かぎもとや

信州といえば「信州そば」だが、エクシブ軽井沢から利用するのに便利な有名店は2つある。1つは「かぎもとや」。本店は中軽井沢駅前で、軽井沢駅そばにもお店があるが、どちらもあまり大きな店ではないので、シーズンには行列は避けられない。入りやすいのは写真の塩沢店で、エクシブ軽井沢から国道18号線を軽井沢方面に向かい、塩沢交差点を過ぎた左側にある。

かぎもとやは明治3年創業の老舗で、本店がある中軽井沢は、江戸時代、中山道「沓掛宿」として栄えたところ。当時、商人向けの宿屋であったかぎもとやは、本陣*の鍵を預かっており、それが名前の由来になっているという。そばは、そば殻ごとひいた粉で打つ田舎そば。お薦めメニューは、ざるそば、天ぷら、けんちん汁がセットになった「もみじセット」(1,650円)だが、かなりボリュームがあるので女性はもてあましてしまうかも。

もう1店のお薦めは「追分そば茶屋」。こちらはもっとエクシブ軽井沢よりで、国道18号の追分交差点近くにある。(2004 Autumn)

* 宿場における本陣とは、参勤交代で大名行列をしながら江戸と領国との間を往復するときに、大名や旗本などの身分の高い人が宿泊する、言わば高級旅館のことを指す。

3 comments

  1. さすがresortboyさん、何事にも詳しいですね~。追分そば茶屋は昨年知ってからの大ファンで先日も楽しんで来ましたが、かぎもとやは知りませんでした。次回は是非試してみたいと思いました。ありがとうございました!

  2. しょうちゃん、こんばんは。追分そば茶屋はしょうちゃんのレポートで知ったんですよ(^^) 僕はまだ入ったことがありません。かぎもとやが「挽きぐるみ」のそば粉を使った「田舎そば」であるのに対して、追分そば茶屋は「ご膳粉」と呼ばれる実の中心部だけで打った「更科そば」と、対照的なようです。食べ比べても面白いですね。おそばのことを話していたせいで、おそばが食べたくなってしまい、ちょうどお土産で「自然薯そば」をいただいたので、今晩はそれをいただきました(^^)

  3. エクシヴの直ぐ前の「源水」そばが美味しいそうです。
    お風呂で雑談した奥様がその蕎麦を楽しみたくて軽井沢に来ると聞きました。
    チェックアウト後にランチで行くそうです。ここで知った近所の店 天ぷらきどぐちも肉の盛盛亭にも、
    なかなか行けないのですが。

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