成田-香港間で利用した、香港航空611便ビジネスクラスについてレポートします。香港まではいろいろなLCCが格安料金で運航しており、そちらにも興味があったのですが、予約の過程で「香港航空」というフルサービスキャリアがLCC並みの料金であることを知りました。
同社は、安価なビジネスクラスを売りにしているということで、そちらに興味が移り、ビジネスクラスでの利用となりました。
(画像出典:香港航空)
こちらが香港航空ホームページに掲載されている広告画像です。現在のところ、香港行きの最安値はおよそ7万円+諸経費のようです。自分は搭乗クラスが「Z」というマイレージ加算が一切ないキャンペーンチケットを見つけて購入したので、もっと安かったです。
HX611便は9時40分の成田発、13時30分香港着と、とても使いやすい時程だと思います。早起きして成田入りして出国し、ラウンジを冷やかしてから9時にボーディングでした。
機体の写真は搭乗時のこれくらいしか撮影できず…。
機材はA330-300で、シートマップ(前方部分のみ)は以下のとおりです。
(画像出典:Seatplans.com)
フルフラットシートを互い違いに配置した、スタッガードシート配列です。
2名で並びたい場合には、真ん中の列を選べばOKです。
窓際の席にしたい場合、互い違いに席が窓側と通路側とになりますので、2人とも窓際がいいという場合は、離れた席にならざるを得ません。今回は娘に窓際を譲って、自分は通路側に陣取りました。
さすがにフルフラットは快適で、香港までの5時間のフライトはまったく疲れを感じないほどでした。
ビジネスクラスといっても、格安ビジネスですから、アメニティも最小限で、頼むとスリッパをくれるくらいです(フライトによって配るときとそうでない時がありあます)。
お料理もそれほど豪華というわけではなく、朝食はこんな感じでした。
それでも、食前にはシャンパンを楽しめてご機嫌です。
テーブルクロスもかけてもらえますし、食中にはワインをいただいて、コーヒーはちゃんとソーサーに乗って出てきます。
これを味わっちゃうと、エコノミーはちょっとなぁ、という感じになっちゃいますよね…(^_^;)
ビジネスクラスのシートといっても、見方を変えれば
「ネットカフェのリクライニングシート」なので、
高々5時間ほどのフライトだし、さらに
自宅から成田空港までのアクセス時間(〜2時間)がかかることを考えると
香港航空と同じ系列のLCC、HKエクスプレスの羽田発の深夜便でも良いのでは?
香港空港に隣接するリーガルエアポートホテルでも1泊2万円ほどで泊まれます。
LCCとビジネスクラスの差額で前後1泊づつ増やせますよ。
アーリーチェックインして体を休めても良いし。
海外へは年に1回行けるかどうかの自分にとって、旅行時は非日常を楽しみたいので
ビジネスクラスに搭乗するとテンション上がります(笑)
フルフラットいいですね。5時間なんてあっという間ですね^^