十分の天燈上げは超重要!

九份観光のおまけで行った十分(Shifen)ですが、そこで行った「天燈上げ」は、予想外に台湾の旅のハイライトと言えるイベントになりました。今日はその様子を紹介します。

十分駅から少し離れた線路沿いに、こんなふうにたくさんの大きなランタンがパイプハンガーにかかって並んでいます。天燈上げとは、このランタン(大きな提灯)に願いごとを書いて空高く放つという、一種の「開運アトラクション」です。

ナントカ天燈、という名前のお店が線路沿いにたくさん並んでいますが、どこでも同じようなものだと思います。適当に雰囲気のいいお店を選んでお店の人に声をかけましょう。見たところ、値段も共通で、特に当たり外れがあるような感じはありませんでした。

やると決めたら、選ばなければいけないのは天燈の色です。海外の方はほとんど赤一色を選んでいたように見えますが、日本人の多くは4色ランタンを選択しているようでした。自分もそうしましたが、欲張りなんですかね?

ランタンの色にはそれぞれ意味があって、以下のように説明されていました。上の赤いシールの貼ってある2つが売れ筋みたいです。

価格はやはり4色だと高いんですが、それでも200台湾ドル(今日のレートで約752円)です。1色だと150台湾ドルでした。お金を払ってランタンをゲットしたら、店頭にあるハンガーに吊るして、墨汁と筆を借りて願いごとを書いていきます。

4色を選ぶと、その色に合わせた願いごとを順に書いていけばいいわけですが、これが結構難しい(^_^;)「自分と向き合う」と言うと大げさですが、いい年をして、自分はどうしたいのかなぁなんて、異国の地で考えるのはいい経験でした。

4面完成したら、線路に出てお店の人が写真を撮ってくれます。僕が利用したお店のお兄さんは、面ごとにポージングまで指示してくれましたね。

写真を撮ったら火を点けて空に放つんですが、そのお兄さんは写真だけでなく動画もいっしょに撮ってくれていました。

これはiPhoneの標準機能だったんですが、僕はそんなことができるなんてまったく知らず、「なんてすげえスキルを持っているんだ、神か?」といたく関心してしまいました。こういう時はシェア1位のiPhoneに限りますね。手慣れたサービスで、さすが観光立国、レベルたけぇ、と唸らされるひとときでした。

自分の番が済んだ後も、次々と空高く舞い上がるランタンを見ながら、ぼ~っとするひととき。これが意外によかったな~。

1 comment

  1. 私も昨年台湾を訪れた時、十分に行きました。さしたる観光資源もない所なのに、風船上げであれだけ客を呼べるのは、正にアイデアの勝利だなと感じました。思うより空高く上がっていくと感じました。線路の上で上げるのに、廃線になっているわけではなく、一時間に一本くらいの割合で列車が来るので、危ないと言えば危ない。

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