この写真は今週のウィークデーの夜、仕事帰りにスマホで何気なく撮影したベイコート倶楽部です。何度見ても美しい造形であると思うし(たとえ模倣だとしても本家よりもきれいです)、やはり夜は映えます。
全国旅行支援などで稼働率も上がっていると期待したいところですが、この日はご覧のような感じで、すごく盛況というわけではなさそうでした。
ところで今日は、この東京ベイコート倶楽部を珍しいところから見る機会があったので紹介します。
これはゆりかもめのテレコムセンター駅の駅前にある「青海フロンティアビル」からの眺望です。この写真がスマホのデジタルズーム2倍で、実際にはもっと間近にベイコート倶楽部を望むことができます。
細かい案内は省きますが、「東京臨海部広報展示室 TOKYO ミナトリエ」という立派な博物館(展示場)がこのビルにはありまして(入場無料)、そこからはこのベイコート倶楽部方面だけでなく、お台場方面も含めてぐるっと、この辺りの眺望を楽しむことができます。
ズームを使わないで撮るとこんな感じで、有明の埠頭に面してこのホテルが立てられていることがわかります。琉球海運の船が見える場所(島)は有明4丁目です(東京ベイコート倶楽部は有明3丁目)。ここは倉庫と埠頭だけで人は住んでいません。
冒頭のロマンチック風味な写真と違って、倉庫が立ち並ぶ、まさに「埠頭」という雰囲気の場所であることがよく感じられます。♪しーろーいー♪吐息が〜♪闇の中に消えてゆく〜♪
反対側のお台場方面には、グランドニッコー東京台場の存在感が目立ちます。そしてレインボーブリッジと東京タワー。埠頭に向けて覚える寂寥感と、都会の華やかさを両方感じられる、面白い立地の場所であると思います。
単に時間調整で立ち寄っただけで、ミナトリエをゆっくり見ることが叶いませんでしたが、実に充実した展示で驚きました。晴れた日に、ちゃんとしたカメラを持って、見学メインで再訪したいと思っています。