長寿遺伝子を起動する私の「野猿メソッド」

「funasanのアンチエイジング日記」は、トラベルライターの舟橋栄二さんによる連載企画です。舟橋さんが取り組まれている健康にまつわる学習と実践について、同時進行でご報告いただきます。2022年の連載第一部(1~19回)に続いて、2023年の連載第二部(20回~)がスタートしました。この連載では、読者の皆さんとともに「旅と健康」について考えていきます。どうぞコメント欄にてご参加ください。(編集担当:resortboy)

今回のテーマは「どうやったら老化を制御できるか?」です。私なりに老化のメカニズムを解明し、ホテル暮らしとの両立を考えます。そして発見した私の「野猿メソッド」で、「長寿遺伝子」を活性化させる試みについて、ご紹介します。

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シーガイアのカクテルタイムとカロリー制限

夕方、太陽が西の山々に沈みかける頃、シーガイアからの空はピンクに輝いてきます。壮大なサンセットの始まりです。この時間帯は、ラウンジの窓側の席で自然のドラマを鑑賞したいものです。

クラブラウンジのケーキのサービスは午後5時で終了ですが、引き続いて夕方のカクテルタイムが始まります。混雑防止のため、現在のカクテルタイムは2部制になっており、前半は17:00~18:15、後半は18:45~20:00です。

食材はセットメニューで、これに温かいスープがあります。マリオット系のフルサービスホテルのクラブラウンジでは、オードブルからホットディッシュ、デザートまで、夕食になるくらい豊富な食材が出てくるラウンジもありますが、ここはいたってシンプルです。

ラウンジで食前酒と軽いオードブルをいただいて、その後はレストランでディナーをとってください。そんなイメージです。ここでがっちり夕食を、と目論んでいる人は失望します。

私はお酒を飲まないので、オードブルを味わったら早めに退散します。ただ、これだけでは夕食になりませんので、外で買ってきたものを追加でお部屋で食べます。

ブランチにしても夕食にしても、私は「お腹いっぱい」食べる訳ではありません。普通に食べて十分満足していますが、1日3食が2食になったので、トータル的にはカロリー制限をしていることになります。

結果的に1カ月シーガイアに滞在しても太りませんでした。観光をせず豪華ディナーもとらないので、お金も使いません。省エネ高級ホテルステイです。

さて、カロリー制限というと単なるダイエットに聞こえますが、「第27回・ホテル暮らしの健康維持、秘訣は断食? 」で紹介したように、このカロリー制限はアメリカ国立老化研究所(NIA)のライフスパンを延ばす7つのメソッドに入っています

また、カロリー制限は現代の生命科学でエビデンスが豊富な老化制御法になってきています。最先端の研究によれば「カロリー制限で老化速度が抑えられ寿命が延びる」らしいです。どうやら老化防止の本命がカロリー制限らしい。

本当でしょうか? 今日はそのメカニズムに迫ります。

2 comments

  1. 今回のアンチエイジング日記の前半は医学用語や医学的知識が殆どない私には少し難解な内容でしたが、読み進んでいくと結論的にはいつも提唱されている「空腹こそ最強の薬」と「少し強めの運動」をすれば良い事が再認識できました。
    アンチエイジング日記を拝読し、funasanにかなり感化されたので、生活習慣をかなり改善することができました。2年前に腹囲が88cmでメタボリック症候群扱いされましたが、今月受けた健康診断では腹囲は83cmになり、年を取ったにもかかわらず血液検査の数値も良くなりました。
    funasanに感謝!感謝です。

  2. Mr.Sさん、私の実践がお役にたてて嬉しいです。
    70歳を超えて、生活習慣が改善し、検査結果も良くなることは凄いことですね。未来が明るくなります。

    近況報告です。実は、昨日まで海外旅行中(7/1~7/18)でした。コロナ明け、4年ぶりのシニア夫婦による「ヨーロッパ鉄道旅行」です。7月1日に日本を出発し、北イタリアのミラノから北ドイツのハンブルクまで、全日程18日間の鉄道の旅になりました。

    訪れた都市・景勝地は「ミラノ、ヴェローナ、ボローニア、トリノ、ストレーザ(マッジョーレ湖のベッラ島)、フライブルク、フランクフルト、リューデスハイム(ライン川クルーズ乗船)、アイゼナハ、ハノーファー、ブレーメン、ハンブルク、リューベック」等です。現地の事情が分からず、苦労の連続でしたが、全て鉄道駅で切符を買って移動しました。スマホによる鉄道の時刻確認と現地の切符自販機(現地語+英語、日本語なし)の習熟が必須だと感じました。

    宿泊ホテルは全てマリオット系・ヒルトン系にして上級会員の特典を利用しました。部屋のアップグレードやラウンジ利用、レイトチェックアウト、そして、毎朝、豪華な朝食ビュッフェを頂きました。スイートルームへのアップも何度もあり奥様は大喜びでした。

    ヨーロッパのインフレと円安でホテル代金(マリオット系・ヒルトン系)はコロナ前の2倍?くらい、駅や街の売店・カフェの値段は6割くらい日本より高いかな?と感じました。

    久しぶりにヨーロッパに来て、色々驚きがありました。天気に恵まれ、連日、写真を撮りまくりました。この写真(全部で4000枚くらい)と現地体験を材料に、久しぶりに旅行記をフォートラベルにアップしようかと思っています。

    旅から旅へ、健康であれば何歳になっても旅ができますね。いよいよ夏休み、皆様、大胆に旅立ちましょう!

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