
スイーツから牛脂へ
本連載は「旅を通して転移がんを克服した全記録」です。(編集担当:resortboy)
断スイーツを徹底してから数カ月。幸い、奥歯の痛みは治まっていました。ひょっとしたら、私にとって小峰理論は本当に正しいかもしれない。そう思い、今までいい加減にやっていた「プチ糖質制限」をもっと本格的にすることにしました。
この時も、私は再度学習からスタートです。
かまいけ式
以前買い込んだ糖質制限の書籍を、数冊読み直しました。すると、前とは全く違った真実性で迫ってくるのですね。
特に、次の本を熟読しました。
医者に頼らない! 糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術 かまいけ式でスローエイジング!
・野生動物には肥満はいない
・人類の主食は動物の死骸として残った「骨」
・骨を石で砕いて中の「骨髄」を食べていた
・骨髄は栄養学的に最高で、たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルの宝庫
・骨髄にも肉にも糖質はない
ここから「かまいけ式糖質ゼロ食」を開始しました。
私は奥歯を守りたい一心で、「ご飯、パン、麺」を食べるのをやめました。糖質制限については健康長寿の本質にかかわることなので、後日、改めて詳しくお話したいと思っています。
植物油を避けよ
さらに、私の食生活は激変していきます。次の本も衝撃でした。天地がひっくり返りました。
細胞が生き返る奇跡の「脂」食革命: 体の“代謝システム”を変える食事法 (単行本)
この本によれば、今まで健康に良いとされていた一般的な植物油は、実は悪者でした。
スーパーなどで手軽に購入できる安価な植物オイル(大豆油、コーン油)には、リノール酸(オメガ6脂肪酸)の含有量が多く、過剰に摂取すると体内で炎症を引き起こします。私にとってこれらは「危険品目」になってしまいました。
スーパーの惣菜売場でずらりと並べられているコロッケやから揚げ、トンカツ、てんぷらなど、とても美味しそうでしかも安い! つい手が伸びます。しかし、これらにはオメガ6脂肪酸が大量に含まれていて、取り過ぎれば健康を害します。
マーガリンやショートニングは植物油を加工して作られる油脂であり、オメガ6脂肪酸を多く含みます。スーパーのパンコーナーにずらりと並べられた美味しそうなパンや焼き菓子に、風味や食感を調整する目的でこれらは使用されます。
糖質+オメガ6脂肪酸。この組み合わせは最悪で、これらも私の「危険品目」になってしまいました。
牛脂を食らう
逆に、悪者だった飽和脂肪酸こそが善人でした。バターやラードのような動物性脂肪を過剰に摂取するとコレステロールを上げて健康を害する、という固定観念は間違っていました。飽和脂肪酸こそ人間の健康に必要な栄養でした。
現在、私が凝っているのは、グラスフェッド(牧草飼育)の牛脂です。
これをネット通販で購入し、フライパンにたっぷり飽和脂肪酸を絞り出すのです。そして牛肉の細切れ、舞茸、玉ねぎを加えて炒め、塩コショウで食べます。これが実に美味くて効果抜群です。
その効果とは…
(続く)
【次回】第3-9回・私は体の仕組みを知らない
【前回】第3-7回・さよなら、ラウンジライフ
(スペシャル対談)私のリゾートライフの全体マップ
(筆者ホームページ)舟橋栄二「第二の人生を豊かに」

