見ていただいて分かる通り、あまり観光カンコーした旅ではないのですが、多少の盛り上がりというか、メインイベントとして計画していたものに「ルアウ(Luau)」があります。ルアウとは、ハワイ王朝の伝統的な宴会をベースに、カルチャー体験や各種ショーなどのエンタテインメント要素を加味して観光客向けに提供される、いわば「全部入りディナーショー」といったものです。
これがまた、いろいろなところで、いろいろなレベル(金額的にも、文化的にも)で催されています。街を歩くとびっくりするような価格でルアウ・ツアーがあったりしますが、いったいどこに連れて行かれるのでしょうか?
ともあれ、日本人が一番無難に楽しめそうなのは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジで行われている「ワイキキ・スターライト・ルアウ」です。ヒルトンのツアーデスクにもこのルアウのポスターが大きく飾られており、まさにイチオシのイベントであることがわかります。
日曜日から木曜日までの週5回、夕方から開かれていますので、参加もしやすいと思います。参考価格はよいお席で大人1人125ドルです。
(公式)ワイキキ・スターライト・ルアウ|ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ
しかし、このヒルトンのルアウには「イム・セレモニー」がありません。本格的なルアウでは、豚一頭を丸ごと蒸し焼きにしてお客に振る舞う儀式が欠かせないものなのですが(要するに、これがメインディッシュなわけです)、専用の蒸し焼き設備と長時間の調理が必要なため、ホテルで開かれるルアウではこれが省略されているのです。
これがその儀式で豚を地中の釜から取り出した瞬間です。やはり、こうした本格的なものを見たいし、家族にも見せてやりたいというものです。
イムも含んだ本格的なルアウというと、次の3つが挙げられます。ノースショア方面にあるポリネシア・カルチャー・センターのアリイ・ルアウ、コオリナのパラダイス・コーブ、そしてカポレイのジャーメインズ・ルアウです。
(公式)アリイ・ルアウ・パッケージ | ポリネシア・カルチャー・センター 日本公式サイト
(公式)Paradise Cove Luau – Hawaii’s Best Luau
(参考)H.I.S. 【パラダイス・コーブ・ルアウ】 (オプショナルツアー予約)|H.I.S.VACATION
(公式)Official Germaine’s Luau Web site. The Original Hawaiian Luau – ‘Too Good to miss.’
(参考)ワイキキから離れて最高のルアウとハワイアン料理!ジャメインズ・ルアウ | ハワイオプショナルツアー、ハワイ旅行ならプレゼントホリディで!
これらはワイキキからはオプショナル・ツアーで参加するのが普通です(レンタカーだとお酒が飲めませんので)。16時ごろピックアップで帰りは22時とか、そんなイメージです。おそらく、書いた順番に日本人比率が高く、ジャーメインズ・ルアウだとほとんど日本人は皆無だと思います。
ちなみに、Royal Aloha Vacation Clubの朝食会では、このジャーメインズ・ルアウを薦められました。「ワイキキでやっているのは、ルアウ・ムードに過ぎないよ」みたいな。
それでも、限られた時間の中で、こうしたツアーに参加して半日つぶすのもどうかと思いますし、本格的すぎてルアウ料理が口に合わない、というケースも少なくないと思います。
とういわけで、いい意味でルアウ・ムードな、一流ホテル開催のものを次に紹介します。代表的なのは先にあげたヒルトンのもの。加えて、ロイヤル・ハワイアンの「アハ アイナ」(開催は月曜日だけ)、プリンセス・カイウラニの「クリエーション」(月曜日、水曜日を除く毎日)などがあります。
(公式)ロイヤル ハワイアン ホテル – ロイヤル ハワイアン ルアウ ~アハ アイナ~
(公式)クリエーション・ショー – ハワイ・ワイキキのポリネシアン・ショー
前者は175ドル、後者は普通席で110ドル、いい席だと160ドルもします。値段と中身を考えると、オプショナル・ツアーで本格御三家に行ったほうがよいような気がしてしまいますね。
最後に、僕みたいに伝統儀式などにこだわらず、「ご飯食べながらファイヤーダンスでも見られればそれで十分」、という向きも多かろうかと思います。それであれば、「マキティ ハワイ」にでも行けばいいと思います。フードパントリーの並びです。
評判が悪いお店なので、下記の口コミサイトを読んで納得した方以外にはお薦めしません。僕は行ったことがありませんが、評判がスゴいのでが逆に行ってみたくなっています(爆)。
(Yelp)Makittii Hawaii – Waikiki – Honolulu, HI
(トリップアドバイザー)マキティ ハワイ 【トリップアドバイザー】
(参考)行列伝説マキティでルアウショーがスタート/ハワイのイベント・レポート – アロハストリート〈ハワイ総合情報サイト〉
さて、総勢7人の我が家はどこに行ったのかは、次回ご紹介します。
とうとうルアウ比較に踏込ましたね。
私はマリオットばかりで、ワイキキには泊まったことがありませんので、おのずとパラダイス・コーブ1択です。
とはいえ、まだ1度も参加したことがない(^^;
マリオットのタイムシェアにいると、ウェルカムパーティが月曜にあって、それだけで満足してしまっています。
中身はルアウとは違うんですけどね。
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/kouyuuken/blog/124335.html
今度参加してみようかな?
流石に、豚の丸焼きをそのまま小学生に見せるのはちょっと抵抗があるのでは?日本ではマグロの解体ショーなどが
回転寿司屋などで行われることもありますが、マグロが短冊になり、大トロ中トロ赤身と分けられてゆく様子には
さほど抵抗がないものの、香港の肉屋店先のように豚の解体後の臓物がそのまま吊り下げられているところを見るのは
ちょっと抵抗があります。
ハワイへ初渡航したとき、ポリネシア・カルチャー・センターのビュッフェディナーつきオプションツアーを取ったことがありますが、ショーはともかく、ビュッフェディナーはちょっと味が会いませんでした。
ご存知と思いますが、ポリネシア・カルチャー・センターはモルモン教団が運営しており、モルモン教は酒や珈琲、茶などの
刺激物が禁忌であるため、このビュッフェディナーも当然アルコールレスです。
ハワイにもともとあったフラなどの文化を弾圧した宣教師が伝播したキリスト教系のモルモン教がポリネシア・カルチャー・センターを運営しているのは笑うに笑えない話だったりします。
さらにルアウで1人1万円以上使うというのは、やりすぎなのでは?1人1万円あれば国内のスパリゾートハワイアンズの
ツアーに行って食事して温泉に浸かってショーを見てきてお釣りが来ます。さっき言ったように、ハワイの文化はキリスト教の侵略によって事実上断絶しているわけだから、オアフ島のショーも、スパリゾートハワイアンズのショーも大差ないですよ。
博学なのは結構ですが、いちいちけちをつけてるようで、あまり気分のよいコメントではないですね~
ルアウは20年以上前、ハワイにはまった頃、マウイのマリオット主催のルアウに行ったことがあります。
現地でのゴルフ場で知り合ったお祖父ちゃんに勧められて行きました。
豚肉はあまり好きではありませんでしたが、ヤシの葉に包まれてゆっくり丸一日蒸し焼きにされた子豚は、びっくりするほどジューシーで柔らかく、ほんとに美味でした。
私にとってハワイアンキュイジーヌの原点はルアウの豚です。
いろいろな考え方はあると思いますが、”いただきます”とは”あなたの命をいただきます”という意味で、私達は植物にしろ他の種の動物にしろ、他の生物の命をいただきながら生きているわけです。
スーパーで売っているパックのお肉も丸焼きの豚も同じ命であるということ、その命に敬意を払うための儀式がルアウであること、そしていただく命の尊さを知りえるからこそ自分の命も大切にせねばならないことなど、多くを学ぶことができます。
ショッキングな経験だからこそ、私なら素直な子供に見せたいと思いますね。
ルアウは単なるディナーショーではありませんので!
さて、resortboyさんはどちらに行かれたのでしょうか?
ご報告楽しみにお待ちしております。
15年ほど前、ハワイ島のキングカメハメハホテルのルアウショーに参加したことがあります。
その後、マウイ島(ロイヤルラハイナホテルだったかな?泊まったホテルと違う所に行ったので、ちょっと記憶があいまいです)と、
オアフ島(コオリナ泊だったのですが、どこのルアウに行ったかは忘れてしまいました)と
いままでに3か所行ってみて、私としては、一番よかったのが最初のハワイ島なのですが、
「人生で初めて」だった分、思い出がプラスされているとも思うので・・・
(それも、すべて10年以上前なので、何の参考にもならないですね)
当時、米本土に居住中で、ハワイ現地合流で、日本の親や兄弟家族などに会っていたので
なんとなく、毎年のように、ルアウショーにも行く状況だったのですが
ほんと、それぞれいろいろと(料理や、ショーの構成など)違うので、何度行ってもそれなりに楽しかったです。