週明けの12月18日より、リゾートトラストの都市型会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」の販売が開始されます。2008年に開業した東京ベイコート倶楽部以来の、首都圏でのベイコートの開業案件です。
このサイトでも繰り返しこのホテルについては報じてきましたので、今日は新たに発表された内容に絞ってお伝えします。ホテルのアウトラインや周辺環境については、下記の関連記事をご参照ください。なお、冒頭の写真は建築現場の様子です。このホテルの倍ほどの高さを持つタワーマンションが背後から取り囲むような立地となっています。
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東京オリンピックのある2020年7月に開業予定のこのホテルは、東京ベイコート倶楽部と同様に、「ロイヤルスイート」、「ラグジュアリースイート」、「ベイスイート」の 3グレードでの販売となります。お部屋の大きさは約50~135平米で、最大面積のお部屋は東京ベイコート倶楽部よりも広く設計されています。
以下は「ロイヤルスイートルーム」の完成予想図の一例です。白と黒を基調にゴールドとイエローをあしらっていますが、意外にも地味な仕上がりです。
(画像出典:リゾートトラスト報道発表資料)
会員権価格は、10,000,000 円(ベイスイート年12泊タイプ・税別)~37,750,000 円(ロイヤルスイート年24 泊タイプ・税別)で、東京ベイコート倶楽部が8,173,225円(当時の税込)~32,543,919円(同)と比較すると値上がりしています。
建物は地下1階、地上14階で、客室数はベイコート部分だけだと138室です。こちらがこのほどアップデートされた外観CGです。これは以前から紹介されているもので、特に変わった点はなさそうです。
(画像出典:リゾートトラスト報道発表資料)
こちらはロビーの完成予想CGです。一般ホテルである「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」とは別の入口であり、ロビーも独立となります。
(画像出典:リゾートトラスト報道発表資料)
レストランやスパなど、多くの施設を一般ホテルのカハラと共用しますが、中国料理レストランとラウンジ・バーはベイコート専用のものを用意します。こちらが中国料理レストランの様子です。
報道発表資料においては、「全室ハーバーを望める完全個室の異国情緒溢れる装飾が個性的な中国料理レストラン」と説明されています。ホテルで一番いい場所をここに持ってきたようですね。
芦屋は予約受付が始まりましたので、初物好きとしては「行かざあなるめぇ」という感じで予約を入れました。
4月に予約しましたので、行ったらレポートします。
私も芦屋予約しました。
有馬→芦屋の連泊で楽しみです。
さておき、トラスティプレミアなるブランドが出来ましたね
浜町と、熊本とは
熊本は少しハテナマークかなぁ?
横浜ベイコート倶楽部は、スパ・プールが下層階に配置されたのが気になりました。
本日から販売開始ということで、公式サイトもオープンしましたね。
公式 – 横浜ベイコート倶楽部|YOKOHAMA BAYCOURT CLUB
報道発表資料にはないたくさんのCG画像が掲載されていて楽しいです。
お部屋からのビューバスの描写などでは、海を背にしてまるでウォーターフロントにあるような景色が描かれています。現地に行った身としては、「えっ」と思うわけですが(こんな風に見えるわけはないと。だって海は反対側なんですから)、埠頭の反対側に水盤を作るようなので、こうした景観を作り出したいということだったんでしょうね。
でもね、夜景を担うタワマン群はけっこうそばに迫っていますから、バスルームのブラインドを上げてお風呂に入れないですよ。考え方としては、「水庭」に面して客室風呂を作ってしまった湯河原離宮と同じなんでしょうね(CGが大事と)。
プールは臨港パークの借景になるみたいですね。スパからの眺望は万葉倶楽部の圧勝っていう感じでしょうか。万葉倶楽部の露天風呂はまさにオーシャンビューで、ベイブリッジも見えるし、足湯はこんな風です。
万葉倶楽部というのはインタコの向かいにあるスーパー銭湯です。そのうちに記事を書きます。
芦屋の予約が始まりましたか?
クラブネットで見てみたらベーコートは東京しか出てきませんが・・・
公式から引用しますね。
「ベイコート倶楽部メンバー様」同士の交換利用の予約が始まったということなのですね。
ありがとうございます。よく分かりました。
ところで、先週久しぶりに有馬に行きましたら、な、な、なんと、一時話題になったあの湯河原のグレーのバスローブが有馬にも!
でも有馬は本当に良い施設です。
スタッフのサービスも他の施設に比べて自然で感じよく、お料理もおいしく、お部屋も静かでお風呂も最高、いつもいい気分で帰ってきます。
芦屋と有馬の組み合わせが多くなるでしょうね。
芦屋のルームチャージ メンバーとゲストとの利用料金の差が 東京より少なくなりましたね。また 白の権利日の日はエクシブオーナーもメンバー利用料金で利用出来るとの事。エクシブオーナーとしては ちょっとほっとしました。
これから出来るベイコートも芦屋と同様なら嬉しいですね
natsuさん、情報ありがとうございます。これはとても興味深い施策ですね。
エクシブからベイコートへのシフトが続くなかで、エクシブユーザーの満足度をキープするために、新施設が続くベイコートをこれまでよりもリーズナブルな費用で利用できるというこの方針は、理にかなっているように感じました。今後、注目していきたいと思います。
皆さんこんにちは。時は流れて2018年9月です。
このほど、横浜市がリゾートトラストに対して、39億63百万円の支援を決定しました。これは横浜ベイコート倶楽部に対してではなく、あくまで「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」に対する助成として支給されます。
横浜市の発表から引用しますと、リゾート会員権として販売される部分を除いた、延床面積 約48,000平米のうちの約30,000平米が支援対象面積となっていて、この数字からみて、会員制ホテルと一般ホテルの共用部分も含めて横浜市の助成を受けるようです。うまいことやるものだなと感心しました。
※ 両ホテルは、イタリア料理と日本料理のレストラン、スパ(インドアバス)、トリートメントサロン、インドアプール、トレーニングジム、ボールルーム、ショップを共用します。
以下が横浜市の発表資料です。
横浜市 経済局 【記者発表】企業立地促進条例に基づき新たに2件の事業計画を認定!!