芦屋ベイコート倶楽部の日本料理レストラン「時宜」の朝食を紹介します。エクシブでの朝食が2,200円++(税とサービス料がプラスの意)であるのに対して、ベイコート倶楽部の朝食は2,800円++ですから、およそ3割ほど価格がアップしていることになります。果たして、その3割の差はどのようなところに現れているかを見ていきましょう。
この日は2名利用だったのですが、個室に案内されました。
自分としては、お店のにぎわいが感じられる半個室のオープン席の方がよかったのですが、おそらくは気を遣っていただいたということで、ありがたく個室でいただくことにします。
着席時からミラーの着いた八角形のお皿が置いてありましたが、まずそこに前菜が運ばれてきます。サラダとスムージーです。
スムージーは季節によって変わるようで、この夏はほうれん草とバナナのスムージーでした。ちなみにこのハートの食器は、カップルだとハートになるわけではなく、常にこの食器が使われているようです。
続いては、食器が面白いので、まず食器の紹介から。キンキラキンのお皿にキンキラキンのボウルです。
蓋を開けると湯葉あんのかかったお豆腐が顔を出しました。
そしてメインのお重がやってきます。
ドーム型のやはりキンキラキンのお重です。内部は三重になっていて、まず一番上が、だし巻き卵です。
真ん中の層にはお刺身などのおかずが入っています。
そして一番下がお魚と練り物の焼き物です。
これをこのようなご飯セットと一緒にいただきます。もちろんおかゆをチョイスすることもできます。
デザートは、あっさりとハニーナッツにヨーグルトでした。ちょっとでいいからフルーツが食べたいかな。
朝食として、バランス良く美味しくまとまっていたと思いますが、内容的に何かエクシブと異なる付加価値は感じません。キンキラキンの食器が印象的で、そこにベイコートならではのプレゼンテーションが現れているということでしょう。エクシブと同じことをして価格が3割アップ。それがベイコートの基本フォーマットと言えるのではないでしょうか。
さて、エクシブの和朝食って最近どんなだっけ、ということで、次回はエクシブの和朝食に話を進めてみましょう。
最近はベイコートの利用が多くなり、ラグーナが出来るまでは芦屋にもよく行きました。東京が暗いのに比べて、芦屋やラグーナは隣にヨットハーバーが有ったりして開放感があり明るい。和食の朝食に関しては、XIVに比べて豪華さは感じます。芦屋もラグーナも合格点にあると思います。ただラグーナに関して言えば、内容は悪くないけど、オープンして半年たったが全くメニュー内容を変えていません。地産地消の食材の利用など評価できますが、行く度に全く同じ料理というのも何だかなあ。季節に応じて、マイナーチェンジしてくれると嬉しい。
こんにちは。
10月19日の土曜日に、バイキングプランで、家族4人で宿泊しました。
関西なので、1時間半ぐらいで行けます。
車でも、門からかなりあります。
9月の連休に初めて行ったラグーナもバイキング、美味しかったですが、芦屋の方が、中華系、特に北京ダックが美味しかったです。
ラグーナでも、思いましたが、ベイコートは、デザートがエクシブと違って、ケーキ屋さんで注文するような感じで、スタッフが入れてくれます。
今月も23日限定で、ブッフェプランがあり、朝食もブッフェのみとなりますが、一部屋の人数により、エクシブ会員、ベイスイート、ゲスト料金で16,805~20,370円と休日前ですが、お得です。
休日前のスパ利用代3,300円もプランに入っています。
でも、10月初めから、ベイスイートでは、✖になっていて、キャンセル待ちも出来なくなっています。
朝食も、品数は多いとは言えませんが、一つ一つのお味がいいので、満足できます。中華がゆやパン類が美味しかったです。
前回は、プランもなく、夕食は芦屋マリーナのイタリアンを食べに出かけました。見えているので、季節が良ければ、歩いてもいいですね。
今回は、お部屋が西宮ハーバー側だったのが、残念でした。
次回は、芦屋浜側をリクエストします。
ansyさん、みかんの里人さん、コメントありがとうございました。ベイコート倶楽部も結局、旅館ホテル的にプランを推進するようになってきているのですね。
ベイコート倶楽部の紹介サイトには
> 一人ひとりのメンバー様の趣味嗜好に応じた「オーダーメイドパーソナルサービス」
などと書かれている一方で、宿泊プランを押し出してお得感を出したり、型にはめてオペレーションしないとやっていけないという現実とのギャップが、なかなか興味深いところだと感じているところです。
https://baycourtclub.jp/about/
ちょうど今、某ベイコート倶楽部と連絡を取り合っているところですが、希望のレストランが希望の時間に取れないです。予約なしで普通にレストランを使えるようにならないものかなぁ。
行きたいなと計画を練っていたらこんなニュースが、、、しかも50周年記念がスタートしたばかりなのに
会員制ホテルで日本料理店を利用の宿泊者14人が食中毒 2日間の営業停止処分 芦屋市
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE00049143
MASAさん、情報ありがとうございました。
リンク先の記事はしばらくすると消えてしまうと思うので、報道から、事実関係を記録しておこうと思います。
・芦屋ベイコート倶楽部の日本料理店「時宜」で食中毒。
・24〜80歳の男女14人に下痢や嘔吐などの症状。食後約3時間で発症。全員が軽症。
・複数グループの発症者が翌日の朝食をキャンセルしたことで事件が判明。
・「夕渚」(14,000円++で16,940円)または「50周年記念ディナー 小夜」(17,600円++で21,296円)の利用者が発症。
・兵庫県芦屋健康福祉事務所が同店の利用者36人のうち21人を調査し、食中毒と断定し発表。
・発生は3月31日。同店には3〜4日まで2日間の営業停止措置が命じられた。
会員制ホテルの日本料理店で14人食中毒 コース料理食べ下痢や嘔吐訴え 芦屋、店舗は2日間の営業停止 | 総合 | 神戸新聞NEXT
以下、会社の公式発表の全文。
食中毒発生のお詫びとお知らせ(芦屋ベイコート倶楽部 日本料理「時宜」)
弊社が運営する芦屋ベイコート倶楽部 日本料理レストラン「時宜」において、3 月 31 日に調理・提供した食事を喫食されたお客様のうち、合わせて 14 名に下痢・嘔吐・腹痛等の症状が発生していることが確認されました。
芦屋健康福祉事務所による調査の結果、いずれも日本料理レストラン「時宜」の厨房にて 3 月 31 日に調理・提供した食事を喫食しており、他に共通する食事はなく、症状等の発症状況が類似していることなどから、原因物質は調査中であるものの、「時宜」の厨房にて調理・提供した食事を原因とする食中毒と判断されました。これにより、本日 2023 年 4 月 3 日付けで、食品衛生法第 6 条に基づき、日本料理レストラン「時宜」について 2 日間(4 月 3 日から 4 月 4 日まで)の営業停止処分を受けました。
発症されたお客様には、多大な苦痛とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。また日頃からご利用いただいているお客様及び関係者の皆様にも多大なるご迷惑とご心配をお掛けしますことを、お詫び申し上げます。
弊社は、この度の食中毒発生を厳粛に受け止め、保健所の指導を仰ぎ今後の再発防止に努めてまいります。今後とも何卒変わらぬご支援賜りますようお願い申し上げます。
2023 年 4 月 3 日
リゾートトラスト株式会社
代表取締役社長 伏見 有貴
(公式発表PDF)食中毒発生のお詫びとお知らせ(芦屋ベイコート倶楽部 日本料理「時宜」)
公式ホームページの会社案内のトップに、上記、食中毒に関する公式発表リンクが掲載されていました。
会社案内|リゾートトラスト株式会社
食中毒事件から2ヶ月以上経ちますが、リゾートトラストから芦屋ベイコート倶楽部のオーナーに何の連絡もありません。ハガキ一枚出せないのかなと、、、。
violetさん、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
この事件に関しては、後日、同社から追記コメントが発表されていました。以下に掲載します。
(引用はじめ)
【追記】 2023 年 4 月 10 日
皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けしており、誠に申し訳ございません。
芦屋健康福祉事務所より、調査の結果、病因物質は特定されなかったとの最終ご判断を受けましたので、ご報告申し上げます。
保健所から原因究明のため提出を求められた資料:
・3 月 31 日に調理・提供した食事の検食検査
・従業員の検便検査
・厨房の拭き取り検査
上記いずれの項目においても、保健所で行う検査項目から、食中毒の病因物質は検出されておりません。
また、弊社の衛生管理マニュアルや各種帳票、調理作業工程など芦屋健康福祉事務所より、提出を求められた、全ての検査資料をご調査いただきましたが不備は確認されず、当該レストランの環境及び従業員の体調不良や衛生管理状況には問題が無かったと、ご判断いただいております。
本件発生後の対応としましては、芦屋健康福祉事務所のご指導のもと、館内の消毒、使用する食器・器具等の消毒、従業員への衛生管理講習の実施に加え、一部食材の廃棄とメニューの見直し等を図り、万全を期した上で 4 月 5 日より営業を再開しております。
当該レストランのみならず、弊社の運営する全ての施設において、衛生管理体制をより一層強化し、お客様に安心・安全にご利用いただけるよう、全社一丸となって再発防止に努めてまいります。
(引用終わり)
当初のお詫び発表よりもむしろ長い発表内容となっていて、同社としては「特に問題は見つからなかった」と言いたいのではないでしょうか。
resortboyさん
お返事ありがとうございます。
もちろん、追記コメントも読みました。いくら問題は見つからなかったとはいえ、芦屋のオーナーに説明のハガキ一枚すら出さないのは食中毒のことを隠蔽したいのかと思ってしまいます。DM送ってくるんだから、その中に同封することも出来ないのかなぁ、、?
さすが、週刊ダイヤモンドの独裁経営者ランキングで1位に輝く会社だわと思いました。
violetさんに教えていただいた「独裁経営者ランキング」をようやく見ることができました。
伊藤與朗代表取締役ファウンダーについては、もう20年以上も前に社長から会長になっていますし、世間的に言う独裁とは違うんじゃないかな、と個人的には思います。