エクシブ軽井沢で法事の実際

週末にエクシブ軽井沢に泊まって法事（四十九日法要と納骨）をしてきました。と言っても、エクシブでは法事は受けてもらえないのではないかと思うので、あくまで自主的に、といった感じです。参考になるかわかりませんが、自分の体験を書いておきます。

僕の両親は信州の出身で、エクシブ軽井沢からそれほど遠くない場所が故郷であり、一族の墓もそこにあります。

集まりやすい日曜日に墓地に集合して納骨式を行うことにして、東京から前泊できるメンバーを募ってエクシブに泊まりました。朝食はレストランで普通に取りましたが、夕食は仕出し弁当を頼んで（ホテル経由ではなく自主的に）、ツルヤでお酒を買って、お部屋で忌明け法要を兼ねた席を設けました。

宿泊は10人でしたので、部屋を4つ取って、1つは集まりやすいようにスイートにしました。今回のような場合には、本館のCタイプがぴったりだと思います。

（公式）スイートグレード（Eグレード） 【例】C1 Type｜客室｜グランドエクシブ軽井沢｜リゾートトラスト株式会社

（ちなみに、上記の公式サイトのページは、写真はCタイプですが、図面がDタイプになっています）

スイートと言っても一続きの和洋室のようなお部屋で、畳エリアには床の間もあります。そこに納骨前の骨壷と遺影を飾りました。

もし、真似する人がいたら注意してほしいのは、お線香は「絶対にダメ」ということです。客室に匂いが付いて大迷惑になりますから、それだけはやめてください。もちろん僕らもしていません。

この部屋には10席分の座席がちゃんとあります。暖炉風のリビングエリアにソファが5席あり、ベッドとの仕切りデスクにある椅子を加えると6席できます。和室には座椅子が4つあります。

アサインされた客室は、ジェネシス（スパ）の横から3号館に入ってすぐの場所でした。ご存知の方もいると思いますが、ジェネシスの前にはエントランス前ロータリーに面した出入口があります。

チェックイン時にお弁当やら遺影やらを見せるわけにはいきませんから、チェックインした後、コートで覆うなどして、ジェネシス前出入口から「搬入」を行いました。参加者には喪服はNGと案内していましたから、他のお客さんに法事だとわかるような要素はなかったはずです。

幸い、土曜日も日曜日も大変いいお天気で、また写真のように紅葉もはじまっていて、観光としても絶好の日和でした。

翌日の日曜には、秋の美しいグラデーションの中、浅間山を見下ろす墓地に20人ほどが集まり、ワインを開けて賛美歌を歌っての納骨式。その後、近隣のお座敷レストランで会食して解散しました。

行きも帰りも関越道はかなりの渋滞で、エクシブもほぼ満室で混雑していました。オペレーションは相変わらずでチェックインとチェックアウトには時間がかかりましたが、新オーナーカード制度で10人全員にジェネシスの利用権を付けてもらえたのはありがたかったです（これは2室10人までというルールを拡大解釈してくれた結果であると思います。カードは4枚出してもらえました）。

とりあえず、一つの区切りとはなりましたが、東京の実家と信州の別宅の片付けは、まさに底なしの様相を呈していて、未だに呆然としている次第です。