翆陽で飲み会をしてきた

先日の「勝手にローエンドコースを作成してみる」という記事は結構な反響があったのだが、その記事を書くきっかけとなった旅を週末にしてきたので、その翆陽での食事を報告してみたい。

翆陽の予約は後半回の19時45分からで、ラストオーダーが21時。食事がオーダーできるのは正味1時間ほど、食事全体でも2時間程度だから、「飲み会」としてはコンパクトなものである。

集まったメンバーは大人5人で、翆陽のテーブルの多くは4人席だから、必然的に前回の記事の冒頭の写真の席に案内されることになった。生ビール(アサヒ熟撰。税込サ別861円)で乾杯して会をスタート。前半は点心で進めることにした。

「五色野菜の春巻き」(630円)は3本で一皿だが、取り分けしやすいように半分に切って出してくれた。「広東シューマイ」(4個840円)や、「海老蒸し餃子」(4個840円)はいつ頼んでも安心できる美味しさだ。

コンセプトは飲み会なので、主役はむしろビールで、お料理はおつまみでよい。そこで、注文した料理がテーブルに出たところで次を注文するという風に、完全にその場の雰囲気でオーダーすることにした。

次は飲み会に似つかわしいものということで、「若鶏の唐揚 油淋ソース添え」(1,890円)をオーダー。写真で1皿分だが、それなりにボリュームもあってよかった。

お料理がオーダーできるのは1時間ほどしかないから、そろそろディナーのクライマックス(笑)ということで、「挽きたて山椒の香るマーボードーフ」(1,890円)と、辛味を逃がすために「広東風チャーハン」(1,575円)を注文。麻婆豆腐は、巨大ミルで山椒を挽いて仕上げるギミックがあるので、ぜひカメラの準備を(爆)。

5人で取り分けて上記のボリューム。取り分けてもらうには2皿ずつ頼まないといけないかな、と思ったが、これでちょうどいい量であった。

もう少しいろいろと頼めるとよかったのだが、ラストオーダーの時間となったので、締めに「海鮮あんかけ焼きそば」(1,890円)と「豆乳仕立ての箱根離宮担々麺」(1,575円)をオーダー。やはり写真は5人で分けた場合の1人分だ。

担々麺は取り分けると伸びてしまうということで、厨房であらかじめ5つにわけてサーブしてくれたのでまるでコース料理の締めのようだ。

時間切れでデザートを頼むことができなかったが、箱根離宮はお部屋に「箱根グラッシーフルーツ」という濃厚なフルーツゼリーがオマケに付いているので(SEグレード以上。参考記事:ECタイプはラージなのスイートなの?)、それと、わざと残しておいたウェルカムドリンク(グァバジュース)をお部屋でいただいてデザートとした。

トータルの金額は書かないでおくけれども、コースで頼んでいた今までのことを思うとびっくりするような支払額であった(リーズナブルという意味です)。アラカルトでコース仕立てにするにはどうすればいいか、なんて頭を悩ませていたが、何のことはない、単に順番に頼めばそれでよかったのである。館内レストランは高いから、と敬遠しないで、こんなカジュアルな形で利用してみてはいかがだろうか。

3 comments

  1. 私もアラカルトを頼む楽しさを知ってしまいました。先日の軽井沢の花木鳥はコメントに載せましたが、二日目はルッチコーレでアラカルトです。基本的にエクシブのアラカルトは二人で取り分けて丁度良い量と考えた方が間違えがないです。前菜は二人で食べてももてあますぐらいなので、前菜の量を見てから次を注文しましたが、パスタやピザを頼む前にお腹が一杯になってしまいました。また注文する前にどんな料理でどんな量なのかとサービスの人と会話が弾み、食べたいものだけを食べて結果も大満足です。まず一品注文し、それを食べながらメニューを見て次を頼む。そんなペースでもなんの不満もなく良いタイミングで次の品が運ばれてきます。金額を言いますと、二日とも二人でアルコールを5~6杯飲み料理も適量で、ともに1万円ちょっでした。皆さんもコースの呪縛から離れるとエクシブのレストランを堪能できると思います。

  2. こんにちは
    先日、我が家も鳥羽の翆陽でアラカルト初体験しました。いつもは〇〇プランにつられて予約しますが、
    みなさんのアラカルト体験記を読んで挑戦?!しました。 
    注文の仕方をあれこれ考えましたが、まさしくmgujiroさんの「食べながらメニューを見て次を頼む」で何も不満なく
    料理がでてきました。
    二人で四品で7560円(食は細いほうです。酒代別) 十分満足できました~ (^-^)
    「次回は何を注文しましょう?」と楽しみができました。
    maujiroさんのように色々なレストランでもアラカルトで注文してみたいですね
    ただ主人の父が入院してしまいましたので暫くはリゾートもお休みかな~

  3. megujiroさん、コロコロさん、こんばんは。アラカルトをコース風に、って思うから、いろいろ気をもむわけですよね。その辺の思い込みから解放されて、非常にスッキリした気分です。

    今回も「前菜とスープはどれにしますか?」なんて聞かれましたが、「いや、どちらもいらないわ(^_^;)」って、点心からスタートしました。

    そんなわけで、中国料理やイタリアンはアラカルトでうまく行きそうです。日本料理のアラカルトは未体験なので、今度試してみます。どんなメニューがあるのか、情報ニーズがありそうなので、せいぜい取材してきますね。

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