ホテルトラスティ名古屋 – 2

前回に引き続いて、リゾートトラストがエクシブとは別に展開するビジネスホテルチェーン「トラスティ」の中の一つ、「ホテルトラスティ名古屋」のお部屋を紹介する。このホテルで最も一般的なスタンダードシングルである。

お部屋の全体像はこちら。ラックレートは税込10,000円（税別9,259円）で、お部屋の広さは約13平米だ。

ベッドの他にはティーテーブルとチェアのセット、窓際にデスクがある。

テーブルまわりはこんな感じ。同じ系列の「トラスティ名古屋栄」と比べると、調度品のグレードがやや落ちるという印象だ。黒く見えるのはデスクスタンドだけれど、こういうデザイン性の乏しいものを採用してしまうところがちょっと残念だ。このライトのチョイスだけで随分お部屋の雰囲気が変わっただろうと思う。

2016年のいまだったら、もう少し上手なレイアウトをして、デスクスペースを大きくしたり、幅140センチクラスのセミダブルベッドを入れるとか（このお部屋のベッド幅は122センチ）、空間をより有効活用した作りができるのだろうが、少々古臭さを感じるのは仕方ないところか（このホテルの開業は1997年）。

水回りはツインルームと同じ仕様で、狭苦しさはない。

さて、このホテルに泊まってみて困ったのは、隣室から聞こえてくる音である。夜間、隣の部屋のいびきがずっと聞こえていて、さすがにこれには閉口した。なにしろ改善不可能なタイプの悩みだから、フロントに電話をしても仕方ないわけで、がまんするほかはない。

壁が薄いのか、いびき音量が巨大なのかはわからないが、ビジネスホテルってこういうこともあるんだなぁと、ひとつ勉強になりました。

明けて翌朝、新聞のサービスがあったのだけれど、これは「ClubTRUSTY（クラブトラスティ）」の特典だったのかな？

全体的な印象としては、シングルルームは個人的にはパスだけれど、ツインのシングルユースができればなかなか快適、といったところ。

宿泊した日は、たくさん中国系のお客さんがロビーにごったがえしていました。フロントや共通部分の写真がないのはそのせいです。