ザ グランリゾート近江舞子

最初にお断りですが、これはいわゆる「ガラ権連載」ではなく、あくまでエクシブユーザー向けの記事です。ですから、大倉建設時代の宅地開発とかジャンボクラブ時代の昔話はなく、あくまで2024年の取材記事です。

なぜエクシブユーザー向けなのか。それはこのホテルが「ガラ権由来」であって、あと1カ月ほどで開業するサンクチュアリコート琵琶湖に「けっこう近い」ために、僕のサイトを見るほどの方であれば、おそらく10名くらいはご興味があるに違いない、という見立てによります。

THE GRAN RESORT近江舞子|【公式】大倉クラブ&ホテルズ

サンク琵琶湖まで20分

まず立地です。あくまでエクシブユーザー向けの記事なので、サンクチュアリコート琵琶湖の場所を基準にしますが、クルマでおよそ20分ほど南に位置します。

ホテルのすぐ裏手が「近江舞子南浜水泳場」なので、ある意味で最高の立地です。

施設・料金 - 近江舞子 official site 日本一の湖のパノラマ - 近江舞子水泳場

これはホテルの裏側で、ここから道を挟んですぐにビーチエリアとなっています。

ホテル裏側から見た全景。客室数は29のこじんまりとしたホテルです。

築年は調べていませんが、ざっと40年は経過しているはずなので、豪華志向の方に積極的におすすめするものではありませんが、冒頭の写真のようにきれいに維持されていて、一般の利用に不足はないはずです。

室料は、一般利用でも平日のお一人様素泊まりなら1万円を切っており、2名でも朝食を付けて1.5万というところです。

サンクチュアリコート琵琶湖はびっくりするほど施設が充実しており、会員であれば外来利用も歓迎(そこが他のサンクチュアリコートやベイコート倶楽部と異なる)なので、泊まるまでもないが行ってみたい、という方は多いと思います。そんなときの旅の拠点にいかがでしょうか。

SMART VILLA

なお、今回の議論からは少し外れますが、グランリゾートを運営しているHESTA大倉は、このホテルの隣地に6室のグランピング施設「HESTA SMART VILLA近江舞子」を新設しました。

グランピングと同社は言っていますが、普通の別荘タイプで、いわゆるモンゴルのゲルのようなテントとは違います。

6室のうちの2室は「ドッグフレンドリールーム」です。食事はグランピングということでバーベキューの提案があるようですが、当然、隣接するグランリゾート近江舞子のレストランも利用できます。

室数が少ないので、一般予約の枠は少ないですが、使えないことはないです。会員向けの案内は以下。

HESTA SMART VILLA | ザ グラン リゾート[会員制リゾートホテル]

最高級日帰り温泉

さて、ここに泊まって普通に観光するのもよいと思いますし、連泊して1日はサンクチュアリコート琵琶湖に行ってはどうでしょうか。このほど、開業を目前にして利用者向けの各種情報も公式サイトにラインナップされました。

サンクチュアリコート琵琶湖|ホテル|リゾートトラストグループ サービスサイト

サンクチュアリコート琵琶湖は、エクシブオーナーがいわゆる「日帰り温泉」として利用することが想定されており、その利用価格も明らかになりました。エクシブでも、軽井沢や山中湖などのウェルネス施設がもともと別立てになっていたところは施設オーナーでなくても外来利用ができましたから、その伝統が時を超えて復活したということになります。

と言いますか、施設オープン時から温泉のあるスパとフィットネス施設(スポーツ施設)が合体して、会員向けに外来開放される施設は、リゾートトラストとして初の快挙です。

スパ&ウェルネス|施設のご案内|サンクチュアリコート琵琶湖|ホテル|リゾートトラストグループサービスサイト

その価格は、エクシブ会員の場合(サンクチュアリコート、ベイコート倶楽部も同じ)、日帰り料金が3,300円(税込)です。会員(おそらく配偶者などのオーナー対応者も含む)がいれば、会員1人につき同伴者も3人まで入れます。同伴者の料金は5,500円です。またこれ以外に入湯税がかかります(日帰りの場合は1人50円)。

スパゾーンは6時から23時まで、ウェルネスゾーンと呼ばれるジムとプールは7時から21時までです。おそらく、途中退場も可能であると思われます。エクシブでの運用はそうなっており、つまり上記は「1日料金」です。

ランチなどのお食事を間に挟むこともできるのではないでしょうか。実際の運用はこれからなので、オープンしたらまた調べてみたいと思います。ランチはOZIOで3,388円(税サ込み)からです。

Lago(ラーゴ)|イタリア料理 リストランテ オッツィオ|レストラン&バー|サンクチュアリコート琵琶湖|ホテル|リゾートトラストグループサービスサイト

考え方によりますが、会員メリットとして面白いと思い、ご紹介しました。なにせ3,000円ですから、これは僕の近所の日帰り温泉とあまり違いません。

営業時間・料金|【公式サイト】泉天空の湯 有明ガーデン|スパシティ

というわけで、サンクチュアリコート琵琶湖はエクシブ会員なら最高級日帰り温泉として利用できる、という話を、現地取材を交えた変化球として(わざと目立たずわかりにくくして)お送りしました。

グラン近江舞子と合わせてトライしてみる勇者がおられましたらば、ぜひ、情報交換をしましょう。僕はこの辺りを、少し「走り込み」ましたので、もう少しお話したいことがあります。

9 comments

  1. resortboyさん、選ばれし勇者の皆様

    本サイトを見るほどの者で、さらに選ばれし10人に列することができそうな「語り部」です。伊能は各種測量のため、季節を変えて琵琶湖全周は4回走り込んでいますし、「近江舞子」も訪問してますが、このようなマニアックな発想(デュアル利用)は、全くイメージできなかったので、ホテル利用学、流石の記事で勉強になりました。(グランについては、施設が各地にあるため、今後も連載の方で取り上げることもあると思いますが、近江舞子はその予定がなかったので、取り上げてもらって内容補足としても助かります)

    ところで、調べてないと言うことで、見た感じで仕方ないと思いますが(汗)、本施設は、預託制グランとしては2007年開業の最新のもの(共有制プリンセスは2014年開業の河口湖がある)でして、今年17才花の高校3年の乙女ですので、ざっと40年経過しているおばさんとは、泣きました。♬馬鹿にしないでよ まだ若いのよ ♬ちょっと待って・・・
    今、やっとお化粧して、ヴィラも作ってる最中なんです、よろしくです。
    でも、ガラ権研究の第一人者の目にとまったってことは、とっても嬉しいです!

    冗談はさておき、グランも会報をネットで見れます。今年の春4月号です。
    https://www.granresort.jp/gr-member/newsletter/pdf/pdf_grantimes190.pdf
    8ページに副支配人紹介が、17・18ページに施設紹介が載っています。会報はそのクラブの顔です。温かみのある老舗クラブであることがすぐに伺えますね。

  2. え~、マジですか。実は正面からの写真は掲載をはばかられる状況で、とても1987年のエクシブ鳥羽よりも新しい感じはしなかったので、1984年かな~みたいな「見立て」で書いてしまいました。

    一応、国会図書館で調べましたが、全盛期後のジャンボの施設についてはまったく記事を見つけられず、適当なことを書いてしまいました。申し訳ございません>ご関係の方々

    ということは、以下の記事で発掘した2007年のジャンボ全体像において、当施設は生まれたてであった、ということですね😯

    ザ グラン リゾート 三方五湖 / 天の橋立 / 城崎 | 日本海若狭湾ガラ権街道をゆく | 会員制ホテル今昔物語 – resortboy's blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究

    (追記)上記記事には「ジャンボクラブ琵琶湖」の再建築である、とちゃんと書いてありますね。考証担当はすっかり忘れていました。失礼しました。

  3. resortboyさん
    zukisansuさん

    いつも、タメになる記事を配信してもらえて感謝しております。

    私も選ばれし10名に含めてもらえそうなザグランリゾートの会員です。実際にはこの5年間、年会費だけ支払っている状態で、zukisansuさんの弟子に認定してもらえる可能性を秘めていると自負しています。

    ザグランリゾートを利用しなくなった理由は以下の通りです。
    ① コロナ禍以降、関東周辺の施設では、グラン名物の冬のカニ料理が提供されなくなった。
    ② コロナ禍で、施設ごとに提供する料理が御膳料理と会席料理に分けられてしまった。(実際には、御膳料理といっても、会席風に提供されることもあるみたいです)
    ③ 1泊2食料金の爆上げされた。(平日・和み料理=最廉価 2020年 9,900円 → 2023年4月末 11,000円 → 2024年6月以降 12,100円)
    ④ コロナ禍以降 1名利用加算の適用された。(1,210円)

    かつてグランは低料金で美味しい食事を楽しめた施設でした(最近は利用していないので、評価はできません)。建設会社の出自なので、外目はともかく、室内はキチンとメンテされていて、和室も布団敷きサービスはデフォルトですので、基本的に室内はキチンと清掃されています。ただし、人手不足から海外からの人材に頼る構造は、他のリゾート施設と同じです。

    私は関東でのカニ料理がここ2、3年で復活しないのあれば(今年はないようです)、この会員権はそろそろ整理しないといけないと思っています。ただし、その前に城崎、三方五湖、天の橋立の3施設を回って、カニ三昧をしてみたいです。社長や料理長が変わってしまったのも気になります。また価格改定については、会員への説明は会報誌しかないので、その点では、内容はともかく、キチンとした書面を用意する、リゾートトラストや東急不動産の大手の方が安心感があります。

  4. chessmenさん、リアルなご体験をレポートいただき、ありがとうございました。

    グランについて、この1カ月で近江舞子と軽井沢を訪れたことをきっかけに、少し調べています。まぁ2024年はガラ権受難の年というか、大倉にしても例外ではなく、chessmenさんのお話のように、以前とはクラブのあり方がこの数年ですっかり変わってしまったようですね。

    日本有数の和食料理人であった小山元料理長が、その功績を認められて厚生労働省から表彰を受けた2018年、それに続く2019年あたりが和食オーベルジュたるグランのピークで、その後は小山氏の定年退職をきっかけに2000年から会社側が方針を転換。その結果、料理人が大量に離脱。

    クラブ最大の特徴を経営判断として切り捨ててしまったことは、ガラ権史上、非常に象徴的な出来事と思いました。本業でない場合、こういうことが起きてしまうと。

    登場人物に危険を感じるので、取材記録についてはFANBOXの方で書かせていただきます。僕の身の安全のため、ということでよろしくお願いします。

    数年前まで資本金30億円だった大倉は、昨年、資本金を1億円にまで減資しています。経営者も入れ替わり、別の会社と考えたほうがよいように、外からは見えます。非公開企業なので詳細がまったくわかりません。川合さんはどこに行かれたのでしょうか?

  5. 私をいれずともここのファンは10人は必ずいると信じる者です

    平日に一人で行くのと、飲み屋で豪遊するのを比べたら、温泉もあるし(一部)、ごはんも美味しいしこっちのほうがいいや。という立ち位置(と勝手に思っている)グランリゾートですが、コロナ中のキャンペーン価格が終わってからはすこし高価格路線にシフトしてきたな、という感じはします。近江牛にこだわらなければまだまだ安いですが。

    ただ古い建物ですのでバリアフリー化にはかなり苦戦というかそもそも無理があるので、親が高齢になった最近は足が遠のいてしまっていました。
    (熱海のようにエレベーター後付けするとか、伊豆のように階段を通らないでお風呂に行く抜け道があるとか、いろいろ工夫はできますが。軽井沢にもエレベーターないですし)

    でも一人でご飯たべに行くならまだ選択肢です。実際一人で来られている高齢の方もよくお見掛けします。食事が楽しみなんですよね。

    河口湖や伊豆とかでは、追加料金でエクシブラージくらいの広いお部屋に泊まれるのも、特別な日にはいいんですよね。(有馬にはもっとすごい部屋もあるらしいですが未経験)
    伊豆は目の前の廃墟さえなければもっと行くんですが…

  6. サンクチュアリコート琵琶湖に「けっこう近い」ホテルに滞在して、豪華なスパの施設を日帰りで利用して、ランチも楽しんで一日を過ごす・・・なるほど、面白い発想ですね。

    ここのイタリアン OZIOのシェフは、ラグーナベイコートのMAROCE の野口料理長が異動になり、この方は数々のイタリアのミシェラン星付きレストランで修行、「最後はベネチアの5ツ星ホテルのオープニングに携わりました。今回、サンクチュアリコート琵琶湖のコンセプトがベネチアンモダンリゾートですので、まさに私がベネチアで学んできたことを生かせると思っています。」と抱負を語っています。
    正に「ベネチアも嫉妬する」リストランテになるのでしょうか。

    本日午前10時より、総合予約サイトでの予約がスタートしました。
    その影響なのか、なかなかサイトにアクセスできません。
    やっとつながって、他の施設を予約したついでにこちらの空室状況を見てみたら、土曜日とCBタイプ以外は思ったより空室がありました。

    スパとウエルネスを堪能して、バスローブから日常着に着替え、靴下と靴を履き、運転して別のホテルに戻るという気概はありそうもない私は、思わず予約を入れてしまいました。

    中華の料理長は湯河原離宮から(広瀬料理長には義理があり)、和食は吉兆からの転職(引き抜き?)、インルームダイニングのメニューも夕朝食ともに充実しているので、レストランはまだ決めかねています。

  7. 外の人さん、会員さんのお立場からのコメントをありがとうございました。

    ガラ権の魅力はやはり食事、ということで勉強になります。現経営陣はそこをあまり重視していないようですね。

    以下は今年の夏休みのプリンセス有馬のメニューです。9、10月も同じような感じですが、真夏でも鍋と焼き物だけで押し通しているところに、潔さというか、時代の変化を感じるガラ権受難の2024年です。

    blueroseさん、SAC琵琶湖の予約がはじまりましたね。オープンに合わせてリゾートトラストは全力を注いでいるはずなので、行ける余裕のある方はぜひ早い時期に行かれることをお薦めします。

  8. 義父からザグランリゾート会員権の名義変更を打診されているものです。楽天やじゃらんからでも予約ができ、食事のレベルも下がったのに会員になる意味がよく分からず一度断りました(笑)
    この記事を読んで使い方によっては面白そうだなと感じたので再度検討してみたいと思います♪

    ザグランリゾート会員権の記事やブログなどの情報が少なく、困っていたのでとても参考になりました。

  9. 内の人さん、コメントありがとうございます。グランはまだ値札が付けられている状態なので、どなたかにバトンタッチして身軽になる、という考えもありますかね。

    愛着もおありであると思うのですが、OTAなどから一般予約で利用できるのであれば、会員権を持つ積極的な理由はなくなった時代になった、と考えている次第です。

    ともあれ、参考にしていただいて嬉しく思います。

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