夏休み最後の週末、8月30日と31日の2日に渡って、東急ハーヴェストクラブVIALA箱根翡翠では、ロビーラウンジにて「ラストサマーコンサート」が開催された。出演の「寝音屋」(ねんねや、と読む)は、それぞれがプロミュージシャンとして活躍している4人組のユニット。
ピアノ、ビオラ、ベース、パーカッションという編成で、ユニット名は「大人のための子守唄」を意味しているのだという。オリジナル曲中心の30分あまりのステージは、ジャズとボサノバをベースに、ビートをきかせたメロディアスな楽曲で構成され、とても楽しめた。
ソロを取るのがビオラというのが変わっているが、ボーカルに近い音域の太い音色は、このホテルの雰囲気に実にマッチしている。まさに大人のためのコンサートであり、まったくどうやったらこんなキャスティングができるのか、東急リゾートの企画力には舌を巻く。
手くせばかりで装飾音符バリバリの「ラウンジピアニスト」とはまるで違う、ホンモノのプロミュージシャンによる本格的なライブ演奏を、生ビール(840円、クラッカー付き)とともに堪能した。
宿泊時にこのようなイベントがあると嬉しいですね。
私も開業直後にラウンジでピアノコンサートを聞く機会がありました。こじんまりしたスペースですが、夕食後のひととき、実に穏やかな時間を過ごす事ができました。
ただ、部屋に戻って持ってきたDVDも観たい、寝る前にもう一度にごり湯につかりたい、ライブラリーで南の島の写真集を眺めたい、なんて思っていると一泊では収まりませんね。
リゾートに来ても貧乏性発揮で困ります。
ところで、週末の夜、東京はひどい雨でしたが箱根は大丈夫でしたか?
翡翠は大雨対策が厳重になされているそうですが、甲子園はレストランなどで度々床上浸水が起きたようです。
池や川の景観は目を楽しませてくれますが、最近の異常気象を考えると、滞在中も(地下駐車場など)少しの注意は必要かもしれませんね。
tri-Gさん、こんにちは。コンサートは遅い回(20時30分~)だったせいか、お客さんもみなさんご夫婦で飲み物を楽しみながら、という感じで、とてもよい雰囲気でした。
雨は特に問題なかったと思います。箱根ラリック美術館側のお部屋でしたが、山の稜線が雲に隠れてしまってちょっと残念でした。