コロナ禍では会員制の料金メリットが出にくい

秋の旅行シーズンを前に、緊急事態宣言も解除される見通しです。自分はまだ忌中なのであまり遊ぶ気分ではないのですが(遊べるものなら遊びたい…)、四十九日法要のために軽井沢の宿を押さえることにしました。その際に、ちょっと考え込んでしまったので、実際のデータとともに記録を残しておきます。

僕の家の墓は長野県にあり、エクシブ軽井沢からクルマでアクセスするのちょうどいい場所です。それで納骨を10月の日曜日にやることにして、その後に直系の親族は法要を兼ねて一泊して懇親会でも、と企画したのでした。

エクシブ軽井沢だけでなく、全エクシブでローエンドのディナーコースは10月1日から7,260円になります(6,000円++)。エクシブ軽井沢で1室2人で一番安く上げるには、朝食付きプランであるディナーチョイスプラン(本館スタンダードグレードで6,200円)にこの7,260円の夕食を追加して1人が13,460円。2人だと合計が26,920円です。

エクシブに慣れている立場からすると、まぁそんなものだよね、という金額です。

一方でいま、一般のホテルはどうなっているでしょうか。一例として、軽井沢プリンスホテル ウエストのツインルームと比較してみます。

(公式)ウエスト ツインルーム|客室一覧|軽井沢プリンスホテル ウエスト

例えば、紅葉が真っ盛りと期待できそうな10月30日(日)に会員(登録無料のロイヤルティプログラムがあります)が1室2人で予約すると、「9月中のご予約で10月はお得!館内利用券6,000円付き」という宿泊プランが、朝食付き1室2人で@12,438円です(2021年9月29日調べ)。

これで2人だと24,876円。この日のプリンスのディナーブッフェは@6,000円で、これに館内利用券を充てられます。夕食が2人で13,200円(6,000円×2人×1.1)なので、不足の7,200円を加算すると32,076円。エクシブとの差額は1人当たりおよそ2,500円ほどとなりました。

ウエストのツインルームは24平米と手狭ですが、昨年から今年にかけてリニューアルされたばかりなのでピカピカだと思われます。エクシブ軽井沢のスタンダードツインルーム(冒頭の写真)は38平米あり広々としていますが、交通の便や前後の観光のことを考えると、立地最高の軽井沢プリンスの方がいい面は沢山あります。10月末なら軽井沢紅葉祭りもやっています。

日曜日なのでまだエクシブの料金に分がありますが、純粋な平日ならもっと安くて、同プランの一番安い設定は1室3人で@6,872円、1室2人で@8,808円でした。この金額ならプリンスの方が安くなるでしょう。

平日なら一般ホテル(プリンス)が安く、金曜日や日曜日はエクシブが安いが差は少なく、土曜日に宿泊するならエクシブがずっと安い。会員制ホテルの初期投資やランニングコストを無視して、上記のツインルームで比較した範囲では、大雑把に言ってそんな状況です。

いろいろ悩んだ挙げ句、土曜日の宿泊にしてエクシブ軽井沢を利用することにしました。ホテルがまだディスカウント中の現在は、オンシーズンといえども土曜日宿泊でなければ、会員制ホテルでの経済的メリットは享受しづらい状況です。

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