エクシブ財政出動シーズン、冬キャンペーンまとめ

例年、冬にはエクシブにおいてお得なキャンペーンが打たれることが多いのですが、2026年1~3月は、例年以上にバラマキ色の強いラインナップになっています。会員の立場から見れば「スタンプ倍」「お年玉クーポン」「チル旅」「新春Smile Plan」と、お得な企画がずらりと並ぶのはうれしいですが、果たして喜んでいい話なのか。お得情報と分析の両方から迫ります。

数字達成のプレッシャー

背景にあるのは、冬の閑散期の底上げに加えて、リゾートトラストが投資家に約束している稼働率の下振れという、運営側のはっきりした事情があります。

詳しくはFANBOXで解説していますし、この記事の主題ではないので結論だけ言いますが、11月13日に発表した中間決算で同社は通年の稼働率を下方修正しています。エクシブで0.4%、ベイコート倶楽部で0.9%の下方修正は誤差と見てもいいのですが、サンクチュアリコートでは通年稼働を約4%も下げました。

決算説明資料|IR資料|投資家情報|リゾートトラスト株式会社

僕の見立てでは、この下方修正でもかなり「強気」であると思います。下方修正を11月にもなってしたのだから、達成できなければ物笑いなので、運営には本部から相当なプレッシャーがかかっているはずです。

財政出動4キャンペーン

というわけで重層的なキャンペーンがやってきました。

この冬のエクシブでは、スタンプラリー「リゾートコレクション」の「スタンプ倍付け」、Web予約限定の「お年玉キャンペーン」、「新春Smile Plan」、「チル旅プラン」と、4本柱のキャンペーンが同時期に走っています。

どれも見かけ上は「お得な特典」ですが、スタンプ倍による金券・ポイント還元、館内利用クレジット、平日限定クーポンなど、実質的な値引き手段が多層的に仕込まれており、かなりの原資が金券として投下されているのが特徴です。

以下では、4つのキャンペーンをざっと整理していきます。

スタンプラリー「リゾートコレクション」冬のボーナス

期間:2025年12月〜2026年2月
これは既にスタートしています。冬のボーナスキャンペーンとして、対象期間中は宿泊ごとのスタンプ(1泊1室単位)が通常より多くもらえます。​

特典:温泉のあるホテル(軽井沢、箱根離宮、有馬離宮など多数)を利用すると「冬のボーナススタンプ」が+1個プラスされる。温泉がないホテルでもWeb予約なら対象になるので、実質的には現時点で開業している会員制の全施設が対象です。

狙い目:スタンプが倍速で貯まるため、ステージ達成時の金券や途中のポイント還元を前倒しで獲得できるチャンスです。これは将来の宿泊費に充当できるため、実質的な「未来の値引き」と言えます。

10スタンプを5泊で達成できますから、途中でもらえる1,000 + 1,500 + 2,000の合計4,500ポイントに加えて、カード達成で確実にもらえる20,000円の平日金券とあわせて24,500円分の還元が5泊で得られます。

抽選への期待値も含めると、1泊1室あたり5,000円の還元となり、非常に魅力的です。

(公式)<RTTGアプリ限定>デジタルスタンプラリー2025「リゾートコレクション」~会員制ホテルの会員様限定~冬のボーナスキャンペーン(2025.12月~2026.2月)|おすすめ情報|ホテル|リゾートトラストグループ サービスサイト

予約期間限定「お年玉キャンペーン」

期間:2026年1月〜3月
対象プランをWeb予約すると、1泊1室あたり5,000円の館内利用クレジット(お年玉)が付与されるキャンペーンです。​クレジットは夕食時のドリンク、ラウンジ利用、物品購入以外の館内施設利用で使えます。対象プランは「ディナーチョイスプラン」「XIV GATEWAY PLAN」などです。

対象となるのは、いわゆるオールドエクシブです(浜名湖は除外)。

対象エクシブ:那須白河(本館、ドギーヴィラ、ザ・ロッジ)、軽井沢(本館、サンクチュアリヴィラ)、初島クラブ、鳥羽&アネックス、蓼科、山中湖(本館)、琵琶湖、白浜&アネックス、伊豆、淡路島

特徴:予約対象期間と利用対象期間が分かれています。サンクスフェスティバルを待たずに予約をする必要があるかもしれません。

キャンペーン対象予約期間
第1弾:2025年12月1日(月)~12月20日(土)
第2弾:2026年 1月8日(木)~ 1月31日(土)

キャンペーン対象利用期間
第1弾:2026年1月4日(日)~2月27日(金)の宿泊
※キャンペーン対象外日:土曜日・1/11(日)・2/22(日)の宿泊
第2弾:2026年2月1日(日)~3月31日(火)の宿泊
※キャンペーン対象外日:土曜日・2/22(日)・3/20(祝)の宿泊

最大利用室数は3室なので、家族やグループでの滞在にもメリットがあります。3室なら最大15,000円相当が割り引かれます。

活用法:夕食時のドリンクに充てるのが普通でしょうかね。いつもよりいいお酒を飲んで楽しみたいですね。ディナーチョイスプランで、夕食をアラカルトで軽くして、食後にラウンジに行くのもよさそうです。

(公式)ご好評につき今年も開催!<Web予約限定>お年玉キャンペーン|おすすめ情報|ホテル|リゾートトラストグループ サービスサイト

新春特別フリードリンク

新春Smile Plan(Forest & Lake / Ocean)

期間:2026年1月〜3月
1泊2食付き+館内利用クレジットがセットになった、分かりやすいパッケージプランです。​ホテルごとに対象日が違うので、公式サイトで確認してください。ここではまとめきれません。

また、このプランは1室2~3名の設定なので、おひとりさまは使えません(上記のスタンプ特典とお年玉は人数が関係ありません)。

(公式)対象期間/2026年1~3月<Web予約限定>新春Smile Plan|おすすめ情報|ホテル|リゾートトラストグループ サービスサイト

このSmile Planは通年の格安プランですが、冬は大人1人につき1,000円、小学生1人につき500円のクレジットが付き、ドリンクやラウンジで使えます(有料ラウンジ営業のないホテルのみ、ショップでも利用できます。それは伊豆と淡路島です)。

対象エクシブはやはりいわゆるオールドエクシブ(那須白河と浜名湖を除く。ただし那須白河ロッジは対象)で、グレードはスタンダードとラージです。

ラインナップ:山中湖や蓼科などの「Forest & Lake」(高原系オールドエクシブ1軍。後から琵琶湖を入れたのでForest & Lakeとなりましたが、まぁ「ブルー・シャトウ」みたいな感じですかね)、初島クラブ、伊豆などの「Ocean」(海岸系オールドエクシブ2軍)と、2種類の価格設定があり、中には夕食を部屋で楽しめるプランも用意されています。​

メリット:最初から食事が付いているため予算が立てやすく、閑散期限定のクレジット特典により実質的な割引率が高くなっています。

激安「チル旅プラン」が対象ホテル拡大

期間:2026年1月4日〜2月28日
「宿泊(素泊まり)+平日館内クーポン+子ども無料」を軸とした、1人2,500円をうたう「史上&市場最低価格」のプランです。​これについては以前に記事を書いたので、よろしければそちらも見てください。

今回より対象ホテルに軽井沢(本館)・山中湖(本館)・蓼科が加わり、僕が行きそうなホテルは全部がチルの刑に処されることになり、とても悲しいです。

対象エクシブ:エクシブ山中湖(本館)、軽井沢(本館)、蓼科、初島クラブ、伊豆、鳥羽(本館/アネックス)、琵琶湖、白浜(本館/アネックス) 

意味不明な安売りをやめよ

構造:基本は「お部屋のみ」で、そこに必要に応じて「グルメオプション(このプラン専用の安い食事=丼など)」を追加していくアンバンドル方式。

金額はオールドエクシブ2軍が1室1万円で、オールドエクシブ1軍が1室1.2万円です。しかも、平日なら1室あたり3,000円の館内クーポンが付くので、1室7,000円。4で割ると1人1,750円というスーパー銭湯もびっくりの価格です。

(淡路島が対象外なのはなぜなのか? もちろん那須白河と浜名湖は対象外です)

スタンダード限定ですが、初島クラブだけはラージグレードも使えます(1部屋1万円で3,000円クーポンなので実質7,000円。定価は22,550円のDタイプが当たれば7割引き)

なんと土曜日も使えます。ただし3,000円のクーポンが付きません。

お得ポイント:大人2名以上で小学生以下の子どもが無料になる特典が強力です。さらに予約期間が第1弾〜第3弾のように限定されており、「今予約しないと損」と思わせる仕掛けになっています。​

第1弾:2025年12月 4日(木) 正午12:00 ~ 12月11日(木) 17:00
第2弾:2025年12月18日(木) 正午12:00 ~ 12月25日(木) 17:00
第3弾:2026年 1月13日(火) 正午12:00 ~ 1月20日(火) 17:00
ラストチャンス:2026年1月27日(火)正午12:00~ 2月9日(月)17:00

ワゴンセールとか、タイムセールとか、そういう感じですね。

(公式)対象期間/2026年1月~2月<Web予約限定・客室グレード限定>チル旅プラン|おすすめ情報|ホテル|リゾートトラストグループ サービスサイト

なぜここまでバラまくの?

今回、「価格の分かりやすい値引き」と「将来利用を約束させる形のインセンティブ」が、閑散期に集中投入されました。スタンプ倍・クーポン付与・館内利用クレジット付き・子ども無料などが重なった、超財政出動シーズンです。

今回の4つのキャンペーンを整理すると、「誰の、どの単価帯の稼働を埋めたいのか」がきれいに3層に分かれて見えてきます。

法人・価格敏感層(チル旅・新春Smile)
「チル旅」は素泊まりベース+子ども無料で、総額を抑えたいファミリーや、レストラン関係なしに部屋でエンドレス飲みをしたい法人従業員の利用に向けています。「Smile Plan」は食事込みの安心パッケージで、予算決裁が必要な法人利用(利用補助対象など)のド真ん中を埋める仕様です。

高単価プラン利用者(お年玉キャンペーン)
「お年玉キャンペーン」は、対象プラン(比較的高単価なものが多い)に乗るような比較的「慣れている会員」に対し、クレジットという形で還元します。単価を落とさずに「迷っている高単価客」の背中を押す役割です。

将来の再訪・ハシゴ宿泊(スタンプラリー倍付け)
スタンプ倍は、今すぐの値引きではなく、達成時の金券やポイント還元という「将来の割引」です。冬の間にスタンプを一気に貯めさせることで、翌シーズン以降の再訪を確約させる、中期的な稼働作りの施策です。

それにしても、すごいバラマキです。僕はこのなりふりかまわない様子を見て、かつてセラヴィリゾート泉郷が行っていた冬のキャンペーンを思い出していました。リゾートトラストとは経営状況がまったく違いますが、必死であるのは同じでしょう。

ともあれ、現実的には会員制でもなんでもなくなりましたが、古くなったエクシブもこうしてまだ利用できるんですから、淡々と上手に使いたいものです。

消えた団体旅行を吸収するエクシブ

3 comments

  1. 情報取りまとめ、ありがとうございます。
    もう一つ60以上になりますが、以下もありますね。
    https://www.rtg.jp/hotels/reco/detail/?reco=00441
    これがどれくらいお得なのかわからないですが
    土曜日も使えるのと鳴門が仲間入り、かつスタンプラリーと
    組み合わせ可能です。

  2. resort boyさん こんにちは

    いつも一年くらい遅れて情報を得ています。
    今年からスマイルプランで山中湖と初島と蓼科を利用しました。
    4人家族全員で行く時はルール上二部屋になってしまうので少し不満でしたが、良い事もあるんですね!ポイントが2倍になります。
    実はスタンプラリーも、どうせ集まらないだろうと思ってやっていませんでした。縦横斜めの紙のスタンプしか知らないので 汗。
    早速アプリから試してみたら四つポンと押されました。
    今月も4人でふた部屋、来年はポイントが2倍で俄然エクシブ宿泊意欲が沸いてきました 笑。
    スマイルの方が土曜日も館内チケットが付くのでお得かなあと思います。ラージのお部屋も取れますし。
    シルバープランは2人でもスイートに16000で泊まれたのにと残念な思いはあります。

    resort boyさんのブログのおかげでとてもお得で有意義な旅ができています。
    本当にありがとうございます。

  3. のぶぱんさん、さちさん、コメントありがとうございます。

    スタンプカード倍付けはかなりのインパクトがありますよね。僕も「もう1枚頑張る」ことにしようかと思っています。

    なにしろ2食付で2泊すればスタンプ4つ。それを2回やるとスタンプ8つプラスですから、もう1泊足すとなんと金券2万円バック確定です。

    バカだなぁと思いながらも、毎月毎月、同じような旅を続けています。

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