Yahoo!オークションには官公庁が出品している「官公庁オークション」というコーナーがある。滞納された税金を少しでも回収するため、差し押さえた品をオークションにかけるのである。現在、エクシブのSグレードが2つ出品されている。
1つは写真のエクシブ鳴門サンクチュアリヴィラのバージョンZである。見積もり価格は4,894,000円となっている。せり売り方式なので、この金額から入札が可能だ。
もう1つはエクシブ蓼科のSグレードのノーマル26泊タイプ。こちらの見積もり金額は6,360,000円である。いずれもまだ入札前の参加申込期間なので、興味のある向きは週末に検討してみるとよいだろう。
既にエクシブを持っている人は「これはオークションだから特別に安いのだ」と思って現実から目をそむけてはいけない。実勢価格の下落はさらに進んでおり、仲介業者のサイトを見ると、エクシブ鳴門サンクチュアリヴィラのバージョンZは500万円にまで値を切り下げてきている。
希少価値で価格を保っていたSグレードも500万の大台を割ることに現実味が出てきたし、スタンダードグレードなら現在の取引価格は50万に満たない。こう値段が下がると、もうノーマルもバージョンも関係なくなってくる。ノーマルは会費が高い分かえって敬遠されるケースもあるから、狭いお部屋では価格の逆転現象すら見られるようになった。
昨年来の急激なエクシブの価格下落は、考えてみればこれは驚くべきこと、かつ、恐ろしい話だ。現在、リゾートトラストが主力で販売しているエクシブ箱根離宮やエクシブ有馬離宮の最低グレード、CBタイプのバージョンZ価格はおよそ550万である。要するに、メーカーから購入する最低グレードの金額で、最高グレードの会員権が手に入るように「既になっている」のである。
市場経済では「一物一価」が大原則である。同じ価値のものが違う場所で違う値段で売られていたら、それはやがてひとつの値段に収斂することになっている。そしてその原則は現在、世界レベルですごい勢いで広がっていて、もう誰にも止められない。
エクシブというリゾート会員権がこうした流れから無縁であるはずがない。エクシブの中古市場を「悪」と位置づけて、わかりにくいシステムをきちんと説明せず、「融通」という名の場外乱闘で差別化をする営業システムはもう限界だ。
リゾートトラストにできることは1つしかない。干上がった中古流通市場で生き残った数社を「公認」して、自ら中古流通市場を仕切り、「純正の中古」として価格をコントロールすることである。そうして会員権価格に秩序を取り戻さないと、自らが販売する新規物件の価格の妥当性が維持できない。
中古市場を放置することで、自らの首を絞めるのはもうやめにしないか? これまでは「無視」を決め込んでいたようだけれど、もうそろそろ手遅れになりそうな予感がする。まぁ、既にいくつも買っていて、後は捨てるまで使う覚悟の僕にはどうでもいいようなことだけれど。
resortboyさん、おつかれさまです。
私は週末や繁忙期に安く利用できることにMeritを感じて、会員権を購入しました。今は当初の思惑通りに使用できているため、何の不満もありません。
営業さんからどんなに条件の良い買い替え話があっても、Standardの会員権をUpgradeすることはまったく考えておりません。(Resaleはどうでも良いことですし)
ですが、RTが倒れてしまってはどうしようもありません。
私ができることは少しでもお金を落とすことなんでしょうが、この不景気のなか収入が増える見込みもないので難しいです。
一つできるとすれば、年間150泊以上の出張でTRUSTY東京を利用することなのですが、直前でのSingle4連泊が難しかったりするんですよね。
結局、他のホテルに宿泊しています。。。。
Sのバージョンはもう500を大幅に割り込んでいますが、反転の見込みは薄そうですね。あまりに安かったので、仲介での購入を検討しましたが、気が乗らず断念しました。
resortboyさん、皆さんこんにちは。
わたしは、エクシブの現在の利用状況に一応満足していますし、売却する気もありません。なので中古価格の下落は直接的にはどうでもいいようなことなのですが・・・。
でも、中古価格の下落が新規会員権販売の足を引っ張り、結果としてRT社の体力が消耗されるのは、会員として願い下げです。
中古市場への介入も考えてもらいたいです。
みなさんこんにちは。
僕は最近売却を考えています。
仕事柄毎月宿泊にいけるわけではなくせいぜい年に5~6回
費用対効果を考えると持ち続けてメリットがあるのか?疑問に思えてきました。
伊藤園グループなどは1泊2食付365日いつでも9.800円。
恐いもの見たさと言ってはなんですが、、、
先日初めて熱海の金城館で体験しました。部屋はそれなりですが食事などはまったく文句無いレベルです。
しかも上記料金でアルコールを含むドリンクも飲み放題(90分)
他にも企業努力で格安宿泊を提供し、顧客満足度も業績もUPしている企業は何社もあります。
あくまで個人的見解ですが、利用料や食事の値上げ、株主への減配などなど、リゾートトラストが行なうべき企業努力よりもオーナーに対し度重なる負担を要求している気がしてなりません。
顧客離れを防ぐためにも経営に有り方を見直して欲しいと思っています。
RT社の営業マンから「○○さんの部屋がほしい客がいるので売ってください。会社がその代わり有馬を特別価格でお売りします」と。有馬への買い替えの電話がありました。
明らかに架空の客をでっちあげていますね。全く得でもないのに「内緒にしてください」って。
この営業マンは新人でフレッシュで頑張ってるので好感を持っているのですが、
上司の悪知恵で毒されてきている感じがします。
前にも上司が出てきて白々しいセールストークに閉口してしまいました。
エクシブは気に入って活用してるので存続してほしいですが
こんなにネットが普及してるのだから誤魔化しや詭弁はもうやめてほしいです。
なんだか、馬鹿にされてるようで嫌です。
私は売却は考えてはいません。
仕事の都合とかで、なかなかゆっくりいけないので・・・。
でも会員権って、もっとメリットがあってもよさそうですよね~
新人営業マンのお話ですが、私も以前
「新人の営業に行かせますので、UPグレードのお話を聞いて下さい。」
って馴染みの営業さんに言われたので、どうぞ。って聞くことに・・・。
2時間近く話しして終わりましたが、次の日に他施設の体験宿泊の件で
電話すると・・・
私 「○○ですけど」
営業「はっ?どちらの・・・?・・・あ~。」
こんな営業マンから買う気にも、お付き合いする気もないです。
いくら新人でも・・・・。
びっくりしました。
はじめまして、いつも楽しく拝見させて頂いております。
以前は、「エクシブ最大限お楽しみ方法」の様な大変参考になりかつ愉快な話題が中心でしたが、最近は深刻な話題が多くなり少々寂しい気持ちにもなりがちです。
中古会員権価格はゴルフ会員権もそうですが会員の0.01%の売りに寄り付いてしまう恐ろしい売買形態のようです。株のように取引所があるわけでもないので急反発はほとんど期待できません。
以前のコメントにもありましたが、まずは「ホームグラウンド制」移行が必須のうように思います。
個人的な感想ですが、昨年より感じられる現象に、エクシブらしいホスピタリティーやお客様の周りに対する気遣い(食事時のドレスコードなど)、会員制の落ち着いた雰囲気が失われつつあることでしょうか。
いろいろと原因はあるでしょうか、新規施設に既存施設の顔だったスタッフが引き抜かれてしまって、新人教育が行き届かないせいでしょうか。箱根、有馬開業を控えて既存施設のサービス低下が危ぶまれます。
なにはともあれ、resortboyさんのブログを家族でよんでエクシブの旅行計画などいろいろなお話ができることに感謝しております。
皆さんこんにちは。リゾートトラストは「ホテル業」じゃなくて「会員権販売業」なので、どかっとキャッシュが入ってくる商品を売り続けるしかないのでしょうね。
同社はついに老人ホームの経営に乗り出しました。リゾートトラストのホームページをご覧ください。創業者の高齢化がこんなところにも現れているような気がします。
タカさんの伊東園グループのお話は興味深く伺いました。施設によってはアルコール飲み放題が含まれているんですね。僕も一度行ってみたい…怖いもの見たさで…(^^)
ゆうさんのお話とまったく同じような提案は僕のところにもありました。ダルさんからは新人さんの程度についてコメントいただきましたが、僕も最近会った新人の方は本当に…でした。エクシブは、ホテルは素晴らしいですが、営業体制は…ですね。そろそろ目を覚ましてほしいと思います。
kenchanさん、いらっしゃいませ。暗い話題が多くてすみません(^^;。まぁ僕くらいしかそういった話をガチで書く人間もいないので、これからもよろしくお付き合いくださいませ。
老人ホームといえば、1万円で払い下げたかんぽの宿が6000万円で老人ホーム業者に転売されてましたね。
リゾートトラストが大きくなったのは、倒産格安物件を
再生して会員権として売り抜けることができたからですよね。
那須も鳴門も初島も・・・
自社開発でなく、不況のときの二束三文物件をうまく
活用できれば活路があるかも。
すでに会員としては、今のサービスが値上げ抜きで
つづいてくれれば良いだけなんですけど。
自転車操業さん、いらっしゃいませ。
> すでに会員としては、今のサービスが値上げ抜きで
> つづいてくれれば良いだけなんですけど。
僕もまったく同じ希望を持っています。昨年にルームチャージの値上げがありましたけれど、それでもまだ僕はエクシブが一番いいリゾート会員権だという考えを変えていません。願わくばあと20年くらい頑張って…などと思っていますが、創業者(現会長と現社長)の次の経営者次第、ということでしょうね。
それよか
社員の待遇を良くしてくれ
サービス残業ばかりで1月に2か月分も働くのにうんざりだ
ステータスや気分の問題を除いて、簡単に考えると、
リゾート会員権の価値は、
{(一般利用の場合の価格-会員の割引価格)×利用回数-年会費}×利用年数
ですね。
利息を考慮に入れた割引率とか倒産リスクのプレミアムとか考えると
複雑になりすぎ訳がわからなくなりますので考えないこととします。
また、エクシブは会員限定利用なので一般利用の場合というのは同等のホテルとします。
「一般利用の場合の価格」は不況の影響で、ホテルがバーゲン価格の宿泊料を打ち出してきますと下がりますし、最近のルームチャージの値上げや食事の値上げによって「会員の割引価格」というのが上昇するとメリットが減少します。今はこのダブルパンチですね。この2つがイコールになると、会員権の価値も0に近づくのではないでしょうか?
会員権販売会社は日々の売り上げで利益を上げようと値上げをすると、会員権の販売はあきらめなければなりませんね。
TKさん、コメントありがとうございます。
> 会員権販売会社は日々の売り上げで利益を上げようと値上げをすると、会員権の販売はあきらめなければなりませんね。
ここはパラドックスですね。景気が後退して、会員権が売れなくなってきたので、会社の利益を確保するためにホテルの利用料金(ルームチャージやレストラン)を値上げすると、会員権を持つメリットが薄くなる、ということで。
まぁ、リゾートトラストに残された時間は多くはないと思いますから、早急に中古市場の立ち上げに取り組んでほしいと思います。
この記事の写真で取り上げた鳴門のサンクチュアリは400万円台の前半で取引されているようで、まぁえらい安いですね。記事では500万円とか書きましたが、もっと値が下がっています。Sグレードになると、会費もそれなりに高いですから、かえって値下がり要因ともなってくるというのが、これまたパラドックスというか…。
中古会員権の値段は「需要と供給」、つまり、「いくらなら売っても良い」「いくらなら買っても良い」という考えが一致した結果の値段であり、「安くても売りたい」という人がいる限り、中古会員権価格の下落を止める事はできないでしょう。
>リゾートトラストにできることは1つしかない。干上がった中古流通市場で生き残った数社を「公認」して、自ら中古流通市場を仕切り、「純正の中古」として価格をコントロールすることである。
輸入外車などでは「ディラー物」と「並行輸入品」と車体番号で区別する事があるようですが、リゾート会員権は「元はリゾート会社が売ったもの」で、「すべて純正の中古」である筈です。それを区別するのは無理でしょう。下手に「公認」システムなど採用すると「売る人は安くなり」「買う人は高くなる」という事になる恐れもあるでしょう。
中古会員権価格の下落を食い止める為には「リゾート会社がリゾート会員権を買い取れば良い」のです。「安くても売りたい」という人の会員権を買い取ってしまえば、「格安中古会員権」は市場から消えるでしょうし、そうしないとなくならないでしょう。リゾート会社が「いくらで買い取る」という対応をすれば、中古会員権の価格は、それ以下には下がらない筈です。
【疑問】リゾート会社は、どうして、中古リゾート会員権を買い取らないのか?
みなさんなりのご意見をお伺いしたい所です。
P.S.
ここにコメントを書くと「Website」に書いた U.R.L. に多くのアクセスがあります。一応、断っておきますが「Website」に書いた U.R.L. にはリゾート関係の情報はありません。
匿名ですいません。最近は中古市場の価格も一時よりは上向いた気がしてますが、この記事のころよりは更に下がってますね。株価は上がっているようですが、、、、。RTとしては全く対策する気はないんでしょうね。
買い増しするには安くていいんですが。
本題です。最近、買い増ししたのをやっと、営業さんが気づいてか?早速買い替えの営業にやってきました。
2つの内1つをほぼ定価。買いました1つを定価の半額、僕が買った価格の5倍くらいで下取りし、某所のSの売れ残りに買い換えるという話。年会費が減るのと、中古が5倍の評価額に一瞬だけ目がくらみましたが、追い銭350万払って、宿泊数半減。しかし営業に言ってくれれば宿泊数はほぼ無制限に大丈夫などと相変わらずの営業トークに嫌気が差しました。同じ人間が、1年前には、スィート(E)の権利でも、言ってくれればいつでもSS(S)の部屋をお取りできますと、グレードアップさせたのにね~。
話のの中で鳥羽別邸に続き,湯河原のほうも本格的に始動し箱根離宮のようにSには、温泉つき。六甲と強羅(リゾーピアの隣)はサンクチュアリビラになる様子。房総(まだ持ってたのかい)にもSVですと、いつになるのか分からない話を盛んにアピールしてました(Sの優位性を)
年を取って遠くに行くのが億劫になってきました。首都圏住まいなので、湯河原、強羅、房総 に早く作ってくれないかな~と夢想します。房総に鳴門のようなものを作ってくれるとせっせと通うことになるだろうと思うのですが。
匿名さん、コメントありがとうございました。相変わらずの営業スタイルですね。個人的にはとても懐かしい感じです。
湯河原のエクシブの現場については、リゾート修行の道に入られた方が現地入りしてくださったので、その一端を垣間見ることができて感謝しています。なんでも随分大きなホテルになるみたいですね。
湯河原って、リゾートというよりも、老人ホーム的なイメージがあるのですが、僕だけかな?