リゾートトラストは今日、2020年3月期の決算を発表しました。今回はその決算説明資料から、3月から本格化した新型コロナウイルスの感染拡大が、どのようにホテルの稼働率に影響しているのかを見ていきます。
実はこの週末には、この決算をレビューすることを主な目的とした勉強会(オフ会)を開催予定でした。しかし、東京は緊急事態宣言下にあり、予約していた会場も閉鎖となってしまい、結局、お知らせをすることもなく開催ができずにいます。
そこで今回は、できるだけその穴埋めを、決算に関する紹介・分析記事と皆さんとのコメントのやり取りとで行えればと考えています。
決算説明資料を見てみよう
まず見ていただきたいのは、リゾートトラストが公表している決算説明資料です。以下で公開されています。
(公式)決算説明資料|IR資料|投資家情報|リゾートトラスト株式会社
リゾートトラストは非常にしっかりとしたIRをする企業として定評があります。その決算説明資料の中から、まずは何と言ってもホットなコロナ禍の影響について、同社の会員制ホテルの通年の稼働率を通じてチェックしていきます。
エクシブの稼働率
まずはエクシブの年間の稼働率です。
(画像出典:リゾートトラスト決算説明資料。以下同じ)
2020年3月期には、新規のエクシブの開業はありませんでした。一方、ベイコート倶楽部の販売を中心に会員は増えている状況です(会員の増加については別記事を予定)。結果を見ると、4~6月、7~9月はほぼ前年度と同様の稼働率でした。10~12月になると連続して上陸した台風による影響を受けて、稼働率が対前年比で3.6ポイント下がっています。
さらに1~3月期には、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、対前年比で5.2ポイント低下しました。
コロナの影響
以下は、そのコロナ禍の影響を示したグラフです。1月は対前年比微増で推移していて、2020年3月期は全体としてこうした傾向であったことを示しています。2月後半から影響が出はじめましたが、2月は前年並みで着地。
2月27日には政府が3月2日からの臨時休校を要請し、自粛ムードが高まります。それでも3月のエクシブの需要は、キャンセルと予約が交錯する底堅いものでした。
エクシブの3月の実績は対前年比3分の2程度を確保し、同社のビジネスホテル「トラスティ」の3月の稼働率が前年の3分の1に落ち込んだことと比較すると、会員制リゾートホテルという業態の強みが出ていたと言えます。
しかし、4月(これは決算期が違うので、参考資料として掲載されているものです)になると急変。緊急事態宣言を受けて一部の施設はクローズされ、新規予約も大きく低下し、稼働率は1割を割り込みました(休業のホテルも稼働率の分母には含まれています)。
ベイコートの稼働率
リゾートホテルであるエクシブはこのような状況でしたが、一方の「都市型リゾート」であり現在の主力商品であるベイコート倶楽部の稼働率はどうだったでしょうか。
2019年3月に愛知県蒲郡市にラグーナベイコート倶楽部が開業し、2020年3月期は通年で営業されました。東京都江東区の東京ベイコート倶楽部、兵庫県芦屋市の芦屋ベイコート倶楽部を合わせた3ホテルの稼働率になります。
4~6月はラグーナの開業効果で前年を上回る稼働率を上げましたが、夏場の7~9月には前年を割り込んでいました。また、秋の台風シーズンの影響はエクシブよりも大きく、さらに1~3月ではコロナ禍の影響で35.6%まで稼働率を落としています。
施設ごとの稼働率についてはデータがまだ発表されていないので(6月末の株主総会のタイミングで発表されるものと思います)、ベイコート倶楽部の稼働率については稿を改めて、再度取り上げたいと思います。ラグーナの初年度、芦屋の2年目の数字はどうだったでしょう。今日のところは全体の傾向だけチェックしました。
コロナは営業スタイルを変えるのか
今日はコロナ禍の影響について、稼働率を通じてホテル運営の面を見てきましたが、最後に、同社のビジネスに大きな影響があると考えられる点について補足しておきます。
それは、世界が「非接触」に向かっていて、他稿でも触れましたが、高収入な職業ほどその傾向がある、という点です。さらに、ホテル産業そのものが非接触を志向している。同社の主力である会員権販売にこの変化が与える影響がかなり大きいのではないか、という問題提起です。
(関連)横浜ベイコートの開業延期で考える都市型リゾートの意義 | resortboy's blog
(関連)ポストコロナで変わるホテルの常識 | resortboy's blog
これは僕の予想に過ぎませんが、同社が対象としている富裕層は、既にブランド化したクリアーで安心感のあるものを、「非接触的」な方法で購入する志向性が強まっていくように思われます。指名買い、というような感じでしょうか。
かつてのエクシブの営業は、どちらかというと「濃厚接触」に分類されるような、昔ながらの営業スタイルであったと思います。しかし、アフターコロナ、ウィズコロナの時代には、そうしたものはどうしても衰退するトレンドにあるのは間違いありません。
今後同社が、オンラインでのプレゼンスを高めて、今まで以上に商品の透明性を高めて、オンライン上で商談をクローズさせられるような、商品の強さ、クリアーさを明確に出せるようになるといいと思っています。
というわけで、次回は利益構造について触れましょう。かつて、勉強会(オフ会)でも質問したことですが、「会員権の販売」「ホテルの運営」「メディカル」の各事業の利益が、2020年3月期は何対何だったのかを予想して、上記の決算発表資料で確認してみてください。きっと発見があると思います。
(続き:主要3事業のバランスは?(リゾートトラスト決算 – 2))
(追記:2020-06-27)以下は有価証券報告書に掲載された稼働率のデータです。収容能力欄の( )内は延べ収容可能人数(客室定員数に営業日数を乗じて算出)で、室稼働率欄の( )内は定員稼働率(年間の収容実績人数を収容可能人数で除して算出)です。
湯河原の現状です。
車で到着するとルームキーが渡され、駐車後に直接部屋へ。
予約の調整や食事の確認は部屋で済ませる。
5時過ぎにレストランが開いて7時にラストオーダー。
8時にはレストランが閉まって一回転で終業。
なので、鉄板などはかなり狭き門。
大浴場は営業しているけど整髪料や髭剃りは回収されている。
受付で係員を呼び出せば髭剃りなどは受け取れる。
部屋番号を書いてタオルを受け取るという儀式もない。
ロッカーは鍵があらかじめ刺さっていて、刺さっているロッカーのみが使える。
使い終わったらロッカーキーを浴場フロントの鍵箱に戻す。
係員側は鍵が戻ったところをまとめて清掃。
ロッカーの中にはフェースタオルとバスタオルがあらかじめ入っている。
お代わりタオルはあらかじめ脱衣所に置かれた会議テーブルに配置されている
基本的に大浴場で係員には顔を合わせない。
外風呂・内風呂・カラン・冷水器は以前と変わらず。
サウナは三密回避で封鎖。でも水風呂は絶賛営業中。使う人はいないけど。
夕食後にチェックアウト手続きをするよう促される
翌日チェックアウトはベルに荷物を預け、ルームキーを渡して終わり。
車を玄関につけて荷物を引き取ってそのまま帰路。
安い「おひとり様プラン」で予約して、その実家族で乗り込んでも、
まあ分からないよな。的なオペレーションでした。
Balthasarさん、最新の利用形態のレポートをありがとうございました。
・チェックイン・アウトの非接触化(直接ルームイン、事前チェックアウト)
・大浴場のオペレーションの簡素化
といったところは、これまでエクシブがこれまでの習慣にとらわれて改善できていなかった部分かもしれないですね。今後もコロナ前とは違うオペレーションが継続するのではないでしょうか。
・レストランのソーシャルディスタンス確保と稼働率の低下
この部分は、エクシブの営業スタイルに大きな影響がありそうです。エクシブは素泊まりOKなリゾート会員権ですが、一方で多くのレストランをラインナップして魅力を高めてきました。しかし、施設によっては経年によるレストランの稼働率低下で、営業の合理化で定休日を設けたり営業を集約したりするなどの取り組みが見られました。
(関連)エクシブ伊豆に見るレストラン運営の終着点 | resortboy's blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究
このトレンドが今後加速するかと思われていましたが、しばらくの間は、「2回転」などの営業の合理化ではなく、「倍のスペースを使って三密を防ぐ」という方向での営業が予想されますね。
料飲部門に力のあるエクシブだからできそうな前向きな話ですが、コストアップにつながる面も否定できません。動向を注視していきましょう。
いずれにしても、エクシブは堂々たるハードウェアを誇る「密」になりづらい施設で、かつ、会員制で「プライベートリゾート」を標榜していてインルームでの対応も自然に行えるタイプのホテルですから、ポストコロナの旅行先としてはかなりよいチョイスのように思われます。
関東は未だに嫌なニュースが多いですね。
私の居住している市では1人出たとか出ないとか比較的落ち着いていました。
Go To トラベルキャンペーンの旅行業者を通じての業者とは何を指すのか今一不明でしたが、昨日発表された中に出ておりました。
[6月2日に経済産業省が公開した説明会資料によると、「旅行業者」にあたるものは幅広く、中間事業者は旅行会社、オンライン旅行代理店のみならず、宿泊施設の直販予約システムも含まれている。]
直販予約システムで該当するならエクシブも含まれるのではと思います。
期待したいですね。
makunoutibentouさん、ようやく経産省の資料をチェックできました。その間に、委託先の公募が中止になってしまいましたが^^;
以上のようなわけで、「宿泊施設の直販予約システム」と明記があります。
(出典)【公募中止】令和2年度「需要喚起キャンペーン事業」に係る委託先の公募(企画競争)について (METI/経済産業省)
エクシブがこのキャンペーンの対象になるといいなと僕も思います。しかし、気になる部分もあります。キャンペーンの対象は「旅行商品を購入する消費者」とされています。会員制リゾートホテルを利用できる立場の会員は果たして「消費者」なのかは難しい判断のように感じます。
会員は初期費用に加えて租税公課や年会費を支払うことと引き換えに、「高級な」施設を安価に利用できる「権利」を得ています。それが「会員権」ですね。そうした「特別な会員」に対して、一般の旅行商品と同じ値引きインセンティブが適用されるだろうと考えるのは、かなり無理があるようにも思われるのです。
というわけで、期待しつつ、動向を注視してまいりましょう。
おはようございます。
この辺に関しては、楽観しております。
以前豪雨災害があった時に、13府県ふっこう周遊割と言うのが
行われましたが、エクシブも該当されていました。
期待し過ぎて願望が入っているのかも(笑
高速料金もお願いしたいものです。
2020年3月末の有価証券報告書がEDINETにアップされましたね。
稼働率データ興味深いです。2月3月のコロナ影響は少なからず見てとれます。
興味を惹かれたのが、ベイコート芦屋の稼働率は初島程度、但し飲食含めた売上はそこそこあります。訪問頻度は低いながら、単価の高いお客様が多いんでしょうか?
また東京ベイコートもコロナの中、売上的には安定してます。
リゾートトラストの有価証券報告書は見飽きないですね。
もなあくさん、コメントありがとうございます。僕も昨日のお昼休みにちょうど見ていました。
ベイコートとエクシブは客層が明らかに違いますね。面白いのは、RT社の計画より、エクシブの消費単価は下回っていて、ベイコートの消費単価は上回っていることです。ベイコートの消費単価は前期32,098円。対してエクシブが18,523円で、サンメンバーズが11,228円です。下から1.6~1.7倍すると次のクラスタに移るという、三層構造です。さらに乱暴に単純化すると、サンメン1万、エクシブ2万、ベイコート3万、というのが客単価です。
リゾートトラストはベイコートによってエクシブよりもさらに高価格帯の市場を開拓したであろうことがわかります。ベイコートの稼働率は低いのが問題ですが、稼働率を4~5割の水準で維持できれば、ウイズコロナの時代には密にならない安心材料という面もあるでしょう。ベイコートのお客さんたちによって、完全会員制という新しいホテル文化が定着するとよいと思います。
以下、話題に出ていた稼働率の表をEDINETからそのまま引用しようと思いましたが、大きすぎて貼り込めませんでした^^;
データとしては面白いので、EDINETから引っ張ってきた最新の有価証券報告書から、稼働率のデータ部分を記事本文の末尾に追加してみました。ですが、スタイルをちゃんと付けていないので見づらいですね。画像で入れたほうがいいかな。少し考えます。
週末、箱根離宮を利用しました。
入り口で検温等、スパでは、ロッカーの消毒を徹底してされていて大変だなと感じました。
ゲストのレセプションもチェックインアウトで混み合っていましたが、土曜日は交換待ちになっていますが、以前の様に満室でにはせず、(ブッフェもお休みだし)利用制限している感がありました。
朝ごはんは、混雑を避けて時間予約。ブッフェがお休みのためか中華の朝ごはんもオープンしていました。和食をいただきましたが、中華もおいしそうでしたよ…
箱根離宮は東京からのお客さんが主流でしょうから、一番緊張が強いられる施設ですね。これから夏の旅行シーズンで無症状のお子さんたちも増え、高齢者との接触もまた増えてきます。エクシブは、別の記事でも書きましたがかなり安心できる対応を実施しているホテルなので安心して見ていますが、エリアとしての箱根は要注意かもしれないですね。
クルマでエクシブに直行直帰、というスタイルは、このブログにお越しの方にはポピュラーな過ごし方だと思いますが、それは今の感覚ではかなりイケているし、ニューノーマル的な感じがします。
resortboyさん、ジューシーママさん、こんばんは。
私も箱根離宮に行ってきました。前回の東京ベイコートもそうでしたが、仰る通り万全の感染防止対策が施され、十分にソーシャルディスタンスも採られて安心して利用することができました。医療&福祉系も手掛けて専門家を擁するRT社の面目躍如かも知れません。
クルマで直行直帰は、2月頃から我が家でも実行しています。今回3ヶ月ぶりのエクシブ&ベイコートでも同様のスタイルで過ごしましたが、まさに当分は今後のスタンダードとなりそうです。
もともと大都市圏の近距離に立地する完結型のリゾート施設、というコンセプトですから、こうしたニューノーマルには見事に合致しますし、しかも海外旅行やクルーズ船、外資高級ホテルの代替えとしても、高級路線を押し進めてきたエクシブ&ベイコートは、受け皿としても最適な施設とも思えます。コロナ時代を迎えて逆襲に転じるとなれば、会員制リゾートの旗頭になり得る存在かも知れませんね。
resortboyさん、ジューシーママさん、benさん、箱根離宮の情報を有難うございます。
琵琶湖に行ってきましたが、琵琶湖のスパはソーシャルディスタンスは全くとられていなかったです。
スパ内はけっこう混んでいて、ロッカーも毎回お隣がいました。
洗面台のイスの数は以前と同じでしたが、ドライヤーだけが半分減らされていたので、ドライヤー待ちで洗面台での時間が長くなり、後ろで洗面台が空くのを待っている人達がたくさんいました。
スパ内では皆さんマスクをしていませんので不安になり、洗面台が空くのを待たずお部屋で髪を乾かしました。
琵琶湖ではスパ以外ではきちんとコロナ対策をしてもらっているように思いましたが、箱根離宮ではスパでもしっかり対策をとっていてくれるのですね。
やはり関東と関西の違いでしょうか?
一週間前に夕食を予約しようとしたら、レストランもインルームダイニングも予約が取れず、外に食べに行くよう案内されました。
一週間あるのだからクローズの予定のレストランを開けてくれるのでは、と期待していましたがダメでした。
琵琶湖では、宿泊人数に応じてクローズの予定のレストランをオープンするという事はせず、ラウンジの軽食で済ませるか外に食べに行くよう案内するとの事です。
関東と関西では、発生数の違いからか温度差が出てきていますね。
大阪南部では、もう終わったんじゃね?と言う雰囲気が出て、少し危険かなとも。
5月に国内の旅館、ホテルに泊まった人は前年同月比84.8%減だそうです。
国内旅行の自粛や訪日客の激減で日本人は81.6%、外国人は98.6%それぞれ減った
との事です。
4月に琵琶湖に行った時には、がらんがらんでした。琵琶湖のあの部屋数に比べると
スパは小さい気がします。
私は白浜に6月だいぶ行きましたが、結構ソーシャルディスタンスが行われているなと
感じました。スパも入場者数を管理していました。ここでうつる気は全くしなかったです。
が、来客数が絶対的に少なかったのがあるのかもしれません。
与えられた環境条件の中で、スタッフの方も頑張ってくれているなと感じました。
最近特に不満に感じるのが、レストラン問題です。一か所しか開いていない、連泊の場合
昼食が取れない。
この昼食に関しては、露天風呂で雑談をした高齢の会員の方でしたが、公共交通機関で
来られた人には、特にきつく感じます。
6月半ばまでは、白浜ではマックスバリュー1店。カレー屋1軒しか開いていなかったです。
コンビニも2店あるうち1店しか開いていませんでした。6月半ばを過ぎるとぽちぽちと開い
ていましたが。
今の琵琶湖の周りで、夕食をとれるレストランって遠いですよね。(いつも自転車でポケモン
をしつつイオンモールまで行くので)ぱっと思い浮かびません。
せめて松花堂弁当みたいなのでも提供してくれるといいのにと思います。
いっその事、デパートの大食堂形式の方が良かったのではと思うこの頃です。
琵琶湖で、公共交通機関でいらした高齢の方と露天風呂でお話しました。
ホテルが夕食を用意してくれないのなら途中でお弁当でも買っていこうと思い、道中ホテルに電話したそうです。
レストランの予約も取れない上に、食中毒の心配があるのでお弁当の持ち込みもダメだと言われたそう。
ラウンジにはその人が食べれる物はないらしく、タクシーで食べに行くか、ショップで腹持ちの良さそうなお菓子でも買って凌ぐかと、とてもお困りでした。
makunoutibentouさんが仰るように、お夕食を館内で提供出来ない時やランチ用に、簡単なお弁当を館内で販売してくれると助かりますよね。
みなさん、こんにちは。続々と興味深いコメントをいただいていて、記事を書くより有用なコミュニケーションになっていますね(^^)
benさんにコメントいただいた内容はまさにそのとおりで、リゾートトラストは唯一無二の存在として、外資系などの高級ホテルが低空飛行でぐだぐだになっている間に存在感を増すのかもしれません(会員としてはそのような流れを希望)。
ただ、それはこの15年くらいの高級化邁進路線の先にあるもので、まさにリゾートトラストが目指してきたものだけれど、オールドエクシブが抱えている「そうではない需要」とは違いますね。普通のホテルは長期ディスカウントになっていて、エクシブの「高さ」が目立ってきてしまっている。
この辺りのバランスをどう取っていくのか、上手にやってほしいと思いますね。
そういう意味で、コストの大きな部分を占めるレストランが肝になってきます。いま、レストランは座席を絞っているので、あっという間に満席になってしまって、フローティングで予約をすると空いているのはインルームだけ、みたいなヘンなことになっています。
夏休みの繁忙日には、現実的に食事が提供しきれないのではないでょうか? それなのにエクシブは、全面的に食事の持ち込みを禁じています。
(公式)ご利用規則のご案内(飲食物のお持込について)|リゾートトラスト株式会社
食中毒のこととか、微妙な部分もあるでしょう。それにこの利用規則の文言はレストランを備えたホテルでは普通の内容で、リゾートトラストが特別なわけではありません。でも、明らかに時代に合っていませんね。
近隣の飲食店と手を組んで、土産物の朝市的なものを開催するように、テイクアウトのフードをロビーで限定販売するのはいい案だと思いますね。または、それをラウンジの機能として業務拡張するか、ですね。インルームも枠が限られているのだから、テイクアウトをやるしかないでしょう。
ハーベスト会員のお友達夫婦も
ラグーナや軽井沢パセオ、箱根離宮にお誘いして一緒に行きましたが、ハーベストとは違った豪華さにとても喜んでもらえました。
私も熱海伊豆山に連れて行っていただきました。ハーベストのベンダールームには、電子レンジがありました。これはエクシブにはないサービスかなと。
resortboyさん、皆さま、こんばんは!
自粛が明け、GWにキャンセルになったパセオの反動ですかねぇ、、、
リゾーピア熱海、箱根離宮、XIV軽井沢と利用してきました。
離宮、軽井沢ともにエントランスでの検温、指先の消毒を求められましたが、熱海はほぼ安定の通常営業でした。
大浴場の番台にもスタッフが居ましたね。
軽井沢は20人位の団体 ( インド系? ) の方がいらっしゃってて、サウナも通常営業 ( 但し、定員2名まで )
恐らく言葉を理解されていらっしゃらなかったのでしょうか? 6人位サウナに居ましたね ( 汗 )
総じて、各施設で様々な対策を試行錯誤しながら行っている印象でした。
中でも比較的、離宮が安全のような気がします。
但し、箱根離宮は目の前のコンビニも時短でしたし、富士屋ホテルも改装工事中でパン屋さんもマダムスンもイタリアンも居酒屋もお休み。私も含め素泊まり族は厳しいかもしれないですね。
東急HVCは各施設、各フロアーに以前から電子レンジが1台設置されてますよね。
東急は持ち込み部屋食もOKですし、施設によっては ( 長期滞在想定で鍋やらお皿まで支給される蓼科アネックス、VIALA箱根翡翠のスイート等 ) キッチンが付いているので、ちょっとした料理なら出来ますね。 ( 以前、箱根翡翠で盛大にBBQをやった人は怒られたそうですが 笑 )
JTCCも6/20より全施設で営業が再開されました。
http://www.japantotalclub.co.jp/index.php
最後に、、、不謹慎ですかね、、、
御殿場のプレミアムアウトレットが拡張され ( ヒルサイド ) 関東最大級に。いい感じでした。
保有してるハーヴェストと同じように、エクシブでも持ち込みしてました……。
原則禁止だけど黙認してるって状態なんでしょうか?
軽井沢だったら外でパンやらワイン買ってきたり、箱根離宮なら富士屋ホテルのパン買ってきたり、初島ならお菓子とかお酒とか持ち込みません?
もなあくさん、初めまして。
東急あるあるですよね ? それ ( 笑 )
私も当初は戸惑いましたが、そのうち慣れました ( 笑 )
熱海に行けば銀座界隈のお気に入りの飲食店で夜は食べますし、清水町市場の魚屋さんで鮮度の良い刺盛を買ってお酒のつまみにする事もありますし、マックスバリューに行って便秘解消の為に指定銘柄のヨーグルトを買う事もありますね。同様に軽井沢に行けばカスターニエや浅野屋、それにツルヤにも行きたいし、、、キリが無いのでこの辺にしておきますが、自己責任のもと、楽しんでいただけばよろしいかと^^暗黙の了解ですね。
皆さん、持ち込みは禁止ですよ。利用規則にそう書いてありますからね(棒)。
当ブログでは以下のように、「禁断」として、あくまで限定的に、かつ、そこそこ大事なものとしてこの話題を取り扱っております。過去の議論もご覧ください。まぁ、某エクシブの車寄せで、持ってきた食材をダンボールに入れてベルに預けて運ばせている猛者を見たこともありますけれどね。
禁断の「お部屋食」を考える(2015年版) | resortboy's blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究
禁断のお部屋食 | resortboy's blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究
4月の連休前頃、山中湖のHPを見ていましたら、インルームダイニングの他、テイクアウトをやっていました。
前日だったか2日前までだったか忘れましたが、あらかじめリクエストをしておいて、夕方6時に本館のロビーで受け取るというシステムで、SVも含めて宿泊者が利用できるというものです。
内容もちょっと豪華な折詰弁当という感じで、コスパもよくとてもおいしそうでした。
琵琶湖のように、エクシブで夕食をとれないというのは、ちょっと寂しすぎるので、このシステム、もう少し広めてもらいたいですね。
それにしても東京で連日100名越えの感染者数、ますます滞在型リゾートとしての運営の手腕が問われますね。
鳥羽本館とアネックスも、夏休み期間にテイクアウト限定のお値打ち宿泊プランが出てきましたね。
琵琶湖は7月の連休に、好きなお料理を選んで箱詰めしてお部屋で食べるファミリーマルシェという特別企画があるみたいです。
館内でのお食事を希望する宿泊客皆さんに、お食事を提供出来るように頑張ってほしいです。
セラヴィリゾート泉郷「ホテルアンビエント蓼科」情報
毎年、夏休みに家族で女神湖畔のホテル蓼科に行くのですが、今年はコロナの影響で少し事情が変わっています。
朝食・夕食のビュッフェが中止になり、そのままルームサービスメニューになっています。豪華弁当です。るるぶに写真も載ってますのでご覧ください。
キッチン付きの広い和洋室を予約し、豪華弁当プラス部屋にスーパーで買った食材・お酒を持ち込み家族でワイワイやる予定です。自宅から車でホテルに直行し、他のお客と接触せず部屋に直行すればコロナ感染のリスクは少ないですね。セラヴィは結構考えています。これでホテルの稼働率をアップさせ、雇用も守るのでしょう。夏休みに稼がないと死活問題です。以下、お手軽プランのコピーです。
【ルームサービス】お部屋で食べるお手軽御膳!和弁当か洋弁当を選べるプラン【朝食もお部屋で】
チェックイン時間: 15:00:00~18:00:00 / チェックアウト時間: ~11:00:00
【料理長お手製弁当をお部屋へお届け!】
料理長の自家製弁当をお部屋でお召し上がりいただけるプランが新登場!蓼科高原の爽やかな空気を満喫しませんか♪
■ご夕食
4,235円相当のお弁当をお部屋へお届けいたします。
「信州サーモン・フカヒレを使用した和弁当」か「蓼科牛の焼き肉をメインにした洋弁当」からお選びください。
お子様にはお子様専用のお弁当をご用意いたします。
※写真はイメージです。実際とは異なる場合があります。
■ご朝食
ご朝食はお部屋で召し上がれる、おにぎりセットかサンドイッチセットをご用意。
※朝9:30までにフロントまでお越しください。
※おにぎりセットかサンドイッチセットのご希望を事前にお知らせください。
神秘的な湖、澄んだ空気の森林、心を癒されるやさしい風。蓼科の高原リゾートにて、
寛ぎのお時間をお過ごしください。
https://www.rurubu.travel/hotel/japan/tateshina/hotel-ambient-tateshina?checkIn=2020-08-02&los=2&adults=2&rooms=1&children=2&childages=2,8&cid=1835691&searchrequestid=eee51e25-83f5-421a-a78d-45f28c07746b&travellerType=2&tspTypes=2
皆さん、こんにちは。
エクシブ鳥羽のお弁当プランを見ました。これはこれで衝撃です。
【本館&アネックス】和洋中料理長監修 プレミアムモーニング弁当付パッケージ |1名様1泊朝食付 5,000円〜
これ、1人から利用できて差額なしです。1人旅で5,000円から。スイートでも7,700円。ぜひこの調子で頑張ってほしいですね。夕食弁当プランの方はちょっと微妙かなぁ…。
エクシブ琵琶湖の「持ち帰りバイキング」的なものも、工夫して頑張っている感じがしますね。
和洋中折衷特別企画「ファミリーマルシェ」
ホテルとしても「お弁当」「テイクアウト」は正面から取り組まないといけないテーマなので、試行錯誤してスタイルを見つけていくのでしょうね。でも、駅弁との比較になっちゃうから辛いな。ミニバー飲み放題は以前から一部でありましたが、これは「もっとやれ」という感じがします。
それよりも、るるぶがAgodaのシステムを採用していたことを知って衝撃です。だって、るるぶはJTBですよ。日本の新卒就職先として一番人気のある会社ですよ。本当に日本の会社のレベルは低いんですね。本当に情けないです。
JTBとAgoda 包括的業務提携第一弾 「るるぶトラベル」・「JAPANiCAN.com」をサイト刷新|JTBグループサイト
21年卒就職人気ランキング 文系1位は「JTBグループ」、理系は「ソニー」 | キャリコネニュース
テイクアウトメニューいろいろでてきましたね。
今までは、お部屋でパーティーできなかったエクシブですが、インルームダイニングよりお値打ちな価格をだしてきましたね。
JR東日本もかつてないお値打ちプランが出てきました。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1263900.html
JR東海も東海道新幹線半額を出してくれないかしら(でないよなぁ…)
Go to トラベルキャンペーンの確定情報です。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001351403.pdf
エクシブも後日申請することにより還付されると見て良さそうです。
土日でエクシブ蓼科に行ってきました。
満室ではなかった(大雨の影響?)ようですが客数の多さにびっくりしました。
お風呂もサウナも、レストランもいっぱいでした。
半額券のおかげなのかお子様連れが目立ちました。
23日からの連休がすごいことになりそうだと従業員の方が言っていました。
従業員の方、お客様全員マスクをしていましたがコロナは大丈夫・・・。
日月でラグーナベイコートに久しぶりに行ってきました。客数は少なくて、お風呂もレストランもガラガラでした。
お風呂も、5人までに制限すると書いてありましたが、特に制限も無く、入りたいときに行って入っても5人に満たない位でした。
レストランも、店内を見て回ったわけではありませんが、閑散として居ました。メンバーズデイだったので、夕食は一人分が無料でした。
Go Toトラベルキャンペーンはなんでもありなんですね。領収書(原本)と宿泊証明書(宿泊時に宿泊施設から入手)があれば、後から申請が可能だと。
しかしながら、東京に住んでいるとちょっとこのキャンペーンを今やることの抵抗感がすごいです。東京から地方に遊びに行ったら、どうしたって感染は拡大するでしょう。Go Toじゃなくて、テイクアウト促進のTo Goキャンペーンならいいと思うんですけどね。週末はお台場のダイバーシティ東京プラザで買い物をしたついでに、テイクアウトをして夕食を自宅で食べましたよ。
まぁ僕がここでポリティカルな話をするつもりは全然ないのですが、以下のページを見ると、どうしてこんな前のめりのキャンペーンが走り出したのかがわかる気がしました。ここ数日忙しくて報道番組などを見ていないんですが、このようなことはメディアで報道されているんでしょうか。
役員構成|一般社団法人 全国旅行業協会(ANTA)
というわけで、キャンペーンはキャンペーンとして、皆さんクールにご利用になればよいと思います。僕は某ホテルチェーンのステイタス修行に充てようかと思っています。
jyukutoさん、蓼科の様子をありがとうございました。7月20日前後はニッコウキスゲが咲くころで、蓼科は相当にいいんですよね。しかも今年はオリンピックに合わせての特別な4連休なのでした。Go Toキャンペーンもはじまるし、壮絶な渋滞が予想されますね。3月の春分の日の連休の渋滞もすごくて、あのタイミングだけなんだか多幸感がありましたけれど、その後すぐに感染が急拡大したのでした。これから月末にかけてはどうでしょうね。
(参考)満開のニッコウキスゲ | resortboy's blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究
ansyさん、蒲郡のレポートをありがとうございました。ベイコートの稼働率が2020年3月期でどうなるか、とても注目しています。ウィズコロナの時代の「マイクロツーリズム」の受け皿として都市型リゾートは有望なはずですが、果たしてもともとの稼働率が低かったベイコート倶楽部が新たな需要を喚起して稼働率を維持できるのか、それとも、エクシブなどのオーセンティックなリゾートと同様に稼働率が下がってしまうのか、注目しましょう。個人的にはベイコートとエクシブの枠をエクシブ側からも取っ払って、エクシブ会員にもっと利用してもらうチャンスだと思うのですが…。
(関連)ベイコート倶楽部の稼働率はなぜ低いのか | resortboy's blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究