伊豆スカイラインを使いこなす

繁忙期はもちろん、週末にエクシブ伊豆に宿泊したら、国道135号の渋滞を覚悟しなければならない。回避策はもちろん、伊豆スカイラインを使うことなのだけれど、何も考えずにエクシブから山を登って天城高原ICから伊豆スカで帰ってしまうと、旅がつまらなくなる。

混んでいなければ国道135号沿いの方が景色も楽しめるしガソリンも食わない。何より道草も楽しめる。それに適度な渋滞とそれを避ける試行錯誤こそ、旅の重要なスパイスだ。

そんなわけで、エクシブからまず一度は国道135号に出てしまい、流れていればそのまま135を行き、ダメなら伊豆スカ、という判断ルーチンを会得しておこう。要するに、伊豆スカイラインを冷川ICから使う方法なのだが、これが段階的に判断ができて、結構よくできているのだ。

まずはすごく混んでいるとき。エクシブから国道135号に出た場所でもう渋滞しているようなら、ぐらんぱる公園の前で左折しておとなしく県道111号(遠笠山富戸線)に入り、ひたすら直進して天城高原から伊豆スカに乗ろう。

だが、そんなに渋滞がひどいことは少なく、たいていは「流れているな」と135に入ってそのままハマる、というパターンだ。そこで渋滞ポイントを知っておこう。

第一のチェックポイントは「梅ノ木平」交差点である。エクシブを出てちょっと行って、右に大きくカーブするポイントだ。下の図は静岡県道路公社からの引用だが、この1~3が梅ノ木平交差点。ここで渋滞を検知したらここから冷川を目指す。

次のポイントは「吉田交差点」(図の8。信号下の表記はない)。吉田の町がはじまる手前で、道の右側にはセブンイレブンがある。先ほどの梅の木平の先から渋滞がはじまることが多いので、この交差点は覚えておきたい。

ただ、この段階で判断が付かず「ちょっと様子を見ようよ」ということも多い。吉田交差点から先には、すき家やココス、マクドナルドなどのファーストフードが点在している。こうした場所で一息入れることにして、判断を留保することもできる。冷川へはもう1つエントリーポイントがあるからだ。

吉田のマクドナルドの先に「一碧湖入口」交差点(図の9)があり、ここから少し戻るように冷川を目指すことが可能だ。

この3つのチェックポイント、いずれからエントリーしても、一碧湖の先で合流して中伊豆バイパスを目指すのは同じである。伊豆スカイラインはこちら、と標識には書かれていないので注意しよう。多くは写真のように静岡県道路公社の看板が併設される形となっている。

中伊豆バイパスはかつては有料だったが、2008年7月より無料化された。いつも国道の渋滞がウソのような快適さである。

そして冷川ICから伊豆スカイラインに入る。いつもはガラガラの伊豆スカも、さすがに夏休みはクルマが多かった。

終点の熱海峠まで行って、箱根新道経由で小田原厚木道路につなぐのが定石だが、今回は思うところあって玄岳ICで降りてみることにした。伊豆スカイラインはよく霧が出る道なのだが、この日も玄岳IC付近は霧で非常に視界が悪かった。

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