奥歯が痛い!抜歯はいやだ!

「がん患者よ、旅に出よう!」は、トラベルライターの舟橋栄二さんによる連載です。早期退職でリゾートライフを満喫する日々の裏には、2度の手術を含めた「がん」との闘いがありました。「旅は生きる喜び。その喜びをがんに奪われたくない」
本連載は「旅を通して転移がんを克服した全記録」です。(編集担当:resortboy)

抜歯すれば、差し歯、入れ歯、インプラント――それは終わりなき「歯医者通い」の始まりを意味します。その恐怖におびえながら、処方された薬を飲んで安静にすごしました。今日はそんな日々の顛末です。

結果、運命の1週間後に痛みはなくなりました。薬を飲み始めて4日目くらいから痛みはおさまり、とりあえず、即抜歯という緊急事態は回避されました。

それにしても薬の効果は凄いです。何もしていないときの痛みは薬で止めた感じです。しかしその後も、噛むと痛いのですね。左の奥歯では何も食べられません。そんな状態がしばらく続きました。

老後の歯の問題

私は昔から歯は丈夫な方で、今でも抜歯は1本もありません。全部自分の歯です。

ただし奥歯を中心に普通に虫歯治療をして、銀の被せものもしてあります。神経を抜いた奥歯も複数あります。

もう10年以上も前の話ですが、この治療済の奥歯が次々と痛み出したのです。その都度しっかり「根管治療」をしてもらい、数年かけて4カ所の奥歯をすべて治してもらいました。

あれから10年。私の歯は実に健康で頼もしかったです。70歳の大台に乗っても私は歯周病も虫歯もありませんでした。この先、80、90と年を重ね、できれば死ぬまで自分の歯で食事を楽しみたい、と常々思っていました。

そこに降りかかった奥歯の痛みです。いよいよ来たか、シニアの避けては通れない「老後の歯の問題!」。

このままでは奥歯を失う

実は私の妻は、私と全く同じプロセスで奥歯を2本失ったのです。彼女は虫歯も歯周病もありませんでしたが、根管治療した奥歯の痛みが取れず、抜くしかなかったのです。

歯の治療は、痛いし、お金もかかるし、面倒だ。これは何とかして避けたい。運命の分かれ道です。

ここからfunasan流の実践がはじまりました。歯科治療についての「学習・実践・検証」です。

まずは、学習です。私はネットで歯科治療の書籍を探し、次の本に出合いました。

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名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法

タイトルが素晴らしい。虫歯も歯周病も、削らなくって「自然治癒力」で治す。そんな方法があるのか?

自然治癒力ならまかせてくれ~、何しろ私には、転移がんさえ自然治癒力で抑え込んだ「実績」があります。

ということで、さっそくこの本を買って読みはじめました。

(続く)

【次回】第3-19回・歯が「生きていた」なんて

【前回】第3-17回・函館の夜、歯との戦いがはじまった

(本連載記事一覧)がん患者よ、旅に出よう!
(スペシャル対談)私のリゾートライフの全体マップ
(筆者ホームページ)舟橋栄二「第二の人生を豊かに」

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