東急ステイ、フレンドリーホテルが終わる

ガラ権(日本独特のリゾート会員権という商品)の歴史をたどると、かつては現在のようなリゾートホテルだけではなく、かなりのメーカーがシティホテルと称して、現在で言うビジネスホテルを利用施設に組み入れていた時代がありました。

歴史的転換点ふたたび

一般に、東急ハーヴェストクラブがエクシブやベイコート倶楽部よりも高級だ、という概念は、過去に一度もなかったと思います。しかし、時代は変わりました。このほど募集が開始された「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根湖悠」の「開…

東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA

東急不動産は群馬県の草津温泉で、2027年3月(予定)に「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」を開業します。一般販売前の「特別縁故会員募集」として2024年11月上旬より販売が開始される見通しです。

ホテルコンドミニアムの問題点

リゾート会員権分譲会社(ガラ権メーカー)の次なる商品として、「より新しい」とされる「ホテルコンドミニアム」が急に話題となってきました。リゾート会員権市場が飽和し、かつ、分譲後にさしたる収益が見込めないホテル運営を嫌ったと…

カハラ横浜と鬼怒川渓翠が1ミシュランキーに

2024年7月4日にミシュランガイドが、「ミシュランキー」と呼ばれる「鍵の数」で宿泊施設を評価したセレクションを発表しました。その中にリゾートトラストの「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」と、東急不動産(東急リゾーツ&ス…

ハーヴェストクラブの「年会費」

先日、珍しく某ハーヴェストクラブに宿泊しました。アサインされたお部屋には、ハーヴェストクラブのパンフレットがいくつか置いてあり、「まぁ知ってるよ」などと思いながらも手に取り、つらつら眺めていたところ、あることに気がつきま…

トリプルアクセルを決めた箱根明神平

東急不動産はリゾート会員権の新商品「東急ハーヴェストクラブRESERVE箱根明神平 In nol hakone myojindai」の一般向け販売(第1次会員募集)を、2月3日から開始しました。今日はこの恐ろしく長い、へ…

東急式錬金術の系譜 – 5(現状と今後の懸念)

オフ会は明日に迫りました。テーマである東急ハーヴェストクラブの話を事前公開で連載しておりますが、ビジネスモデルを俯瞰したところで終わってしまいました。実際のところは、使い勝手とか各種ルールなどの話に、皆さんご興味があるの…

東急式錬金術の系譜 – 4(居候小規模開発)

東急ハーヴェストクラブのビジネスモデル研究の続編です。今日はここ数年の小規模開発をレビューして、コロナ禍前後での状況変化についてまとめてみます。題して「居候小規模開発編」です。

東急式錬金術の系譜 – 2(木造戸建会員権の販売)

東急式リゾート会員権による錬金術の研究、トピック別の2回目は、同社に特有の木造戸建をベースにしたリゾート会員権販売について、その系譜を振り返ります。東急ハーヴェストクラブ会員になったことがない研究家の取材経験からまとめた…

東急ハーヴェストクラブ発展史の草稿メモ

1カ月くらい、集中して東急ハーヴェストクラブのことを考えようと思っていたんですが、なかなか思うように時間が取れないので、研究データ的なものを皆さんにお見せしながら、オフ会までの3週間を使っていっしょに考えてみたいと思いま…

東急ハーヴェストクラブ伊東、2016年のリニューアル

東急ハーヴェストクラブ伊東は同社8番目の会員制リゾートホテルで、1993年の開業です。今年で開業30年になりますが、訪れてみるとまったくそのような古さは感じられず、非常にモダンで現代的な印象を受けます。それは2015年か…