高原リゾートの系譜

日本における高原リゾートの嚆矢は、「上高地帝国ホテル」(昭和8年開業)と「赤倉観光ホテル」(昭和12年開業)だと思うが、昭和56年開業の蓼科東急リゾートは、その系譜を汲む代表的なホテルと言えるだろう。

リゾートタウンの中心

東急ハーヴェストクラブ蓼科アネックスは、スキーの宿としても便利な立地にある。東急リゾートタウン蓼科のセンター地区にあって、各種レストランやコンビニ、それに蓼科東急スキー場がすぐそばである。

温泉情緒

東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢は2001年の開業と、新しいホテルだけあって、随所にモダンな設計が見られ、感心させられる。この大浴場へのアプローチもそのひとつ。更衣室からわざと離れた場所に下足箱を設けてそこで履物を脱がせ、…

暖炉を囲んで

蓼科東急リゾートで最も印象深い場所はラウンジ「アゼリア」であろう。秋の夜、暖炉の火を囲んで、おしゃべりをしたり、読書をしたりするなんでもないひとときが、旅の想い出をよりいっそう深めてくれる。

クリスマス in 軽井沢

東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢のエントランス。木の素材がふんだんに使われて、豪華というよりもシックでおしゃれな雰囲気。クリスマスシーズンということもあり、リースが飾られている。立地のよいこのホテルは、クリスマスシーズンを…

「温泉」プール

東急ハーヴェストクラブ蓼科アネックスの大浴場はスパ棟「鹿山の湯」として独立しており、日帰り温泉施設として一般客にも開放されている。写真の室内プールは、宿泊客も有料で(大浴場は無料)、大きさは15m×6mとやや小さめ。写真…

別荘ウォッチング

東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢はとてもロケーションがよいので、歴史あるリゾート地、軽井沢ならではの楽しみ方ができる。多少マニア向けではあるが、歴史の一端を知るのにふさわしい知的な遊び「別荘ウォッチング」である。樹木が落葉…

別荘感覚

蓼科東急リゾートのコテージに宿泊してみた。ご覧のとおりログハウス風の造りで、大きく取られた窓からは、豊かな自然が感じられる別荘感覚のお部屋である。自然に抱かれているようなフィーリングが強く感じられ、ホテルに宿泊するのとは…

アヴァン

東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢のメインダイニングは「アヴァン」。「料理の鉄人」の2代目和の鉄人として有名な中村孝明氏プロデュースらしい。本格的な和食と、和食をベースにした創作料理が売り物だが、フランス料理のコースもある。

1F中庭向きツインルーム

東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢のツインルーム。お部屋の広さは約31平米と狭いが、中庭に面したこのお部屋は、ベッドの向かい(写真で言うと左側)がお庭に向かって一面の大きな窓となっており、開放感は確保されている。印象的なのは…

蓼科からの手紙

蓼科東急リゾートに宿泊したら、とても気の利いたサービスがあった。いろいろな種類のポストカードが用意されており、手紙をしたためたら、それを郵送費ホテル持ちで発送してくれるのである。さっそく、子どもたちに祖父祖母向けの手紙を…

思索にふける夜

東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢の夜のラウンジ。吹き抜けの高い天井と間接照明がロマンチックだ。エクシブのように飲食店になっているわけではないので、いつでもゆっくりと楽しめる。革張りの大きなソファに身をゆだねて思索にふけるの…

クラシカル

「クラシカルな」という形容詞がぴったりの蓼科東急リゾート。赤い屋根とお庭の緑とのコントラストに、なんともいえないリゾートらしさが感じられる。夏には屋外の温水プールも楽しめる。古めかしい印象があるが、開業は1981年7月と…

東急リゾートタウン蓼科へ

少し早い蓼科の紅葉を求めて旅は続く。ビーナスラインを下り、東急リゾートタウン蓼科へ向かう。ビーナスラインからタウンセンターへと向かう長い長いアプローチでは、このようにところどころでよい紅葉を楽しむことができた。車は蓼科東…

プールは早朝対応

東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢の室内プールはなかなかの充実度。写真右側のスイミングエリア、柵の左側の子ども向けの水遊びエリア(非常に浅い)、奥に見える円形のジャグジー、さらにその後ろのアクアジュピナ、打たせ湯のエリアと、…

リゾートトラスト的・東急的

年がら年中「リゾートトラスト的なもの」に触れていて、たまに別のリゾートクラブを利用するととても新鮮な感覚を覚えることがある。東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢は、そんな中で「あぁ、ここはダントツだな」と思えるホテルである。