エクシブ箱根離宮の滞在中、涼を求めて堂ヶ島渓谷を散歩してみることにした。冒頭の写真はその道中での一枚。マイナスイオンを浴びて涼やか~という感じの写真だが、実際には真夏の蒸し暑さと遊歩道のアップダウンでかなりの苦行である(笑)。
物好きな方以外は秋の紅葉シーズンに訪れるとよいと思うが、現在エクシブの隣地では、大規模な再開発工事が進行しているのだ。エクシブに泊まって窓を開けると工事の音がするのはこのせいである。
旅好きな方なら、箱根離宮のすぐ下(渓谷側)に「大和屋」と「対星館」という老舗旅館が2つあるのをご存知だと思う。この2つの宿は1年ほど前にそろって休館し、2016年の秋に統合された1つの旅館として再オープンする。そんなこともあって、エクシブで地図をもらって堂ヶ島遊歩道(別名:チェンバレンの散歩道)へと向かったのである。
エクシブの横から坂を降りて行くと、ほどなく工事の表示が現れる。町道部分には囲いがあって遊歩道は通れるが、完全にリニューアル敷地内を横断する形となっている。こうしてみると工事エリアは広大で、いったいどんなプロジェクトなのだろうかとワクワクする。
取り壊し中の大和屋旅館、そして対星館だ。
取り壊し中の工事現場は非常に埃っぽいが、早川まで降りてくるとかなりさわかやかな印象だ。ただし流れは早く、川遊びなどは無理である。
橋を渡ったら本格的なハイキングコースだ。けっこうなアップダウンで、紅葉シーズンでもなければ景色もいいわけではないので、ハイキングファン以外にはあまり薦められない。
ただ、遊歩道はずっと東京電力の発電所(川久保水力発電所)の脇を進んでいくので、こうした遺構っぽい(現役ですが)ものに興味がある人にはいいかもしれない。
早川に出て30分ほどで冒頭の滝を眺めるビューポイントへ。吊り橋は、発電所のメンテナンス用に東京電力が管理しているもの。一度に大人3人(180キロまで)という制限がある。
ここで全てが報われるような達成感は味わえるけれど、ともあれ夏に行くのはやめておきましょう(苦笑)。
眼下のオンボロ屋根が離宮からの景観を損ねていました。改善されると良いのですが、悪化の可能性もありますよね。さてどうなるか・・・。
また、あちこちで「未だ経験したことがない」大雨が降る昨今、地形的には心配な立地の新施設ですね。
7月でも蜩が聞えた箱根ですが工事の音でかき消され、新築しているだろうことは察しがついたのですがこの老舗旅館2軒が統合してリニューアルオープンのための工事でしたか。
吊り橋も渡ってみたいと思いますが、離宮の散策路で疲れてしまう私には勇気がありません。
resortboy様は山登りをされていらっしゃるだけあり、この暑さの中すごいですね。
そして台風のさなか、軽井沢へ行きましたが雨は降ったりやんだったので支障なく観光できました。
20度くらいでしたので避暑ができたと言うよりアウトレットで購入した秋物を着ました。