コレステロールの嘘 – 2

「がん患者よ、旅に出よう!」は、トラベルライターの舟橋栄二さんによる連載です。早期退職でリゾートライフを満喫する日々の裏には、2度の手術を含めた「がん」との闘いがありました。「旅は生きる喜び。その喜びをがんに奪われたくない」
本連載は「旅を通して転移がんを克服した全記録」です。(編集担当:resortboy)

日本動脈硬化学会が言っているように、もし高いコレステロールが動脈硬化の原因で脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすならば、30年間も放置した私は、既に病に倒れているはずです。しかし、生命表によれば、今年、私が死ぬ確率は2.1%です。現在、私はとっても元気なので、まず大丈夫でしょう。

(関連記事:第2-8回・私の将来が「生命表」から見えてきた – 1

ここで、大きな疑問がわいてきます。ひょっとすると、高コレステロールは、動脈硬化のリスク要因ではない?

高コレステロール血症への疑問

がん関係でも疑問がわきます。私の転移がん克服の苦しい時期(2011年~2014年)の血液は最悪でした。悪玉コレステロール、中性脂肪が高く、善玉コレステロールが低く、L/H比が3.0を超え、動脈硬化がかなり進んだ危険な状態にあったはずです。

それでも私は自分の「再度のがん転移」を防ぎました。

ここから次の疑問が出てきます。

ひょっとすると、高コレステロールは、がんの発生や転移の予防に寄与するのでは?

もともとコレステロールは体にとって非常に大事なものです。全身の細胞膜の原料になり、脳や神経細胞も6割はコレステロールからできています。さらに、コレステロールは女性ホルモン、男性ホルモン、副腎皮質ホルモン、ビタミンD、消化液の胆汁などの原料にもなっています。

これらの原料が不足するとむしろ体調不良になるのでは? ひょっとすると、コレステロールは悪いという説は嘘だった?

そこで、この原稿を書くために「コレステロールは悪い」という常識を疑って、反対意見の書籍を調べてみました。

驚きましたね。そこには全く違った世界が書かれていました。

最初の一撃は次の本でした。

4885193702

ワルター・ハルテンバッハ著「コレステロールの欺瞞(うそ)」中日出版社(2011年8月発行)

そして衝撃の第2弾は次の本でした。

4990280199

ウフェ・ダウンスコウ著「作られたコレステロール悪玉説―何が心臓疾患を本当に引き起こすのか」西海出版(2015年5月出版)

(続く)

【前回】第2-42回・コレステロールの嘘 – 3

【前回】第2-40回・コレステロールの嘘 – 1

本連載は、本サイトに掲載した舟橋栄二さんの記事から、がん闘病に関する回を再配信したものです。時期に関する記載は2023年現在のものです。
(本連載記事一覧)がん患者よ、旅に出よう!
(スペシャル対談)私のリゾートライフの全体マップ
(筆者ホームページ)舟橋栄二「第二の人生を豊かに」

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