成田空港へのアクセス、格安バス3社を比較

都心から成田空港へのアクセスには、3種類の格安バスが運行されています。1,000円程度という費用の安さに加えて、時間的にも東京駅から1時間ちょっとと悪くありません。3社はそれぞれに特徴があるのでまとめてみます。

アクセス成田
一般的にもっともお薦めなのは「THEアクセス成田」だと思います。ビィー・トランセグループとJRバス関東の共同運行で、3社の中で最も多い1日129便が運行されています(上下便の合計、以下同じ)。

(公式)東京・銀座~成田空港 ラクラク安心1,000円高速バス THEアクセス成田

アクセス成田は直接行ってその場で決済して乗車するのが基本で、事前予約もできますが価格メリットはありません(むしろキャンセル費用などのデメリットが気になるところです)。

また、東京駅の乗り場が八重洲南口の前(徒歩0分)、JR高速バスのりば「7番」であることも、わかりやすさの面で大きいと思います(写真)。

銀座駅の場合は数寄屋橋交差点から50mほどの「宝くじチャンスセンター」前になります。

実際に乗車してみましたが、座席が思いのほかゆったりしていて快適でした。この時はビィー・トランセグループの平和交通だったので、42席と少なめの座席数だったのもよかったかもしれません。

東京シャトル
2番手としては京成グループの「東京シャトル」が挙げられます。「東京シャトル」は東京・成田空港間を113便運行しています。価格は最も安く、事前決済すると900円、当日1,000円です。

(公式)京成高速バス 東京駅~成田空港900円(東京シャトル)

予約は楽天トラベルやじゃらんでもできるので、ポイントの消化にも使えます。チケットはこんな感じ。

ただし、予約は2日前の17:00までなので(楽天トラベルの場合)、急に思い立って使うことはできません。

乗り場はやはり東京駅と銀座駅ですが、東京駅の乗り場がちょっと駅から離れています。東京駅八重洲北口からは約200mあるのですが、逆に言えば、別の駅からアクセスしやすいという面もあります。日本橋駅(A3出口)からは約170m、三越前駅(B3出口)から約280mです。

銀座駅はアクセス成田の停留所に近く、宝くじチャンスセンターの斜向いの銀座教会のあるあたりです。

成田シャトル
最後に最も後発の「成田シャトル」について。こちらは長距離バスで有名なウィラーエクスプレスと京成バスの共同運行です。

(公式)東京(大崎駅)⇔成田空港を繋ぐシャトルバス(1,000円最短75分でアクセス!) |高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL

東京駅ではなく山手線の大崎駅の発着なのが最大の特徴。停留所発車20分前までネット予約ができ、ネット予約だと1,000円になります。直接行くと1,200円です。バス停は大崎駅の新西口から約100m、徒歩約4分の場所です。

ウィラーの運行なので、長距離路線仕様のバスで運行されることもあるようで、その場合にはUSBが充電てきたりWiFiがあったりするようですから、もしかすると快適さは一番なのかもしれません。

ウイークポイントは便数で、日に43便の運行となっています。

帰国時の利用
成田空港への行きに関しては、時間が決まっているのですから、事前予約で東京シャトルや成田シャトルを使うのが予定がフィックスできてよいかもしれません。

しかし、行きに発車20分前までネット予約できる成田シャトルにしても、成田空港発は乗車前日の23:59までの予約となっています(これが京成の限界なのか…)。

帰国時は航空便のディレイのリスクがありますから、予約をしての利用はなかなか難しいでしょう。帰りに関しては直接乗車でいつでも1,000円のアクセス成田に分がありそうです。

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