ヒルトン東京お台場のフィットネスエリアは「庵スパTOKYO」という名前で、プールなどのアクアゾーン、ジムエリア、エステサロンの複合施設です。ヒルトンに泊まっていればジムはルームキーで24時間いつでも利用できますが、プールは宿泊客も有料(3,750円)です。ただし、ヒルトン・オナーズ(会員制度)の最上位、ダイヤモンド会員が宿泊する場合は、プールが無料になります。
僕のステイタスはゴールドなので、このプールに行く機会はそれほどないのですが(今回で回数としては10回目くらいだと思います)、それでもここを「都市型リゾートのひとつの理想形」と認識してから、長い年月が経ちました。
それはなんと言っても、東京を代表する景観であるこのベイサイドに屋外ジェットバスがあり、露天風呂ではありませんが、それに近い感覚を得られるという点が大きいです。庵スパTOKYOの公式ホームページからその魅力の表記を引用します。
目の前に広がるレインボーブリッジや東京タワー、スカイツリーといった東京の絶景を眺めながら、ゆっくりと体をほぐす至福のひとときをお楽しみいただけます。
屋外ジェットバスは、40℃前後でとても温かく、まるで海の中にいるような開放感を味わえるインフィニティ―スパ。
(公式)庵スパ TOKYO|お台場のホテルなら【ヒルトン東京お台場】
この表現に誇張はなく、これまでの体験では毎回、非常に満足してきました。しかし今回、真冬に体験してみて、その理想と現実のギャップを知ることとなりました。
率直に言って、風の強い冬の日はとても寒く、まったく快適ではありません。40℃とされる水温は真冬にはもっと低くなっており、ここに長くいたら風邪を引いてしまいそうです。
また、この屋外エリアに面してドライサウナがあります。
このサウナは遠赤外線電気ヒーターによる簡易なもので、室温が70℃程度しかありません。プールの採暖室として見ればよいですが、一般的なサウナとして考えると、まったく体が温まらない(温まりにくい)力不足の設備です。
なお、ここからの景観も素晴らしいので、長居しておしゃべりするのにはいいかもしれませんが、まぁそういう場所ではありませんね。
他の施設も紹介しておきます。
メインの室内プールは楕円形で、外周にそって足つぼを刺激してくれる敷石があります。真ん中にコースロープがあり、これに沿って片道を泳ぎ、帰りは敷石の上を歩く。そんなルーティーンが心地よいです。
昔の僕はメタボで不健康だったので、この敷石を「足裏いてーよ」と心の中で命名していたのですが、久しぶりにここを利用してみると、まったく痛くありませんでした。もしかして健康になっちゃった?
反対側から、ゆりかもめが通り過ぎるのを見計らって写真を撮りました。なんとなく「軽井沢プリンスでボウリングをしながら新幹線が通るのを見る」みたいな感じがするなと、いつも思っています。
海側の窓際にはジャグジーがあります。強いジェットの刺激が心地よく、またここは外と違って寒くはありません。ガラス越しにベイサイドの景観も楽しめます。この他の設備としては、アロマミストサウナがあります。
プールサイドは常時扉を開け放って運営しているので(コロナ対策の換気?)、プールサイドも寒くて快適ではありません。それに何故かプールサイドのシャワーは熱いお湯が出ませんでした。
庵スパTOKYOはジム併設ではあるものの、ジムは無料であり庵スパTOKYOの受付の外側にあって、実際には別施設です。つまり、ジムと庵スパTOKYOのロッカールームは別で、つながっていません(宿泊客は客室で着替えてジムを勝手に使う方式)。
ロッカールームに浴槽はなく、シャワーブースだけになります。コンラッド東京のような「ひとりジャグジー」みたいなものもありませんから、体が冷えてしまうと、庵スパTOKYOで体を温めるのはちょっと難しいです。フィットネスエリアの出来栄えとしては、隣のグランドニッコー東京台場に及ばないと思います(あちらはガチのスポーツクラブなので、お遊び系の庵スパTOKYOとはそもそもコンセプトが異なります)。
ともかく冬は寒い。これに尽きます。皆さんは寒くない時期に行くようにしてください。
《ホテル上級会員制度の「終わり」のはじまり?》
resortboyさん、皆さん、お久しぶりです。
先日、コロナパンデミック後、初の海外旅行(バンコク6泊)に行ってきました。
ホテル上級会員の特典を活かすべく、お泊りは以下のようにヒルトン系とマリオット系にしました。経費節約のためホテルポイントでの宿泊(カッコ内の数字)です。
2/15 コンラッド・バンコク(1泊27000P)
2/16~2/21 ロイヤルオーキッドシェラトン・バンコク(5連泊合計65000P)
参考までに、宿泊予定の2月16日(木)のバンコクのマリオット系ホテルのボトムの料金(1室2名利用、総額)を調べてみました。結構高いですね。バンコクなら安い、という時代は既に終わっています。
・ロイヤルオーキッドシェラトン23627円
・バンコクマリオット・スリオン26866円
・ルメルディアンバンコク26290円
・セントレジスバンコク59105円
・ルネッサンスバンコク21876円
コンラッドもロイヤルオーキッドも充実したフィットネスクラブ、屋外プール、そしてエグゼクティブラウンジがあり、十分ホテル滞在が楽しめました。ラウンジについては平日・週末無関係にカクテルタイムの時は混んでいましたね。以前のような「貴族的な静かで優雅なラウンジ」は消え、ラウンジライフが完全に一般客に認知された感じです。
マリオットもヒルトンも会員制度を武器に全世界で「上級会員を安売り」することで新規のエリート会員を大量に受け入れ、大成功しているようです。その結果、週末のラウンジは満席御礼!では、この先、ホテルエリート会員制度はどうなるのでしょうか?以下のLoyaltylobbyの記事が参考になります。特典満載のホテル上級会員制度の「終わり」のはじまり?
https://loyaltylobby.com/2023/02/21/marriott-bonvoy-program-platinum-titanium-ambassador-member-glut/
funasanさんご紹介の記事拝見しました。
琵琶湖マリオットホテル(旧ラフォーレ琵琶湖、1985年開業)の客室数は、スーペリア128、和室48、デラックス48、温泉または温泉ビューバス付きプレミア33+8、スイート3、ドッグフレンドリー6の合計274室。
対して今年1月6日(金)のゴールド以上会員の宿泊は132名(48%)、プラチナ以上92名(34%)。温泉付きまたはスイートにアップグレードしてもらいたくても44室しかありませんから、32名いるチタン以上にほとんどアサインされて、プラチナにはほぼ行き渡らないってことになりますね。当然元から正規に予約している人もそれなりにいるでしょうし。
というか年間100泊しているアンバサダーがこの日だけで9人もいらっしゃることにびっくり。
琵琶湖マリオットもおそらく定宿なんでは。
私が気に入ってる関東のホテルでも、そのうちこんな掲示が出るようになるのかな。
すぐにでも出そう。そういえばラウンジの時間制限とか入れ替えとかも、最近は普通になりましたし。
他のロイヤルティプログラムでは、JALやANAの上級会員満載の路線とか既に20年くらい前にも結構ありましたけど、ホテルの場合、空港と違って巨大ラウンジを増設というのも簡単にはできそうもないですし、どうなっていくんでしょうね。(新しく離れにラウンジでも作る?宴会場をつぶせば何とか…無理か…)
航空会社を先例にとるとすると、アップグレードもインボランタリー的なものはほぼ望むべくもなくなり、忠誠度に応じたアップグレードポイントが付与されるようになってそれを消費する、とかということになりそうな気もします。
外の人さん、ナイスなフォローありがとうございました。
LoyaltyLobbyの1月22日の記事に名古屋マリオットのデータも載っています。
https://loyaltylobby.com/2023/01/22/marriott-hotels-now-sharing-elite-check-in-numbers-at-front-desk/
・アンバサダー 25名
・チタン 30名
・プラチナ 64名
・ゴールド 26名
これは昨年12月21日(水)のもので、平日にもかかわらずプラチナ以上が119名という驚くほどのエリート会員です。週末や年末年始等の繁忙期にはどのくらいになっているのか想像できません。アンバサダーが25名もいるし、そもそもお金持ちは正規料金を払ってスイートに泊まっていますので、プラチナ会員でスイートアップは夢のまた夢でしょう。
もっとも名古屋マリオットの客室数は全774室と多く、プラチナ以上が119名でも全体の15%です。この程度のエリート会員なら問題ないと思いますが、問題は「エグゼクティブラウンジ」です。平日でも満席御礼!時間制限、予約制等…。
名古屋マリオットはエリート会員の激増という事態に対して、現在ラウンジを2か所に設置して上手にラウンジ運営しています。15階の「コンシェルジュラウンジ」と36階の「エリートラウンジ」です。15階はコンシェルジュレベルの部屋に泊まっているゲスト+アンバサダーの専用ラウンジで、36階はマリオットの上級会員(プラチナ・チタン)の利用になっています。ただし、36階は営業が14:00~21:00になっており、時間帯によっては15階も利用可能です。15階ラウンジアクセスできるお客は36階ラウンジも利用可です。
この名古屋マリオットのラウンジ運営が今後のホテルロイヤルティプログラムの方向性を示唆していると思います。正規にお金を払ったお客(+アンバサダー)とその他のエリート会員(チタン・プラチナ)との差別化です。ラウンジ利用に限らず、今まで享受してきたエリート特典の制限・はく奪がこれからはじまります。マリオットのプラチナに過剰な期待はやめましょう。ホテル上級会員制度の「終わりのはじまり」です。
追伸:これがリゾートトラストへの追い風になる気がします。
funasan、外の人さん、大変興味深いやりとりをありがとうございます。
僕は外資系ではヒルトンの「お情けゴールド」を維持している程度で、ロイヤリティプログラムに情熱を注いでいないのですが、状況を伺うと、上級会員の方のストレスは相当のものなのではないかと、邪推してしまったりします。「期待を裏切られる局面が増えた」ということですよね。
つい先日、某ヒルトンに泊まりましたが、そこはメインの法人顧客層が戻っていないために、全国旅行支援による国内客はともかく、全体的には壊滅的で、朝食時に周りを見ると、ほとんどダイヤモンドの札が出ている、みたいな状況でした。PC、タブレット、スマホの3画面で朝食を撮りながらトレーディングをするおひとりさまを連日見かけましたし、ホテルスタッフに介助される老人ホームみたいなシーンもありました。まだまだプログラム依存の集客が必要とされているのだなと理解しました。
ところで、ヒルトンは朝食時にステータスの札を机の上に出すことになっていますが、エクシブの一部の離宮でグレードによってガウンの色が違う、みたいなのと同様な、クラシファイの可視化という下品な文化ですね。
お話をうかがっていて、ロイヤリティプログラムが変容した後、いったいどうなるのだろうかと、昔書いた以下の記事を思い出しました。
Go Toキャンペーンの危険な現実|TOKYO Staycation – resortboy's blog
一度ゆっくり考えてみたいと思いますが、今は期末に向けて仕事をしないと…。話をそらせてしまってすみません ^^;
funasanさん
情報ありがとうございます。結構どこでも当日のエリート会員数を表示しているんですね。
これだけ多くなると、すでにエリートの語義にそぐわなくなってきているような。
名古屋マリオットの運用は、JALでいうならサクララウンジとファーストクラスラウンジの運用にちょっと似てますね。つまり直近の搭乗実績がなくてもJGCカードを持っていれば入れるサクララウンジと、ちゃんと乗ってる上客との棲み分け的な意味で。
resortboyさん
ホテルのロイヤリティプログラムのいいところは、やっぱりラウンジ利用とスイートへのアップグレードだと思うので(あとレイトチェックアウトか)、そういった意味ではエクシブとはかなり(私の需要的には)似通っているのです。頑張らずともプラチナ相当になれるので。。いや初期投資してるから頑張らずともってことはないかもしれませんが。
(レイトチェックアウトで脱線すると東急ハーベストの有償レイトチェックアウトは優れものですね。最終日にバタバタしないで済むのはとてもありがたいです)
一方で、ロイヤリティをプログラムにした時点で、たとえばマネージャーとの個人的なつながりでお得意様として扱ってもらえるようなお付き合いは望めないので、そこはドライにビジネス客向けの便利さなんだと割り切って、ステータスレベルに応じた札をぶら下げるような運用も甘受するべきなのかなー、とも思います。
エクシブはビジネスユースではないけど超高級旅館的なところとも違う、その中間みたいな感じでしょうか。
《何が起こったのか?ホテル代金の劇的高騰、もう泊まれません!》
4月の中旬に東京に行く機会があり都内のホテル代金(平日:税・サ込の総額の概算)を調べていて驚きました。もうぶっちぎり高くて泊まれません。この値段を見ると「星のや軽井沢」の1泊10万円~20万円も高くないですね。
注:★印は私が以前泊まったホテルです。
〈マリオット系〉
・プリンスギャラリー東京紀尾井町 12万円
・リッツカールトン東京 22万円
・東京エディション虎ノ門 19万円
・★ウェスティン東京 11万円
・★シェラトン都ホテル東京 3.9万円
・ACホテル東京銀座 10万円
・Bulgari Hotel Tokyo 28万円
・アロフト東京銀座 6.9万円
・★コートヤード東京ステーション 6万円
・メズム東京 9.6万円
・プリンスさくらタワー東京 6.3万円
・★東京マリオット 6.5万円
・モクシ―東京 3.4万円
〈ヒルトン系〉
・★コンラッド東京 15.9万円
・★ヒルトン東京 5.3万円
・★ヒルトン東京お台場 4.1万円
その他
・★グランドニッコー東京台場 4.3万円
2020年からはじまったコロナパンデミックでホテル業界は壊滅的状況になり、宿泊代金の安売り+政府の旅行支援で、本当にお安く豪華なホテルに泊まれました。高級ホテル好きの人にとって、そんな、幸せな時代は終わったようですね。
海外のホテル代金はどうでしょう。マリオット系を調べてみてびっくり仰天でした。サンフランシスコ、ニューヨーク、マイアミ、4月上旬の平日の宿泊代金は、フルサービスのホテルでは10万円前後は普通でした。この値段を見ると東京のホテル代金は異常ではないですね。世界基準にもどった?
では、この1泊5万円から10万円もするホテルに“普通の日本人”が泊まれるでしょうか?もう無理ですね。私は泊まりません。これらの高級「高額」ホテルには一部の日本人富裕層と外国人ご用達ホテルになるでしょう。そして、普通の日本人はホテル従業員として働く。
私が何度も訪れたメキシコのリゾート地(カンクン・コスメル)のホテルを思い出します。お客はアメリカ・カナダ・ヨーロッパ等の先進国の人達、従業員はメキシコ人、英語の話せるスタッフはフロント・レストラン業務、英語がダメな人は客室掃除等々。英語力が生きる武器になっていました。コロナ明け、日本が先進国から脱落した状況が見えてくるような気がします。
結局、私は今まで愛用していた都内のマリオット系・ヒルトン系はやめにして、「ホテルトラスティ東京ベイサイド」にしました。私はRTTGの平会員ですが、会員価格で1泊素泊まり総額で7500円でした。何と東京マリオットの10分の1くらいの値段!都内の他のビジネスホテルに比べても安いです。今後は私の都内の定宿になりそうです。ホテル代金の高騰はリゾートトラストには巨大な追い風になるでしょう。
funasanのコメントを読んだら、東京ベイコートもとても安く感じられます。最初の取得費、年会費を考えても、割に合うようになったと感じます。昨年、大学のホームカミングデイで東京に行った時、ホテルトラスティ東京ベイサイドに泊まりましたが、ベイコートのオーナーだと言ったら、朝食無料で7,500円で安いなと思いました。少し狭いけど、綺麗だし良いと思います。
《夢が覚めた後、どこに向かうのか?》
ansyさん、お気持ち分かります。
私の宿泊予定日(4月上旬の平日)の東京お台場近辺のビジネスホテルの宿泊代金を調べてみると、1名利用の素泊まりで15000円前後です。それに比べれば「ホテルトラスティ東京ベイサイド」朝食無料(ベイコートオーナー特典)で7,500円は圧倒的に安いですね。もう選択の余地ないほどトラスティの勝ちです。
さらに、東京ベイコートのメンバー料金(税込)は以下のように3万円前後です。部屋の広さは都内のフルサービスのスイートルーム以上になり、付帯施設・サービスを考えればこちらも断然、価格優位性があります。
・ベイスイート(客室面積 約50~81㎡):24200円
・ラグジュアリースイート(客室面積 約90㎡):27500円
・ロイヤルスイート(客室面積 約103~124㎡):37950円
4月以降のホテル代金高騰は間違いなくリゾートトラストには追い風になるでしょう。事実、私はもう日本のマリオット系・ヒルトン系のフルサービスのホテルには(値段から)泊まる気になれません。国内の代案は「セラヴィリゾート泉郷」「エクシブ」です。
日本のデフレとコロナと旅行支援のおかげで高級ホテルライフをお安く楽しんできましたが、4月以降はその夢が覚めるようです。では、夢が覚めた後、どこに向かうのか?
私はホテルトラスティ東京ベイサイドに泊まった翌日、成田から東南アジアに飛びます。現地で2週間くらいホテルを転々としてアジアの熱気を感じてきます。残念ながらここも値上がっています。値段と相談しながらラウンジのあるフルサービスのホテルはあえて避け、シンプルで快適に過ごせるホテルを探してきます。私にとってマリオットやヒルトンのホテル上級会員制度の終わりのはじまりです。
こんにちは。
皆さんのコメントを読ませていただき、トラスティのポイントクラブ優待料金価格見てきました。
2名1室8,000円(シルバー会員)それに加え、朝食無料とはびっくりのお得価格ですね!
長女がゴールデンウィークに東京に行く予定で、さすがにGW真っ只中では空室がなく、残念です。
そしてfunasanさんの東京ホテル価格を見て、またまた仰天しました。
そんなに価格高騰してるとは…((+_+))
実家家族と鳥羽別邸に何度か行ってますが
多くの温泉旅館に泊まり歩いてる父が「安いなー!」と(笑)
来月宿泊予定の横浜ベイコート宿泊費を友人に伝えた時も、そんなお値段でいいの?と言われました。
RT社の営業していた知人のお嬢さんに、ランチご馳走するからとエクシブ浜名湖に行き
会員権を買ってもすぐ採算が取れると言われ、まんまと購入に至ったのを思い出しました。
あれから十数年、さほどRT施設は利用していないもの、
RTCCにて2度のハワイ交換やその他で、やっと採算取れた気がします(^^;
度々すいません。
8月に次女がお友達と大阪に行く予定なので、トラスティ阿倍野予約しました。
朝食は一人1980円、シルバーで2名無料ということは、
実質一泊5000円で泊まれちゃうなんてすごすぎます(笑)
情報ありがとうございます!
https://www.trusty.jp/information/?ac=detail&num=5915
こちらから予約したのですが、これって会員権が無くても
RTTGポイントクラブに入会していれば、優待料金で宿泊できるんですよね?
部屋数が限られてるとはいえ、会員権がなくてもこのお値段は破格すぎて、内緒にしたいくらいです(^^;
《RTTGポイントクラブの凄さ》
hiroeさん、「RTTGポイントクラブ利用規約」をざっと読んでみたのですが、入会条件にリゾートトラストの各種会員権の所有者(会員)という制限はありませんね。確かに誰でも入会できます。これには正直、驚きです。え~、誰でも、ってな感じですね。
そして、会員になれば優待料金で宿泊できます。
◎トラスティ東京ベイサイド(税込)
1名1室(スタンダードシングル):7500円
2名1室(スタンダードダブル):8500円
2名1室(スタンダードツイン):9500円
会員のステージがブロンズ以上になると優待料金が500円引きになり朝食2名無料というビッグな特典も付きます。よって、トラスティ東京ベイサイドの場合、2名1室(スタンダードダブル、朝食付き)で8000円です。1人4000円!ビジターで朝食を利用する場合2420円かかるので、実質1人1580円の負担となり、コスパ最大、圧勝です。
では、ブロンズになるには?お金を使って下さい(笑)でも、裏技がありました。エクシブ、ベイコート等の会員は、いきなりステージがブロンズからスタートします。よって、朝食無料!
これは凄い、と思い、じっくり説明を読んでみると、「所有している会員権を当社営業からご購入された場合」という制限がありました。中古会員権から入った人は排除です。ガックリ、残念!正規にお金を払って会員になった人は既にRTTGポイントクラブのブロンズになっていますので「優待料金+朝食無料」でトラスティに泊まれます。
ただし、優待料金で泊まれる部屋数は限定されていますので、すぐになくなってしまいます。マル秘にしておきたいくらい美味しい情報ですが、会員はRTTGポイントクラブの事実を正確に知ることが必要と思いここにアップしました。もし間違いがあればご指摘下さい。
注:私はRTTGポイントクラブの全くの初心者です。
皆さん、こんにちは。僕が多忙でコメント放置している間に、funasanには話題をリードしていただいてありがとうございます。
それにしても、マリオットとヒルトンでステイタスを極めたfunasanがRTTGポイントクラブに注目するとは、時代が変わりましたね。そういう意味では日本のホテルチェーンのロイヤルティプログラムや朝食無料制度にもいろいろ面白いものがあると思うので、自分が知っている範囲でご紹介しなければなりませんね。
僕の経験では、以下のホテルの無料ラウンジ・無料朝食が一番よいと思いますよ。
朝食ビュッフェ | 新橋駅と周辺4駅利用可能 東京虎ノ門 東急REIホテル【公式】
と、思ったら「3月31日の朝食営業をもちましてレストラン営業終了致します」と書いてあるな。やはりインフレに耐えられなかったか…。
脱線しましたが、さすがにトラスティ朝食無料でリゾートトラストの会員権を正規購入しよう、と思う人はいないと思うんですが、ついつい、妄想レベルプラスアルファくらいの感じで検討してみたいと思わせるところに、ロイヤルティプログラムの(ファストトラックの)魔力があるような感じがしました。
世界的には朝食無料は減る傾向にあるのですが(クレジットへの置き換えなど)、トラスティはもう3つしかないし、RTTGポイントクラブのこの特典は存続可能と見ています。
funasanさん
RTTGポイントクラブの詳しいご説明ありがとうございます。
ポイントクラブアプリは、4年前鳥羽別邸に宿泊した際に入会を勧められました。
いつも10人くらいで行くので、かなりポイントがたまり、貯まったポイントは娘達が使っています。
そして今度はトラスティ阿倍野に朝食付き2名一泊8500円…!
娘とお友達大喜びしています(笑)
しばらく利用しなかったらRTTGステージになるのかと思ってましたが
funasanさんのコメントを読ませていただき、アプリ事務局に問い合わせをしたら
うちの場合は営業の方からの中古物件購入なので、ブロンズステージは保てるそうなので安心しました。
《オールドエクシブの「パーソンチャージ」とは》
hiroeさん、中古会員権でも営業の方から買うと「ブロンズ」なんですね。知りませんでした。そうすると、昔々(2004年10月以前に)、中古会員権を「営業の方」から買って、「パーソンチャージ」をキープしている会員が最もメリットありますね。
何だかマリオットやヒルトンからエクシブに回帰した感じですが…、皆様、ご存じですか?オールドエクシブの「パーソンチャージ」とは。ここはresortboyさんの専門になりますが、該当記事を見つけられなかったので、以下、簡単に紹介します。
実は、2004年9月までオールドエクシブ(鳥羽・伊豆・白浜・軽井沢・鳥羽アネックス・淡路島)の会員権を持っている会員の宿泊代金はルームチャージ制ではなく、1人当たりの代金(3150円)でした。今となっては驚くべきことですが、これらオールドエクシブのスイートに1人で泊まっても3150円でした。以下の資料で、利用実費を選択した場合に該当します。
https://www.resorttrust.co.jp/owner/information/for_xiv2.html
当然ですよね。高い会員権を買って自分の権利を使って泊まる訳ですから、1人で泊まろうが、ご夫婦・ご友人等、多人数で泊まろうが、1人当たりの代金(パーソンチャージ)を払えばよい。完全会員制リゾートクラブを標榜するクラブとして当然の料金設定です。
このパーソンチャージが2004年10月突然改訂され、上記オールドエクシブを含めて全エクシブがルームチャージ制に統一されました。この時、リゾートトラストは会員に「パーソンチャージ」or「ルームチャージ」の選択を迫りました。いつも多人数で泊まる人はルームチャージが有利で、少人数で泊まる人はパーソンチャージが有利です。選択後は変更不可となりました。
ここでパーソンチャージを選んだ会員は今でも1人あたりの「利用実費」でオールドエクシブに泊まれます。その料金は、2022年11月の料金改定で値上げされ、4400円(税込)から5500円(税込)になっています。以下の資料「エクシブ&ザ・ロッジ ご利用料金一覧」の「利用実費(お1人様料金)」に該当します。
https://xiv.jp/charge/
結論です。昔々、オールドエクシブの会員権を「営業の方」から購入し、2004年の料金改定で「利用実費」を選んだ会員は、今でもエクシブ軽井沢に1人で泊まって5500円でOKです。さらに、RTTGポイントクラブのステージは「ブロンズ」になり、トラスティに「優待料金+朝食無料」で泊まれます。ホテル代金高騰の今(2023年春)、1人旅が多い私にとっては「お宝会員権」ですね、うらやまし~い!
注:私のエクシブ購入は2006年で、既に全エクシブがルームチャージ制になっていました。
funasan、懐かしい話をありがとうございました。
この件、かなり複雑な話だし、いまさらどうしようもありませんので記事にしたことがないと思います。
funasanが「2004年10月突然改訂」と書かれていますが、これは事実と異なります。リゾートトラストのこの「契約変更」に関する手続きは、今と比較するととても丁寧かつ納得感のあるものでしたので、その点にフォーカスして、一度この話題で記事を書こうと思います。しばらく時間をください。
先に経緯だけ簡単に言うと、
・2004年1月に書面で4月からの改定を告知
・一部会員から反対意見が続出
・4月の改定を中止し、10月に延期して再考
・既存会員向けに利用実費制を選択的に継続できるように(当初からの変更点)
・異議のない既存会員はルームチャージ制に変更、契約施設のみ原契約(利用実費)を継続
という流れになっていて、会員と運営会社が相互扶助の精神でホテル運営するような、本来的リゾートクラブ的な解決がなされたのです。今と比べると、ずいぶん対等であったと思います。
これは、昨今の一方的かつ書面すら交付されない契約変更とはまったく違いますね。
《ホテル修行の終わり》
―ホテル遊びのパラダイムチェンジー
皆様、連休はいかがお過ごしでしょうか?
コロナ禍が終わって日常がもどってきたら、ホテル代金が暴騰していましたね。もう気楽にマリオットやヒルトンに泊まれません。
私はコロナ前からホテルロイヤルティの上級会員維持のためにマリオット系に年間50泊(プラチナ)、ヒルトン系に年間30滞在(ダイヤ)、合計80泊もしてきました。その努力のおかげで、昨年、私はマリオットの「ライフタイムプラチナ(LTP)」になりました。これでマリオットに1泊もしなくても“死ぬまで”プラチナキープです。
ここで私は思いました。「せっかくLTP取ったので、死ぬのはもったいない。できるだけ長生きして元気に旅をしよう!」funasan日記の裏の動機はLTP取得でもありました。(笑)
さて、今年の春からのホテル代金暴騰です。マリオット修行からは解放されましたが、まだヒルトン修行は残っています。ヒルトンダイヤも是非キープしたい。ここに裏道ができました。ヒルトン・アメックス・プレミアム・カードです。
年会費が高額ですが、このカードで年間200万円を使うとヒルトンに1泊もしなくてもヒルトンダイヤが得られます。私はこのカードを購入しました。これでヒルトン修行ともお別れです。
以上より、今まで苦しくも楽しく実行してきた年間80泊というホテル修行から解放されました。でも、ステータスは死守しています。恐るべきホテルロイヤルティです。しかし、マリオットもヒルトンも上級会員を作り過ぎて、今までの太っ腹なサービスはもはや維持不能でしょう。近い将来、大幅なサービス低下が予想されます。
今後の私のホテル遊びはマリオット・ヒルトンを第一選択としつつ、他のローカルホテル、リゾートクラブ(エクシブ・セラヴィリゾート)を含めて値段と相談してフレキシブルに選んでいこうと思っています。今年は私にとって、ホテル遊びのパラダイムチェンジ(劇的変化)の年になりそうです。
余輩も20年近くヒルトンVISAゴールドを所有して無条件でゴールドステイタスを得ていましたが、サービスがアメックスに移管され、渋々、ヒルトンアメックスに変えました。途中からプレミアムに変えても、1-12月の利用額がトータルで200万円を超えていればプラチナステイタスがとれるそうなので、近日中にそうしようと思います。同じことを考えている方も少なくないと思いますが、ウィークエンド無料宿泊券の方は、獲得前にカードのグレードを変えてしまうと利用額のカウントはゼロにリセットされてしまうそうなので、注意が必要ですね。
誤)プラチナステイタス
正)ダイヤモンドステイタス
funasan、現在のリアルなご心境をレポートいただき、ありがとうございました。funasanとは編集業務を通じて連絡を取り合っていますので、お心の機微はなんとなく感じておりますが、やはり「やりきった」感があると、次に進みたくなるのが人間というものなのでしょうか。僕も4月から毎日のようにホテルにいますが、かなり心境が変わりました。また、議論してまいりましょう。
まさひろさん、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードの重要な情報をありがとうございました。平カードからプレミアム・カードにするには注意が必要なんですね。
僕もかつてヒルトン・オナーズVISAカードでゴールドになって、そのカードがなくなった後もヒルトンのお情け制度でゴールドを続けていて、2024年の3月末までゴールドの権利があります。来年にはAMEXに入るのかなぁ~。