しょっちゅうやっているわけではないけれども、たまにネットオークションを利用することがある。主な狙いは「株主優待券」である。旅行の時のレジャー施設の利用料金が、大幅に割引になるので、グループで旅行する時には重宝する。
写真は藤田観光の株主優待券で、「箱根小涌園ユネッサン」と「下田海中水族館」の入場料が半額になるというものだ。
この優待券には利用人数の上限がないので、例えばユネッサンに大人4人、子ども4人のグループで行って、全館使える「パスポート」を利用したとすると、24,000円の入場料が12,000円で済んでしまう。この優待券をオークションで手に入れるのに、振込手数料やら郵送費負担も入れて1,000円もかからないと思うので、このケースだと1万円以上をセーブしたことになる。
似た事例としては、近畿日本鉄道の株主優待券で「志摩スペイン村」のパスポートが半額になる、といったものがある。これは今度、エクシブ鳥羽に行くときに使おうかな、なんて思っている。
こうした株主優待券は年に1～2回のタイミングで発行されるので、いつでも入手可能、というわけでもない。ただし、Yahoo!オークションをはじめ、楽天オークション、ビッダーズといった有力オークションサイトでは「アラート機能」といって、キーワードにマッチした出品があったらメールで知らせてくれるという機能を提供している。アラートを仕込んでおけば、マイナーな出品でももらさず知ることができる。
そういえば、ヤフオクを見ていたら、そろそろ終了の「冬の満喫プラン」の特典である平日夕食20％オフチケット、なんていうものまで出品されていた。僕が見たときにはなんと1円の値付けであった。こうした掘り出し物もうまく利用したいものである。