今年の秋のラクラク登山は「双子山」である。双子山と聞いても、知らない人がほとんどだろう。登山タイムはわずか20分にも満たない。なにしろあっという間に着いてしまうので目的地にはならず、一般的には蓼科山や北横岳の縦走コースの経由地に過ぎない。そこを目的地にしてしまうのがミソなのだが、実際のところ、これは大変にお薦めである。

スタートは前回の記事で触れた大河原峠。こちらの地図で、周囲との大まかな位置をつかんでほしい。ピラタスの山頂駅からバーっと縦走してきて大河原峠に到着、なんていうのが普通の人がやるコースだ。

僕らはあくまでピクニックなので、単に峠から一番近い山頂を目指すだけのことである。上空から峠を見たところがこちらの写真。

路肩も含めておよそ30台程度は停められそうだが、それほど潤沢に駐車スペースがあるわけではない。トップシーズンには駐車に苦労するかもしれないから、やはり午前中に行ってしまうのがよいだろう。

峠には「大河原ヒュッテ」があり、軽食やお茶を楽しめる。サイフォンで淹れたコーヒーは400円と良心的だ。また自動販売機のペットボトルは200円、缶ジュースは150円とこれまた良心的。

また近くに公衆トイレもあり、登山スポットとしては極めて整った環境と言える。

ベースの大河原峠ですでに標高はおよそ2,100m。双子山の頂上は2,223.8mであるから、これは霧ヶ峰の最高峰である車山の1925mをはるかにしのぐ高度である(そう考えるとピラタス蓼科ロープウェイの山頂駅の2,237mというのはなかなかにすごい)。

山頂はごろごろした岩場ではなく草原が広がっており、周囲の眺望も素晴らしい。北アルプスまでを見晴らすにはちょっと雲が出てしまって残念だったが(朝寝坊なので仕方ない…)、佐久方面を見下ろせば雲海の上に浅間山が顔を出していた。逆サイドにはもちろん蓼科山と北横岳が間近にそびえている。

登山道はこんな感じのオープンなところが続くので、小さいお子さんでもイヤにならずに登れるだろう。ただし、部分的に笹の茂みの中を通るので、長袖長ズボンは必須である。

なお、大河原峠への林道では工事が行われていて、現在は片側通行の個所があり、10月25日からは通行止めになる部分があるので、この秋に訪れる方は注意していただきたい。

というわけで、エクシブ蓼科からはちょっと「足をのばして」という感じの場所だが、女神湖周辺と組み合わせるとなかなか魅力的な秋の1日が過ごせるだろう。白樺湖のローソンあたりでお弁当を仕入れて、晴れた日の気軽なピクニックに行くのなら、こんな素晴らしい場所はそうないはずだ。

4 コメント

  1. おはようございます。
    秋の蓼科といえば、大河原峠!は外せないスポットです。
    この看板も(笑)私も撮りましたね(笑)
    双子池までは行ったことは、あります(笑)

    昔は、マツムシ草の群生地だったと本で読んで行ったのがはじまりなのですが、クマザサの力におされて消えてしまったと小屋のご主人に聞きました。マツムシ草は消えても紅葉と景色が素晴らしくアンビエント蓼科(女神湖)からは近いので組み合わせて泊まると近いのでさっと行けますヽ(^o^)丿

    でも、ここに到着する前に、トキン岩は、ぱぱっと登ってきます。(下りがすべらないよう注意ですが)ここも眺めはよいので、おすすめ。
    光のあたる紅葉の山も好きな人にとっては、感動ものです。午前か午後かはけっこう重要(爆)

    今年は、行けないのですが、写真だけでもわくわくしてしまいます。

  2. こんにちは。
    もう10年ぐらい前になるとおもいますが、泉郷の蓼科の貸し別荘
    に宿泊している時に、家族で大河原峠から蓼科山を目指したことがあります。僕は高校時代ワンゲルでしたが、妻はあまり登山が好きでなく、子供達も小さかったので、蓼科山荘まではたどり着いたのですが、あと一歩のところで下山を余儀なくせざるを得ませんでした。
    無理せず双子山というのは賢明な選択だと思います。
    妻が亡くなってから、エクシブのことを知り、会員になったのですが、ゴージャスが大好きだったのできっとエクシブのことは気に入ったと思います。

  3. こんばんは。
    双子池へは、横岳から行きました。
    大河原峠からも蓼科山に登れますが、紅葉の時期は、数珠つなぎでした(笑)
    ここは、はやく行かないと駐車に困りますので早起きして行くところですね~(@^^)/~~~

  4. チョコたん、TKさん、こんばんは。僕も次回は双子池や北横岳にチャレンジしたいと思います。蓼科山はキレイな独立峰なのでかなりキツそうです。

    そういえば、登山の写真にジオタグを付けようと、ソニーのGPSロガーを買ったのですが、いつの間にか落としてしまいました(泣)。

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