先週末から今週のはじめにかけて、リゾートトラスト株が乱高下した。発端は8月17日の日本経済新聞に「リゾートトラスト、ホテル建設など最大2500億円投資」との報道があったこと。これに反応してこの日の同社株は、前日比320円（10.19％）高の3460円まで上昇した。
ところが週明けの21日には東証1部の値下がり率2位と大きく下げ、21日の終値は3090円まで下落した。理由は18日に発表した07年3月期第1四半期の決算であった。
前年同期はエクシブ那須白河の開業や愛知万博効果で好調だったのに比べ、今第1四半期は開業案件がなかったため、前年度比の数字で大きく下げたからだ。直前の新聞報道で株価は高騰していたから、その反動という面もあった。決算発表の直前にカウンター情報をリークして投資家を混乱させたリゾートトラストのIRには、かなりの問題があると言える。
それはともあれ、リゾートトラストのビジネスモデルをよく知っている者からすると、開業案件のあるなしで同社の決算が大きく変動するのは当たり前なので、驚くにはあたらない。売上、利益ともに、会社の発表予想をほぼ達成しており、冷静に見れば株価の乱高下の原因はないのだ。
ただ、決算資料を見ていて気になるのは、エクシブ那須白河が売れていないことだ（写真はエクシブ那須白河のエントランスホール）。東京ベイコート倶楽部やエクシブ京都など、売りやすい他の案件に営業がまわったせいもあるだろうが、この四半期は計画を4割しか達成していない。開業して1年以上経つが、会員権の売上は53％にとどまっている。
逆にエクシブ京都は絶好調。開業まで5ヶ月を残して44％まで売っている。いいお部屋はもうほとんど売れてしまったのだろう。
（資料出典：リゾートトラスト発表資料「平成19年3月期 第1四半期財務・業績の概況（連結）」）
resorotboyさん、こんにちは～
私の記憶がさだかであれば｡｡｡（どこかで聞いた台詞ですが）
今、話題のパロマのＣＭはこのシーンですよ！
開業してまもなくの事ですが、このシャンデリアでひと目でわかりました。
あっ XIV那須白河だ！ っと思ったものです。
関東圏では放送されたかは存じませんが、中部圏ではありましたよ～
ちょっとＣＭの内容がｴﾝﾄﾗﾝｽﾎｰﾙをバックにｶﾞｽﾃｰﾌﾞﾙの絵なので不思議でしたが、ゴージャス感を出したかったのでしょうね。
パロマもＲＴも名古屋なのでありうる～ と、思ってみてました。（笑）
私も少しだけＲＴの株を持っております。（優待券狙い！）
いつも謙虚にオーナーさんを大事にしていただけたら悪い事はないでしょう？ と、思っております。
がんばれ！ ＲＴ！！
リクエストにお応えして、そのCMをお届けします。昨年の1月からの放映だったみたいですので、エクシブ那須白河の開業前のロケですね。それにしても、あまりにもマニアな話題だ…（笑）。
皆さん こんにちは。
確かに最近の株価の動きはスゴイですね。再び3000円割れも間近にせまってきました。私、個人的には2500円前後まで落ちてしまう気がしています。
8月17日の高値は新聞発表に釣られていわゆるデイトレーダーが買いに殺到したのではなかろうかと・・・で、うまく売り抜けた人は儲かったのでしょうが株価の推移を見てるとその際に高値で掴んでしまった人がかなり多いような気がしてなりません。
好調なエクシブ京都の販売ですが私はその中身に興味を持っております。つまり新規顧客の割合と他施設からの買い替えの既顧客の割合がどうなのかという事です。もし後者の割合が多ければ今後の株価に影響するでしょう（最も下取り物件がすぐに売れたら問題ないのでしょうが・・・）また東京ベイコート倶楽部も本当に大丈夫なのかと心配してます。
株価について悲観的な意見になってしまいましたがＲＴ社がコケると共倒れになってしまいますので私たちが友人、知人を紹介して会員になってもらうとかホテル滞在の際はやはり外食は控えるとかでしょうか（笑）とにかく頑張ってもらいたいです。
たろっぺさん、こんばんは。スルドイ指摘ですね～。既存オーナーが買い替えをした場合には、決算資料上はどう現れるんだろう…時間のあるときに研究してみます（あ～これまたかなりマニアック）。
また、ベイコートについても、上に掲げた資料を見ると、やや失速しているようにも見えますね。ついつい、かわいい那須白河の話題に振ってしまいましたが、プロジェクトとしてはるかに大きいベイコートの方が影響が大きいんですよね。昨年同期の半分で、計画を2割下回っています。まぁ、昨年の出だしが非常に好調だった、ということだと判断していますが。
自分は買わないにしろ、ホント、マジで売れてほしいですね、ベイコート。