今日はヒルトン成田のパブリックスペースについて紹介します。週末でも1万円台前半で宿泊できるホテルですが、バブル期に高級リゾートホテルとして建設されただけあって、昨今のエクシブでは考えられないようなゆったりとしたパブリックエリアが魅力です。
ロビーにはエクシブ鳥羽アネックスを思わせるような噴水があり、吹き抜けのアトリウムには滝が配されていて、古き良き90年代を感じさせてくれます。
この1階にはオールデイダイニング(ブッフェレストラン)の「テラスレストラン」があり、ヒルトン・オナーズのゴールドVIP以上の会員は無料の朝食(食べ放題ブッフェ)を2名までいただくことができます。
朝食は和洋中のバリエーション豊かなもので、卵料理はもちろん個別オーダーに応じてもらえます。
このヒルトン成田にはエグゼクティブラウンジがない代わりに、ゴールドとダイヤモンドの会員には「テラスバー」でのドリンクチケットが発行されます。
夏の夜にはビールが一番! ポップコーンのサービスもありました。ドリンクチケットでいただけるのは、生ビールかグラスワイン、またはソフトドリンクでした。
空港に近い国際ブランドのホテルらしく、海外からのゲストが多く、国内のホテルとしては独特の雰囲気を持っているように感じました。
このバーエリアは夕方から深夜の営業ですが、テラスレストラン併設のカフェ「Java cafe」は、早朝から22時まで通しで営業しているので、気軽に利用できます。
ここに4台あるPCは無料で利用できます。このPCは営業時間外も24時間、いつでも開放されています。
この他、日本料理レストラン、中国料理レストランが2階にあり、最上階の13階は宴会場となっています。
再びロビーの風景に戻りますが、チェックイン前後にこうやってホテルの大きなソファーに座って過ごす「旅ののりしろ」のような時間がここには普通にあって、ホッとします。期待通りに新聞スタンドもあります。
エクシブはともかく、他のヒルトンはお台場も舞浜も、また汐留のコンラッドもこういう感じのスペースがないんですよね。ニッチな比較ですみませんが、東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢と同様のよさを感じます。
効率化を推し進めるエクシブとは対極に思えますね。
部屋の配置を効率化した湯河原離宮に、人員配置で効率化をはかった淡路島、
夜中にエアコンを切り電気代を節約する某エクシブ(暑くて眠れませんでしたが)などとは、大違いですね。
今は、一般のリゾートホテルにいますが、エアコンもよく効き、快適です。
電気代の節約をはかるためか、エアコンがあまり効かないエクシブも複数ありますが、夏でも涼しく過ごしたいものです。
エアコンは設備の問題で、スタッフの努力ではどうにもならないときもあるので、難しい問題ですね。以前、下記のような記事を書きましたが、今も「暑くて寝られない」なんていうことがあるとすれば問題ですね。
resortboy's blog – リゾート会員権ブログ – 空調のないホテル