台湾式の朝食 – 1(ワンハンド巻物編)

台湾の旅ではかなり「朝食」が注目されているような気がします。ホテルのブッフェもよいですが、街に出て、行列のできているお店に適当に並んでみるのが楽しそうですよね。というわけで、今回の旅で出会った台湾式の朝食について紹介します。

今日は、ワンハンドで食べられるテイクアウト向きの台湾式ファストフード、ご飯系とパン系の2種類を紹介します。冒頭の写真は「飯糰(ファントァン)」といって、台湾式おにぎり、いわばおにぎりロールです。これに対して、パン系がこちら。

「焼餅(シャオピン)」と呼ばれる台湾式焼きパンです。では具体的に行きます。

訪れたのは西門町の「永和豆漿」です。豆漿(トウチャン)というのは豆乳のことですが、「ナントカ豆漿」という名前で、朝食を中心とした台湾式ファストフードのお店が台湾の街にはあちこちにあります。

永和豆漿はYelpで見つけたので有名店だと思いますが、見た範囲では英語メニューがありませんでした。困ったな、と思いましたが、写真メニューがありナンバーが振ってありましたので、これを紙に書いて注文しました。数字で済まない部分は漢字を書いて注文です。漢字のできる日本人は有利ですね。

このお店は後払いで、イートインか持ち帰りかを指定します。イートインだと名探偵コナンのカードを渡され、食べ終わった後に清算するシステムでした。

注文を待っている間、先に出てきた豆漿を飲みながら待ちます。

豆漿には、「冰」(冷たい)「温」(あったかい)「熱」(熱い)といった温度の指定と、「無糖」「微糖」「半糖」「少糖」「有糖(正常)」といった甘さの指定があります。何も言わなければそれなりにデフォルトのもの(夏なら冷たくて甘い、など)が出てくるという感じだと思います。

ほどなく注文品が運ばれてきました。飯糰のお米はもち米で、とってももっちりしていて、食べごたえがあります。

具は、肉鬆(ローソン)という肉フレークや、歯ごたえのある漬物、細かく切った揚げパン、卵焼きなどが入っています。実に食感豊かで面白く、かつ日本人好みの味じゃないかなと思います。

このメニューはこのお店のフォトメニューの1番で、おそらく1番人気なのだと思います。漢字で書くと、「飯糰蛋豬排肉」で、値段は65台湾ドルで、ざっと240円くらい。

これに対してパン系の焼餅は、もっちりやふんわりではなく、パイっぽいさっくりクリスピーな焼きパンでした。

これはこの店のフォトメニューの7番の「焼餅蛋火腿」。価格は40台湾ドル(150円くらい)です。卵焼きとハムであまり特色はない、見ての通りの味だけれど、手堅い組み合わせかなと思って選びました。

お店の場所などについては、Yelpの以下のページを参照してください。営業時間は朝5時30分から午後2時までで、夕方や夜はやっていません。

永和豆漿 – 漢口街二段33號, 萬華區, Wanhua District, 台北市, Taiwan – Restaurant Reviews – Yelp

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