富士山こどもの国でバーベキュー

かつては海水浴が我が家の夏の風物詩だったが、子どもたちがティーンエイジャーになった今、季節感のあるレジャーは冬のスキーくらいなものだ。夏は海ではなく山に行くようになり、夏のレジャーといえばバーベキューくらいなものである。

ところがエクシブに泊まってバーベキュー、というのは意外と難しい。よく知られているのはエクシブ蓼科のバーベキューガーデンだが、あれは単なる屋外レストランで、僕が必要としているものとは違う。エクシブでの泊まりに合わせてバーベキュー場を探しているのだが、実際にやってみるといろいろと難しい。

そんな試行錯誤の中で、我が家の基準をクリアした場所ということで、今日ご紹介するのは「富士山こどもの国」だ。

ここを訪れたことのある方は多いと思うし、僕も数えきれないほどここを利用してきた。ただ今回は、単にバーベキューをやりに来たという話で、富士山こどもの国自体の紹介はほとんどしていないので、どうぞご了承ください。

（公式）富士山こどもの国

行ったことがある人向けに説明すると、クルマを停めるのはメインゲートそばの駐車場ではなく、キャンプ客が利用する奥の駐車場（草原ゲート）に向かうのがまずは大事なポイントだ。

草原ゲートで入場料を払って中に入り、「草原の家」でバーベキューテーブルの料金を払ったら、リアカーを借りて駐車場に戻り、バーベキュー会場へと荷物を運ぼう。

ここのポイントは、場所だけ借りることができるという点で、バーベキューテーブルのみだと1テーブル1,020円である。

バーベキュー場の全景はこんな感じ。ご覧のように1つのテーブルに椅子は4つしかない。足りなければ椅子を持って行こう。ちなみに1テーブルあたりの人数は5人までというのがルールとなっている。気になるのはテーブル間がけっこう近いということ。近くに陣取った人たちとの相性みたいなものはあると思う。

時間制限は特にないが、利用時間は9時から15時までとなっている。食材は好きなものを持ち込めばよいので、バーベキューをすることに伴うコストのオーバーヘッドは極めて低い。

もちろん、予約しておけば手ぶらでもOKだ。「バーベキューテーブル＋食材セット」は2,800円で、これだけでテーブル、豚肉セット2人前、炭1kg、着火材、食器類レンタル、と全部入り。食材の追加は1人920円だから、全面的に頼んでしまうのもアリである。

（公式）宿泊施設・飲食施設｜富士山こどもの国

富士山こどもの国の入場料がかかるじゃないか、と思う向きもあろうが、「富士山こどもの国クラブ」の会員になると入場料が半額以下になり、大人は400円、小学生は100円と、バリューを考えるとほとんどタダみたいな感じになる（夫婦と小学生2人なら1,000円しかかからない）。

（公式）富士山こどもの国クラブ会員特典

当たり前の話だが、美味しくバーベキューを楽しんだらおしまい、ではなく、いくらでも園内で遊ぶことができる。何しろここは「こどもの国」なのだ。動物もたくさんいるし、冒頭の写真にあるカヌー遊びも楽しい。

たっぷり遊んだらホテルへ。この日は残念ながら富士山は見えませんでしたので、代わりこちらで。