エクシブ御代田を楽しむ方法 – 1

涼しかった7月も半ばにきて急に夏が来た感じだ。海の日の連休の軽井沢は、前半こそくもりがちでザーっと雨が降るような不安定なお天気だったが、昨日16日は30度を超える真夏日となり、本格的な夏のはじまりを告げるような天候となった。日本を代表する避暑リゾート、軽井沢の季節がやってきたわけだが、残念ながらこの季節、エクシブは実質的に軽井沢のホテルではなくなる。

冒頭の写真は、エクシブと旧軽井沢のほぼ中間に位置する軽井沢バイパスの「鳥井原東」、ツルヤのある交差点の様子だが、下り車線が延々と渋滞しているのがわかるだろう。

この週末は軽井沢プリンスショッピングプラザのバーゲンと重なっていたこともあったが、夏休み中の軽井沢周辺は慢性的に渋滞するため、エクシブの送迎バスは軽井沢駅まで行くことができない。夏休みの期間中はずっと（今年は7月28日から8月31日）、送迎バスは御代田駅までの往復となる。

これが夏のエクシブ軽井沢が「エクシブ御代田」と呼ばれるゆえんだ。佐久ICからエクシブに到着し、そこまではよいものの、自家用車で不用意にアウトレットに買い物に出てしまったら、「なんでこんなに時間がかかるんだ！」とストレス爆発の危険がいっぱいである。

ちょっと脱線するが、ナイキのアウトレットで以下のTシャツを見つけたのでご紹介。日曜日にはまだ何枚もありましたよ（笑）。

さて前振りが長くなったが、夏のエクシブ御代田を楽しむための具体的ノウハウについて、何回か書いてみたい。まず今日はホテルまでのアクセス面についてだ。

夏の週末やお盆は、碓氷軽井沢インターではなく佐久インターからエクシブにアクセスして、旧軽エリアには近づかないのが基本になるが、碓氷軽井沢で下りてしまったとか、プリンスにいるのだが「行きはよいよい帰りは怖い」状況に陥ってしまった場合にどうするかをマスターしておこう。

碓氷軽井沢インターを下りたら山を下って、軽井沢72ゴルフコースの間を抜けて南軽井沢の交差点を左折して軽井沢バイパスに入る、というのが通常コースだが、南軽井沢の交差点（この先がいわゆる「プリンス通り」である）が近づくに連れて混雑が増していく。混雑を察知したら、「馬越ゴルフコース」の先の角で左折して、地元の路線バスが通る「発地」方面にクルマを進めよう。

曲がり角の写真がこちら（進行方向が南軽井沢）。特に目印はないので注意したい。この次の角にローソンがあるので、上記の場所を通り過ぎた場合にはローソンの角で曲がろう（ここのローソンは閉店しました）。ファミリーマートが見えたら行き過ぎである。

以下は、軽井沢観光協会発行の「軽井沢マップ2011」から引用した該当部分。地図の右下から左上に向かって、バス停を順にたどっていく感じだ。

バス通りなので特に走りにくいところはないし、下の写真のように要所には案内表示も出ているので迷うことはないだろう。

道なりに進むと、「鳥井原」交差点で軽井沢バイパスにぶつかる。ここを右折してすぐ次の信号が冒頭の「鳥井原東」なので、ツルヤに寄りたければそうしよう。エクシブに行くなら鳥井原を左折である。

ピーク時にはこれでも渋滞に巻き込まれることになってしまって、それを避ける方法はまた別にあるわけだが、ともあれこれだけ覚えておけば、プリンス通りに起因する渋滞は避けることができるだろう。夏のエクシブ御代田の初級編として、ぜひマスターしておきたい。