ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ、「街側」の予約

我が家が7泊8日をすごす宿をRCIの海外リゾート交換で確保できたので、次は一緒に行きたいと言い出したジジババの宿の確保です。結論から言うと、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジで手配をすることにしました。問題はどのタワーにするか、ということです。

各論の前に、ヒルトンに決めた理由から説明します。まず以下のマップを見てください。これは宿泊するコンドミニアム、Aloha Towersを中心に、半径800メートルの円を描いたところです。要するに徒歩10分以内のエリア、ということです。

ワイキキ内はトロリーバスで移動するつもりですが、トロリーは早朝は動いていませんから、歩いて迎えに行ける範囲でないといけません。西側はヒルトン・ハワイアン・ビレッジの端がかするくらい、東側はハイアット・リージェンシーあたりまでが候補です。

後期高齢者が2人で泊まるのですから、あまりヘンなホテルは好ましくありません。しかし、ハレクラニやモアナ・サーフライダー、ロイヤル・ハワイアンはもちろん、ハイアット・リージェンシーやシェラトンも予算的に厳しい感じがしましたので、アウトリガー系でまずは検討しました。

Aloha Towersのすぐ近くにオハナ・ワイキキ・マリア（OHANA Waikiki Malia）がありますから、そこでいいじゃんと思いましたが、資料を作っているうちにさすがに「コレジャナイ感」が湧いてきてしまいました。

（公式）オハナ・ワイキキ・マリア

なんとなくヒルトン・ハワイアン・ビレッジのホームページを見てみると、トップに「1泊1室215ドルから」なんて書いてあるじゃぁありませんか（以下のスクリーンショット参照）。えっ、そんなに安いんだ…。ヒルトンを有力候補として検討開始です。

（公式）ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート

ヒルトンなら、カリア・タワーがいいと思いました。カリアは一番海から離れていますが、逆にトロリーのバスストップからは一番近いです。これはワイキキ方面行きのバス停から見上げたところですが、右がカリア、左がタパ・タワーです。

また、クヒオ通りの方から歩いて行く時には、フォート・デ・ルッシー公園を横切っていくと、いちばん最初にたどり着くのはカリア・タワーです。それにヒルトンの中では一番新しいです（タイムシェアだけのグランド・ワイキキアンを除く）。海からは一番遠いですが、逆に山側のビューには期待が持てます。

カリアの1階にはスターバックスが入っていますから、朝食を採りながらの待ち合わせにもいいと思いました。ヒルトンの外に出て食事をするのにも便利でしょう。

ところが、ヒルトンの直接予約ではカリア・タワー指定のプランが出てきません。Google先生で調べてみると、「カリアタワー指定は、旅行代理店のツアーパッケージのみ」なんていう記述が見つかりました。うーん、奥が深い。

ここからさらに小一時間、ネットと格闘して、結局、阪急交通社でヒルトン・ハワイアン・ビレッジ指定のフリープランで手配することにしました。

阪急交通社っていうところがミソで、あまり小さな旅行代理店だといろいろ不安ですし、支払にクレジットカードすら使えません。阪急は大手の一角ですが、ハワイのツアーはアールアンドシーツアーズというJTBの子会社に丸投げしており、ぜんぜん力を入れていません。取り扱い規模が小さいので、空港送迎もHISやJTBのように大型バスではなくリムジンですし（繁忙期は違うのかもしれません）、お部屋のリクエストも通りやすそうな気がしました。

かくして、ヒルトン5泊＋チャイナエアラインのホノルル往復＋空港リムジン送迎＋レインボー・ラナイでの朝食1回（ツアーのオマケ）という内容で、部屋指定はなしで手配しました。指定オプションで「カリア・タワーのマウンテンビュー」なんていう変わった設定はありませんから、部屋指定なしの一番安い設定で申し込んで、高層階をリクエストしておきました。これでカリアかタパで落ち着くだろう、という目論見です。

料金は、税金などもコミコミの支払総額で、2人で30万円ちょっと（正確に言うと1人当たり151,110円）でした。もっと安くする方法があるのかもしれませんが、個人的にはこれで十分に思えました。だって、ちょっと前にHISで聞いたANAのチケット代よりも安かったのですから。