ここ数年、エクシブ伊豆では10月を「ハロウィーン・マンスリー」としてイベントに力を入れているが、僕が10月に訪れることを決めているエクシブ蓼科では、今年も例年のように特に何もないのであった。一応、エントランスホールの花台の飾りがそれらしいものになっていたくらいで、お子さまにキャンディーの1つもないのである。
ちょっと物足りないなぁということで、帰り道に足を運んだのは、例によって小淵沢のリゾナーレである。行ってみると、「ハロウィンクエスト」と呼ばれる冒険仕立てのプログラムが催されていた。
ハロウィンクエストは小さな冒険家たちの物語。
おばけの森や街を巡り、家族で力を合わせてゴールを目指すプログラムです。
冒険の書・バッジを手に課題をクリアすると、
まるで夢のような「お菓子の部屋」が待っています。
しかし、残念なことに週末は宿泊者限定だという。以前はビジターでも参加できるものが用意されていたので、そういったものを期待して訪れたのだが、これも星野リゾートの成功の証か。
それにしても日曜日の夜にこんなにも多くのファミリーが宿泊して遊んでいることに驚く。
みんな月曜日の学校はどうするんだ? 運動会明けの代休なのだろうか? お父さんは仕事ヒマなのか? などなど思いは尽きないが、これもまたいまの日本の姿の一面なのかもしれない。成長はないけど、休みも取れるし、デフレで結構幸せ、ってことですね。
どうも、毛唐のお祭りである、「ハロウィン」は、「イースター」とか「謝肉祭」と同じく、日本で浸透することはなさそうですね。
以前は9月のシルバーウイークによく海外に行っていたのですが、ウォルマートとかに「ハロウィン」関係グッズが並んでいたのを思い出します。目玉のキャンディーとか指のクッキーとか。
クックパッドとかでハロウィン用お菓子の作り方のレシピなんかが載っていますが、違和感しかないですよね。
http://ameblo.jp/kajyu–ouji/entry-11030327235.html
地域によるのだと思いますが、僕の印象はちょっと違っているんですよね。
週末には子どもたちはハロウィンパーティに出かけましたし、近所にはハロウィンの電飾を飾った家も複数あるし、駅までに何軒かあるケーキ屋さんはおもいっきりハロウィン仕様だし、今日は何組ものハロウィンルックの親子を街で見かけました。
我が家もハロウィンをモチーフにした手作りのリースを玄関に飾っていました。もう11月なので、明日の朝にでも取り外して、次はクリスマスの電飾です。
クリスマスやバレンタインデーのように本来のキリスト教的な意味とは離れて、日本で普及した毛唐の記念日もありますが、地方ではハロウィンとかイースターとか言ってもなにそれといった感じです。
TDRやUSJなどではこれにあやかったイベントもなされるようですが。
クリスマスのイルミネーションも今年は節電の掛け声とともに縮小するでしょうね。景気の先行きが不安です。