リゾーピア箱根「樹林」の湖水コース

通常でも5連休、2日の有給を絡めて長い方だと9連休となった今年のシルバーウイーク、皆さんいかがお過ごしでしたか？　僕は前半は箱根、後半は熱海と、リゾーピアのはしごで過ごしていました。

旅に出る前には、以下のような記事でリゾーピア箱根をdisってしまったので、罪ほろぼしに今回いただいた日本料理レストラン「樹林」のローエンドコース「湖水」（6,000円。税サ別）について記録しておきたい。

（参考）resortboy’s blog – リゾート会員権ブログ – リゾーピア箱根のアラカルトは5品のみに

いや、罪ほろぼしというのは正確ではない。このコースは、ここ数年のベストパフォーマンスであったのではないかと思う。というか、エクシブに比べて「こんなに違うのか」という感じすらしたのである。

リゾーピア箱根の場合、エクシブと違って食事の時間はチェックイン時に指定する。だから、希望の時間に夕食をとりたければ、できるだけ早くチェックインして席を確保しなければならない。今回は早めに箱根に入り、定刻きっかりの15時にチェックインしたので、希望の時間の席を取ることができた。

時間になり、本館3階の樹林へ。

ここはテーブルがゆったりと配置されていて、テーブル席でもかなり落ち着いてお食事がいただける（冒頭の写真）。会員特典のワンドリンク（いつも僕はビールです）をいただきながら、先附からスタートだ。

上の白いのは「馬鈴薯芋摺り流し」赤く見えているのはマイクロトマトである。おしながきを見て「マイクロソフト」に空目したのは内緒ね。手前は「月見豆腐　焼き茄子　新銀杏」。右が「鮎煮浸し　蓼の葉ジュレ」である。わりとハッキリとした味付けで、ビールとよく合う。

続いての御吸物は「金波仕立て　海老手取り真蒸」。

海老がぷりぷりで、ごちそうを食べているな、って感じ（爆）。控え目な塩加減で奥行きを感じる。

続いての御造りは、金目鯛と鮪の中トロ。

小田原に近い箱根は、山深いながらも美味しいお魚の食べられるところですね。

御凌ぎは「秋刀魚鍬焼き　蒸し寿司」。

少々ボリューミーかつ濃い目の味付けだが、個人的にはこれでOKという感じ。

続いての替り鉢は「里芋饅頭　生湯葉　いくら　美味出汁餡」。

里芋は油で揚げてあって、出汁餡との歯ざわりや味わいのハーモニーが絶妙。ただ食が細い方には、前後のつながりがちょっとヘビーかもしれない。どちらかというと、ボリューム志向のコースですね。

そして肉料理「牛やわらか鍋」。

牛の霜降り肉を甘めの割下でいただく。お造りもそうだけれど、ローエンドのコースだけれど食材のグレードはかなりよいと思う。

このお鍋と一緒に御食事（菜めし御飯）をいただいて、デザートの水菓子は「蜜柑のヨーグルトムース、無花果、葛白玉」。

というわけで、久々のリゾーピアでのコース料理は、エクシブで近年よく感じる「？？」ということもなく、6,000円（税サ込7,128円）のコースとして納得のいくものだった。味付けは濃い目で、少々若向きのラインナップだった気がするが、まだまだ若い（爆）僕の好みにはぴったりで「腹いっぱいうまいもん食ったべ」という感じである。