長寿遺伝子を起動する私の「野猿メソッド」 – 1

「がん患者よ、旅に出よう!」は、トラベルライターの舟橋栄二さんによる連載です。早期退職でリゾートライフを満喫する日々の裏には、2度の手術を含めた「がん」との闘いがありました。「旅は生きる喜び。その喜びをがんに奪われたくない」
本連載は「旅を通して転移がんを克服した全記録」です。(編集担当:resortboy)

これから数回のテーマは、「どうやったら老化を制御できるか?」です。私なりに老化のメカニズムを解明し、ホテル暮らしとの両立を考えます。そして発見した私の「野猿メソッド」で、「長寿遺伝子」を活性化させる試みについて、ご紹介します。

シーガイアのカクテルタイムとカロリー制限

夕方、太陽が西の山々に沈みかける頃、シーガイアからの空はピンクに輝いてきます。壮大なサンセットの始まりです。この時間帯は、ラウンジの窓側の席で自然のドラマを鑑賞したいものです。

クラブラウンジのケーキのサービスは午後5時で終了ですが、引き続いて夕方のカクテルタイムが始まります。混雑防止のためカクテルタイムは2部制になっており、前半は17:00~18:15、後半は18:45~20:00です。

食材はセットメニューで、これに温かいスープがあります。マリオット系のフルサービスホテルのクラブラウンジでは、オードブルからホットディッシュ、デザートまで、夕食になるくらい豊富な食材が出てくるラウンジもありますが、ここはいたってシンプルです。

ラウンジで食前酒と軽いオードブルをいただいて、その後はレストランでディナーをとってください。そんなイメージです。ここでがっちり夕食を、と目論んでいる人は失望します。

私はお酒を飲まないので、オードブルを味わったら早めに退散します。ただ、これだけでは夕食になりませんので、外で買ってきたものを追加でお部屋で食べます。

ブランチにしても夕食にしても、私は「お腹いっぱい」食べる訳ではありません。普通に食べて十分満足していますが、1日3食が2食になったので、トータル的にはカロリー制限をしていることになります。

結果的に1カ月シーガイアに滞在しても太りませんでした。観光をせず豪華ディナーもとらないので、お金も使いません。省エネ高級ホテルステイです。

さて、カロリー制限というと単なるダイエットに聞こえますが、「第2-25回・ホテル暮らしの健康維持、秘訣は断食? – 4 」で紹介したように、このカロリー制限はアメリカ国立老化研究所(NIA)のライフスパンを延ばす7つのメソッドに入っています

また、カロリー制限は現代の生命科学でエビデンスが豊富な老化制御法になってきています。最先端の研究によれば「カロリー制限で老化速度が抑えられ寿命が延びる」らしいです。どうやら老化防止の本命がカロリー制限らしい。

本当でしょうか?

(続く)

【次回】第2-32回・長寿遺伝子を起動する私の「野猿メソッド」 – 2

【前回】第2-30回・半日断食とオートファジーの見事な融合 – 5

本連載は、本サイトに掲載した舟橋栄二さんの記事から、がん闘病に関する回を再配信したものです。時期に関する記載は2023年現在のものです。
(本連載記事一覧)がん患者よ、旅に出よう!
(スペシャル対談)私のリゾートライフの全体マップ
(筆者ホームページ)舟橋栄二「第二の人生を豊かに」

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