「大衆向けリゾートホテル」として独自のポジションで営業しているホテルグリーンプラザ軽井沢。ちょっと間が開いたが、シリーズの最終回として、このホテルのサービスの特徴についてまとめてみよう。
エクシブなどのフルサービスのホテルと異なるのは、なんでもかんでもセルフサービスであるという点だ。食事はバイキングが基本だし、お部屋までの荷物も自分でカートで運ぶ。
また、廊下には浴衣の替えやサイズ違いの浴衣が用意してあり、フロントに電話して持ってきてもらうのではなく、不足があれば自分で調達する。
中途半端なサービスに不満を持つよりも、こうした割り切りはかえって納得できる面があると思う。
子ども連れファミリーにフォーカスしているホテルだから、館内にはキッズスペースが充実している。写真のベビーコーナーには絵本やおもちゃがあり、DVDでディズニー映画などを見ることもできる。
隣にはキッズコーナーがあり、大型ブロックやジャングルジム、すべり台などの遊具が、柔らかいマットが敷かれたフロアに置いてある。やはりセルフサービスなのでスタッフはいないが、小学1~2年生くらいまでなら結構楽しく遊べると思う。もちろんゲームコーナーもある。
ウェルカムサービスもちょっと変わっていて楽しい。僕が尋ねたときには、駐車場で豚汁と焼きいもの無料サービスが振舞われていた(冒頭の写真)。「お疲れさまでしたー。豚汁はいかがですかー」とスタッフが到着客に声をかけ、歓迎の意が伝わってくる。
もちろん僕もいただいてみた。焼きいもの方はちょっとべちゃっとしていて今ひとつだったが、豚汁はなかなかのお味で満足した。
エクシブとは何もかもが違うこのホテルだが、レストランに「ガスト」のような低価格ファミリーレストランがあるように、グリーンプラザのような「大衆向けリゾートホテル」が存在する意義は大きい。いい意味でサービスを絞り込んで、今後もこうしたホテルが存続し続けるといいな、と思う。僕も、それほど混雑していない冬場なら、また利用してみたいな。
最後の写真は鬼押ハイウェーからホテルのエントランスへ向かうアプローチの様子。なかなか素敵ですよ。
本当に冬はとても良い感じですね。
豚汁サービスも嬉しいですしキッズルームも知りませんでした。
今度近くのスキー場も紹介よろしくお願いします。
スキー場も良ければ益々ファミリー向けの冬リゾートとして良いですから。
トン汁大好きなので・・・雪の中で飲むトン汁は格別おいしいだろうなあ~とうっとりしてしまいました。
>「大衆向けリゾートホテル」が存在する意義は大きい。
幅があることはいいことですね。それぞれが自分のところの売りをしっかり認識して、そこに焦点をあてながらサービスをするというのは大事ですね。
なんでも、かんでも 高級リゾートとか高級旅館とかをせこく模倣してあったらかえってつまらないです。
しょうちゃん、るるるさん、こんばんは。
ホテルグリーンプラザ軽井沢は、スキーの拠点としてもそこそこ優れていると思います。以下に、僕がホテルにスキー場送迎について問い合わせた時の回答をそのまま掲載します。
近場にこれだけあって、全部に無料送迎しているというのには驚きました。自家用車を使えばもっと所要時間は短くてすむと思います。リフト券のついたプランもあります。
ただ、スキーの乾燥室みたいなものはないので、クルマにおきっぱなしになってしまうのが欠点です。
なお、僕は宿泊したことがありませんが、グリーンプラザの近くの「ホテル軽井沢1130」はRCIにも参加していて、広いお部屋が評判がいいです。エクシブ慣れしているファミリーには、グリーンプラザは落差が大きいかもしれないので、1130も候補としてご検討ください。