僕はエグゼラウンジやブッフェが大好きなんですが、残念なことに、気持ちとからだがだんだん一致しなくなる年齢となってしまいました。つまり、ラウンジに行けば飲みすぎるし、ブッフェに行けば食べすぎてしまうんです。以前の記憶がありますから、気分がよくなると、つい限度を超してしまう。
それでこの日の朝食は「江戸の朝寿司」としました。グランドニッコー東京台場の最上階にある寿司・天ぷら店「鮨 玉かがり 天ぷら 玉衣」(長いですね)で提供されているメニューです。
正価としては税サ込で3,500円なんですが(One Harmony会員だとそこから10%オフなので3,150円)、僕は朝食付き(かつOTA経由の特殊プラン)で予約していたので、逆算してみると2,000円でいただけていたようです(プランや予約経路によってレストランの実質代金がさまざまに変動するのがこのホテルの面倒くさいところです)。
ホテル最上階30階には、このレストランと、もう1つ「The Grill on 30th」というグリルダイニングがあります。グリルダイニングの方は基本的にブッフェです(現在はハーフブッフェ)。向きはグリルダイニングがレインボーブリッジ側で、寿司店のビューは大井ふ頭などの反対側です。
というわけで、フィフティーズらしく、ブッフェには目もくれずに寿司店を目指します。このレストランはランチ握りでも6,300円(税サ込)もする高級店なので、朝からワクワクして行きました。
入店すると、職人さんの元気な声がします。
カウンター席もいいな、と思いましたが、個室に案内されました。
船の科学館やテレコムセンターがよく見えます。遠くには羽田空港の管制塔も見え、往来する飛行機がよく見えます。この写真はスマホの広角で撮ったのでわかりにくいですが、空の真ん中に飛行機が飛んでいます。
「江戸の朝寿司」はお膳出しなので、これで全てです。スペックとしては紙鍋、お寿司が7貫、日替わりの小丼のセットです。
まずは紙鍋からいただきます。固形燃料で煮立てて熱々を食べます。ちょっと他のホテルと比較するのがはばかられるほどに、魚介類がゴロゴロと沢山入っています。
そしてお寿司です。これは見ての通りです。朝から中トロをいただけて幸せ〜と、誰もが思うでしょう。小丼はいくら丼でした。
ちょっとした水菓子くらいあってもいいかな、と思いましたが、それは他のホテルからの連想でそう思うだけですね。この後、ラウンジに行ってコーヒーをいただいて締めました。
食の細い方も、朝からいい感じにぺろっといける「朝寿司」。これはエクシブでも真似してほしいなぁ。
いまの離宮や別邸の朝食は3,267円ですし、現在のリゾートトラストの会員制ホテルでは一般ホテルの2割引で朝食を提供しているというのが僕の仮説です。そうなると、この程度のものは一般エクシブ(朝食2,904円)でも出せるはずですね。
朝からお寿司。皆さんはどう思いますか?