をされています❣️
エクシブにも、1,000円朝食を初めてもらいたいです❣️
参考までに、プレーゴ葉山で僕がいただいた550円(税込)の朝食の写真を掲載しておきますね。
写真に写っていないものとしては、これに加えてミネストローネスープがあります。
ドリンク類はドリンクバー形式なので、おかわり自由でした。
リゾートボーイさん、 プレーゴ葉山の朝食550円、すごい充実した内容なんですねーーーーーーーーーびっくりしましたーー❣️
プレーゴ葉山(四季倶楽部)に年会費を納めず、単なるビギナー利用で、こんな朝食がお得に食べられてしまうんですねーーー💖💖💖
本来、エクシブも、こういうオーナーを大事した会員制ホテルだったはずなんですよねーーー
離宮・ベイコート・サンクチュアリコートシリーズの高額化路線と、
オールドエクシブのゆったり滞在路線では、対応をしっかり分けて、
オールドエクシブ(もしくは、のんびり滞在型エクシブ)では、アラカルトの夕食と、お安いコース料理、お安い朝食を充実させて欲しいです❣️
はぁーーー
それにしても、プレーゴ葉山・四季倶楽部さんは、がんばっていますねーーー💖💖💖