僕のクルマのカーナビは、パナソニック製の初期のハードディスクナビである。かなりデータが古くなっており、更新を検討していた。調べてみると、費用は21,000円だという。しかし、データを更新したところでクルマの外で使えるわけではないから、プランニングには役にたたない。旅はプランニングこそ命、というわけで、何年かぶりに地図を購入することにした。
購入したのは「ミリオンツーリングマップ」である。バイクのツーリング用の地図で、この手のいわゆるツーリングマップを買うのは初めてだったが、これこそリゾート会員権のおともとしてふさわしいのだとようやく気づいたのだった。
リゾート行で大事な林道などもしっかり色分けされていてわかりやすいし、ツーリングマップならではの地図上に記載された観光情報もはじめての場所では役に立つ。
こうしたツーリングマップだが、現在のところ、3種類のチョイスがある。一番無難なのは昭文社の「ツーリングマップル」シリーズである。通常版と豪華版「ツーリングマップルR」の2系統があり、Rの方は耐水紙でリング製本だ。オカネに余裕のある方は、この「R」をチョイスするといいだろう。
僕が買った「ミリオンツーリングマップ」は今年出版された後発で、ツーリングマップル並みの価格でリング製本なのが最大の特徴だ。昭文社が地図上のコメント情報の取材力に定評があるのに対し、ミリオンの方はかなりあっさりしている。僕はコメント情報はそれほど重視していないので、価格とリング製本の利便性を買ってミリオンをチョイスした。
この「ミリオンツーリングマップ 関東・甲信越」は、エクシブで言うと西はエクシブ浜名湖から東はエクシブ那須白河までをカバーする。関東甲信越といってもかなりの範囲なので、東京にお住まいの方なら困ることはないだろう。関西方面の版はないので、その点は全国を網羅したツーリングマップル(昭文社)に断然分があることになる。
さて、肝心の内容だが、かなり満足している。例えば、エクシブ蓼科はビーナスラインとメルヘン街道の中間にあって、その2つの道をつなぐ連絡路はエクシブオーナーにとってきわめて重要だが、この地図ではちゃんと色づけされて重要な道だと位置づけられている。
また、先日訪れた入笠山に向かう林道も、やはり色づけされていて使い勝手のよさを感じた。
高速1,000円上限の制度で、なんでもかんでも高速で、というトレンドもあるだろうが、それは旅の醍醐味を損なっているようにも思う。カーナビ派の方も、たまには地図を片手にプランニングをしてみてはいかがだろうか。
うちのHDX300Dも古いHDDナビですが、
12VのACアダプタをつければ屋内でも使えたり
します。
ACアダプタは、合うアダプタをハードオフの
ジャンク箱から探しました。
(キヤノンのプリンタ用みたい)。
もっとも、リンク先のMapFan Webでルートは
検索できるので、プランにはこれもおすすめ
です。
こんにちは。HDX300Dは画期的な製品でしたね。もう7年も前になるんですね。以下に当時の記事を見つけました(登録しなくてもスタイルシートを外せば読めます)。
松下通工,17万8000円と低価格のHDDカーナビを発売 – クルマ – Tech-On!
クルマの中という振動や熱がハンパない過酷な条件下で、ディスプレイ一体型のHDDナビを低価格で出した、ということで、パナソニックってなんてすごいんだろうと思った覚えがあります。
いつも楽しい話題をありがとうございます。
八ヶ岳エコーラインが全線開通する情報を得ました。
エクシブ蓼科へのアクセスが少しはよくなる?
以下、某記事の引用です。
「12月17日 エコーライン全通だそうです。
着工から15年、時間がかかりましたね。最後の工区となっていた茅野市芹ヶ沢付近のところができあがるそうです。12月17日に開通式を行って、ビーナスラインと直結となります。
富士見町、蕎麦の『おっこと亭』の下、数百メートルのところを起点として、富士見町・原村の高原地帯を横断し、白樺湖へ抜けるルートとして、重要な幹線ルートになります。白樺湖、蓼科方面から、諏訪南インターへの主要ルートにもなりそうです。」
これからの季節は鹿との衝突には特に留意したいものです。
kite100さん、こんにちは。情報ありがとうございます。ビーナスラインとの接続部分がようやく完成ですね。今年はなんだか鹿との衝突が多いんだそうです。
ところで、八ヶ岳エコーラインの正式名称は「八ヶ岳西麓広域農道」といいます。「農道」なので、所管は国土交通省ではなくて、農林水産省なんだそうです。