マリオット、ヒルトンの爆上げが来た

「がん患者よ、旅に出よう!」は、トラベルライターの舟橋栄二さんによる連載です。早期退職でリゾートライフを満喫する日々の裏には、2度の手術を含めた「がん」との闘いがありました。「旅は生きる喜び。その喜びをがんに奪われたくない」
本連載は「旅を通して転移がんを克服した全記録」です。(編集担当:resortboy)

コンラッド大阪から名古屋に戻った私は、ふと、東京都内のマリオットやヒルトン系ホテルの宿泊代金をホームページで調べてみました。もう過去の話ではありますが、今年(2025年)のゴールデンウイーク明けの平日、5月8日の木曜日で比較してみたのです。

以下はすべて、2名利用で1泊のルームチャージ(税サ込)の総額です。

東京都内のマリオット系ホテル

まずはマリオット系から。

ブルガリ ホテル 東京 253,400円
東京エディション銀座 144,610円
ザ・リッツ・カールトン東京 133,742円
東京エディション虎ノ門 132,593円
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 114,898円

ここまでが超高額10万円超えで、以下、続きます。

メズム東京、オートグラフ コレクション 96,140円
ウェスティンホテル東京 82,119円
ザ・プリンス さくらタワー東京 56,848円
ACホテル東京銀座 54,479円
アロフト東京銀座 54,027円
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル 52,076円

そして5万円以下です。

シェラトン都ホテル東京 49,429円
東京マリオットホテル 48,415円
モクシー東京錦糸町 26,439円

東京都内のヒルトン系ホテル

続いてヒルトン系(英語表記で失礼します)。

Hotel Gajoen Tokyo, an SLH Hotel ¥137,600
The Tokyo Station Hotel, an SLH Hotel ¥97,096
Conrad Tokyo ¥79,741
Hilton Tokyo ¥57,653
Hilton Tokyo Odaiba ¥42,687
DoubleTree by Hilton Tokyo Ariake ¥39,270

5月連休明けの平日はホテル代金が安くなる時期だと思いますが、値段が踊って(狂って)います。一体どなた様がお泊りになるのでしょうか?

エクシブは激安?

私にとっては異次元の値段で、もうバカバカしくて泊まる気になれません。どうやら、マリオットやヒルトンとお別れする時が来たようです。

この値段を考えると、東京ベイコート倶楽部の価値は20万円超え? 離宮シリーズは10万円超え、オールドエクシブだって施設の充実度を考えると5万円超えでしょうか?

今や、エクシブ関連の客室料金は激安です。

机上の空論ですが…

私はリゾートトラストのホテルを一般に開放して、インバウンド外国人を含めて「超高額代金」で泊まって頂くことに何の抵抗もありません。その利益を、施設のリニューアルなどで会員に還元してくれればWin-Winです。

年80泊の苦悩

このようなコロナ禍後の急激なホテル爆上げに対して、高級ホテル好きの皆さんはどう対処されていますか?

私は長年、マリオットやヒルトンに忠誠を誓って、上級ステータスを維持してきました。しかし、その基準は厳しいものです。

・マリオット・プラチナ会員:年間50泊
・ヒルトン・ダイヤモンド会員:年間30ステイ(または60泊)

私は涙ぐましい努力をして、この2つ合わせて毎年80泊も系列ホテルに宿泊して、両方のステータスを維持してきました。仕事での出張宿泊ではありません。全額自己負担のホテル宿泊です。

上級会員の特典を活かすためには、ラウンジのあるフルサービスのマリオットやヒルトンに泊まる必要があります。しかし、これを日本で実行すると貴重な老後の資産が消えていきます。

コロナ禍後のホテル代金の高騰を受けて、今まで通り、年間80泊もしてマリオット・プラチナ、ヒルトン・ダイヤをキープするのか? それとも、いっそのことステータスを捨てるのか?

私はまるでハムレットのように悩みました。

(続く)

【次回】第3-3回・ホテル修行からの解放

【前回】第3-1回・(シーズン3プロローグ)ある日、コンラッドで

(本連載記事一覧)がん患者よ、旅に出よう!
(スペシャル対談)私のリゾートライフの全体マップ
(筆者ホームページ)舟橋栄二「第二の人生を豊かに」

3 comments

  1. 東京のホテル、とんでもない価格になっているのですね。

    先日、研修でニューオータニに行きました。
    クラシックで落ち着いた雰囲気、館内に漂う良い香り。泊まらなくても、とてもリッチな気分になりました。

    東京在住であれば、大規模高級ホテルに行って中庭を散歩したりウインドーショッピングを楽しんだ後レストランでディナー、場所を変えてバーでゆっくり飲んでタクシーで帰宅、というのが一番リーズナブルにホテルを楽しむ方法かもしれません。

    ニューオータニ、パレスホテル、帝国ホテル、椿山荘…あ、日系名門ホテルが第一候補ですね。

  2. 紹介いただいたルームチャージのお部屋の広さは、東京ベイコートならベイスイート1ベッドルーム(63.06~68.76m²)相当くらいのお値段でしょうか。おそらくもう少し狭いお部屋かなと想像します。それでしたら20万円相当くらいでしょうか。
    ロイヤルスイート1ベッドルーム(102.70~106.16m²)なら20万どころか、桁が一つ上がるかもしれませんね。

    昨日以下のような記事をニュースサイトで見つけました。

    「米ヒルトンは15日、JR大阪駅北側の一等地に建つグラングリーン大阪南館で4月に開業した最上級ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)を報道陣に公開した。
    アールデコ調と日本の伝統技法を融合させた内装が特徴。193平方メートルの最高級客室「プレジデンシャルスイート」は1泊1室約200万円(税・サービス料別)から」

    東京のホテルの「最高級客室」なら、おそらくもっと高額なのでしょう。
    東京ベイコートには、231.37m²のベイコートスイートというお部屋が1室のみありますが、R/Cは 363,000円(税サ込)、有馬離宮には、ルーフバルコニー付和モダンルーム(148.82m²、バルコニー面積:361.48m²、合計面積:510.30m²)のR/C はなんと52,800円(税込)!改めて確認してみたら思わず「あれっ、安い・・・」と感じてしまった自分がおそろしい!

    ゴールデンウィーク前のTVニュースで「GW中の東京のホテルは、カプセルホテルで2万円」などというクレイジーなことを言っていました。

    舟橋さんは「ハムレットのように悩んで」結局どうされたのか、続きを楽しみにしています。高級ホテルに限らず、クレジットカードやRTTGでも、今のステイタスを維持するために頑張る(?)ことは、本末転倒にならないか・・・これは私も(おそらくどなたにも)あるある問題ですね。

  3. 会員制ホテルを所有しているのは会員なので、価格やその高級度合いを運営会社が一方的に決めるのはおかしなことだと思いますけれどね。区分所有法から見て、どうなんだろう?

    東京ベイコート倶楽部は値段を上げてほぼ同時にドレスコードも変更して、「エレガンス」なるルールが登場し、ディナーにおいては「ドレスアップした装い」が強制されます。これって、会員が望んだことなのでしょうかね?

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