台北の旅の後半は、前半の西門とは違った雰囲気の場所に泊まりたいということで、「台北華國大飯店(インペリアルホテル台北)」をチョイスしました。オープンして50周年を迎える老舗のホテルで、1997年~2010年の間はIHGに加入していてインターコンチネンタルを名乗っていました。現在は独立系のホテルとして運営されています。
(公式)IMPERIAL HOTEL Taipei – インペリアル ホテル タイペイ – Taipei – 台湾
格付けとしてはIHG時代の5つ星から1つ星を落として、4つ星ホテルとして認知されているようです(5つ星として表記している予約サイトもそれなりに存在します)。
かつての最高級ホテルがリブランドして価格も下げ、居場所を見つけている、というタイプのホテルで、個人的にはこういうホテルが好みです。古いホテルなので立地もよいですし、ホテルを拠点にしてホテル近くで台北らしい街を味わうといった狙いにはぴったりだったと思います。またホテル自体もきちんとリニューアルされていて、快適で満足のいく滞在でした。
まずは場所の紹介です。
こちらはANAハローツアーのカタログから引用した台北全体の地図ですが、中央左上あたりに「ANA台北支店」と書かれていて、その下に赤い字で4番と記されているのがインペリアルホテルです。
最寄りの駅は「中山國小」で、駅からはおよそ400m、歩いて5分ほどです。
林森北路沿いに歩いていくと、歩道に沿ってすぐの場所にホテルがあります。
326室とそれほど大きなホテルではなく、また、車寄せなどもないに等しいので、「5つ星」と思って行くと、ちょっとアレっと思うかもしれません。
中に入ると、建物の中央部分がどーんと吹き抜けになっています。
この吹き抜けに面してカーブした階段があり、ここが記念写真スポットとなっています。
例えばこんな風に。
福原愛夫妻もご利用になったということで、館内に写真が飾られていました(他にもたくさんの有名人の写真が飾ってあります)。
反対側には巨木の根っこ?。
考え方としては、エクシブ箱根離宮と似たようなものですかね?
ではチェックインしましょう。ロビーは通りに面していて吹き抜けではなく、古い建築のせいでしょうか、天井の低さが気になりました。
フロントは立っての対応。日本語対応はばっちりでした。
お部屋のアサインは9階でした。9階と10階はいわゆるクラブフロアです。
僕は「豪華四人房」というダブルベッドが2つ入ったデラックスルーム(4人部屋)を予約していましたが、人数が2人に変更になったので「貴賓豪華房」(VIPデラックス)にアップグレードしてもらえました。
このホテルはツアーでもよく使われていて非常に安いお部屋もありますが、今回は個人手配でそれなりのレートのお部屋を予約していたので(それでも1人1万円しないですが)、結果的にアップグレードによってとてもコスパの高い滞在となりました。
そのお部屋については次回。