言うまでもなく、いまこのサイトで最も充実したコンテンツは、funasanによる連載です。著者であるfunasanはもちろん、僕も編集者として、多くの時間を割いて、ともに内容の充実に努めています。今日はその一部である、僕の「写真ギャラリー」について、ご紹介します。
funasanの連載ではありますが、このサイトで使っている写真は、一部の報道発表資料などを除いて、すべて僕が現地取材において自ら撮影したものを使っています。これは他のサイトではありえない、非常に手間のかかる稀有なことです。僕がこのサイトを運営していく上での誇りであり、最もこだわっていることの1つです。
そのため、funasanの連載においても、自らのポリシーを貫徹するために、表題部分の画像は僕が撮影した写真を利用するようにしています。一方、funasan提供の写真はInstagramから引用するようにして、著作権の帰属を明確にしています。
funasan日記もそろそろ30回を数えようということで、僕が表紙画像として提供した写真もそれだけの数になります。今日はその写真について、フォトグラファーの立場からの「ネタバレ」をお届けします。
毎回、funasanのお書きになる内容に合わせて、僕の手持ち画像の中から選択して、表紙画像をお届けしています。もちろん、事前の打ち合わせなどはありませんから、毎回の画像選択は、楽しいものでもあり、また相当な苦労を伴うものでもあります。
今日の記事で、僕の編集者としての仕事の一環に触れていただけましたら、サイト主としてうれしく思います。
「ホテルのジムで自転車をこぎながら」というシーンに合わせて選択しました。撮影場所は、ラグーナベイコート倶楽部です。
記事中で五木寛之の「青年は荒野をめざす」が紹介されており、そのイメージで画像を選びました。撮影場所は、北八ヶ岳の双子山です。
「現代医療への疑問」という難しいテーマ。僕が心筋梗塞を起こして入院していた、東邦大学医療センター大橋病院での1枚です。
海を愛し、がんで倒れられたfunasanのお兄様への鎮魂にふわさしい画像を、と思って選択しました。撮影場所は鳥羽です。夕焼けではなく、日の出の風景です。
funasanがお母様と繰り返し行かれたという、八ヶ岳の風景をチョイス。蓼科東急ホテルからの八ヶ岳連峰です。
第6回・私も、がん患者でした
「私も、がん患者でした」というfunasanの衝撃の告白。funasanと言えば「旅」。それを象徴するのは飛行機からの雲上風景ではないでしょうか。この写真はホノルルからの帰国便からのものです。
第7回・人生を変えたコスメル島への旅
funasanが人生観を変えることになったコスメルへの旅。カリブ海に沈む夕日を見ながら、がんに立ち向かう決意をされるシーンは圧巻です。そのイメージにふさわしいものとして選択しました。画像はホノルル沖での撮影です。
第8回・がん難民の私が希望を見出せた理由
カリブ海から帰国してfunasanを待っていたのは愛知県がんセンターでの検査でした。ストレートにそのイメージで、医療機関の写真です。撮影場所は、僕が通っている東邦大学医療センター大橋病院です。
がん闘病の中で、ひとときのオアシスとなったエクシブステイ。それを象徴するのはやはりお食事ではないでしょうか。写真はエクシブ軽井沢、ルッチコーレでの1枚です。
第10回・民間療法に魅せられた私の本音
連載10回目では、医者に頼らないがん闘病を模索するfunasanの姿が描かれています。その舞台となったのは専門書を求める大型書店です。画像はそのイメージで選択しました。撮影場所は、台湾。ヒルトン台北新板の並びにある「誠品生活板橋店」です。
とりあえず、10回分をお届けしました。
このサイト、元はと言えば、フォトグラファーとしての僕の作品を紹介する場としてスタートしたのでした。そうした点は、あまり皆さん意識されていないと思いますが、このサイトをお楽しみいただく上で、大事な要素かもしれないな、なんて思って、今日の記事をまとめてみた次第です。
気が向いたら、続きをやります。よかったらコメントをお寄せください。