VIALA箱根湖悠の歴史的バブル

最初にお断りです。今日は東急ハーヴェストクラブVIALA箱根湖悠の話を書くのですが、僕は現地を訪問していないので、この冒頭の写真は特に関係のない箱根外輪山の写真です(エクシブ箱根離宮の隣にある箱根吟遊から撮影)。本題は、2024年10月23日に開業したVIALA箱根湖悠の売り物を東急不動産がまだ持っていて、この4月10日より「最終会員募集」として販売することについてです。

この数年の東急不動産の会員権販売手法に関しては、価格が高騰してバブルの様相となっていることから、立場によってさまざまな見方があると思います。特にこのVIALA箱根湖悠はその高騰ぶりが激しく、ガラ権ウォッチャーならずとも、誰もが驚くものとなっています。

現在の価格は以下のようなものです。総額3,501万円で販売されます。

7種類の価格で

東急不動産はこのVIALA箱根湖悠を、これまで7種類の価格で販売してきました。販売活動が開始されたのは2023年の1月で、最初の「特別縁故会員募集」の価格は2,060万円でした。それが次の「縁故会員募集」で2,071万円になりました。ここまでが既存顧客向けの販売です。

2023年8月には一般募集が開始され、報道発表も行われましたが、その発表資料に価格は書かれていませんでした。東急はこの会員権の価格が「時価」であることを認識していたのかもしれません。その時の「第1次会員募集」の価格は2,291万円でした。

その後、開業までに2度の値上げがありました。「開業直前会員募集」が2,489万円、その2次募集は2,720万円でした。

2,000万から3,500万へ

東急は開業後も募集を続け、「開業記念会員募集」は3,006万円でした。そして今回、価格が3,500万円を突破しました。この会員権は1室を12分割で販売していますので、単純に掛け算をすると1室が4億円を超えた計算になります。

会員権の売主である東急不動産は、こうした値上げをどのように表現して募集しているのでしょう。今回と前回の募集で、会員権価格の中身を比較してみます。

今回の最終会員募集、3,501万円の内訳は以下の通りです。
・土地建物等代金1,521万円
・入会金:1,870万円
・会員資格保証金:50万円
・営繕充当金60万円

一方、前回の開業記念会員募集、3,006万円の内訳が以下です。
・土地建物等代金1,521万円
・入会金:1,375万円
・会員資格保証金:50万円
・営繕充当金60万円

12人で4億を払って2億の部屋を使う

これらを比較してわかることは、値上がりは入会金部分であることです。なるほど、縁故募集などで早期に応募できる既存会員や東急不動産の顧客であれば、このリゾートクラブに「入会」するための権利金部分が安くなる、というわけです。ホーム主義のクラブとしては合理的にも思えます。

そして現在、この会員権はおよそ半分が入会金であるのだから、このクラブに入るには1室あたり2億円を支払う必要があり、入会できれば1室2億円のホテル客室を利用できる、ということになります。それを1室12人で分け合って、不動産の保有コストと利用料金を都度負担しながら利用していく、というのがこのリゾートクラブの大枠となっています。

これが合理的かどうかは人によりますが、理解することは可能でしょう。一見バブルのように見えますが、ホーム主義のリゾートクラブで施設の価値が評価されて価格が上がるのは、むしろ自然なことなのかもしれません。

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