「倍速で満喫する香港」シリーズの2本目は、香港観光の定番中の定番、スターフェリーを紹介します。スターフェリーは19世紀からビクトリア・ハーバー上の公共交通機関として長く親しまれているフェリーで、九龍の尖沙咀と、香港島の中環または湾仔を6~7分で結んでいます。
(画像出典)Route Map | StarFerry
今回は香港島での観光を終えて九龍に戻る際に、湾仔から尖沙咀の航路を利用しました。
中環航路では冷房の有無で1等と2等に分かれていますが、湾仔航路には1等はありません。料金は2.5香港ドルで、日本円で言うと36円くらいです(ただし土日祝は3.4香港ドル)。支払いにはオクトパスが使えますので、気分的にはタダみたいな感じです。
乗るならやはり夜ではないでしょうか。湾仔から尖沙咀は約7分なので、あっという間に着いてしまうのですが、派手な香港島サイドの夜景を間近で楽しめて迫力があります。ちょうど香港を出港する大衆向けクルーズ「スタークルーズ」(スターフェリーとはまったく別の会社)の客船、スターパイシスが前を横切っていきました。
スターパイシスは590室を備えたクルーズ船で、香港から1泊2日の洋上クルーズを毎日行っています。
(公式)スター パイシス | Star Cruises(スタークルーズ日本オフィス)
ただ、船は揺れるので写真を撮るのはかなり難しいですから、写真撮影をしたりビルウォッチングをしたいなら昼の方がよいと思います。
絶景クルーズを終えて尖沙咀の埠頭に到着。冒頭の写真がフェリーピアのある場所で、真ん中の目立つ建物が香港文化中心です。接岸したところでスターフェリーをパチリ。
香港のハーバーサイドはどこを切り取っても絵になりますね。香港のハーバービューのホテルはとっても高いので、ハーバービューはスターフェリーで楽しむ、と割り切ってホテルの選択肢を広げる、という考え方もあるんじゃないかと思います。