エクシブ軽井沢 翆陽のカジュアルコース

今回のエクシブ軽井沢の滞在では、例の「令和元年アニバーサリー エクシブ満喫プラン」を使ったので、格安に宿泊できました。しかもパセオに泊まったので、CBでもスタンダードの最低料金です。これは現在の全エクシブのプランで一番お得な利用ではないでしょうか。もっと言えば、オーナー本人なら1室1名利用もできます。素晴らしい。今のうちに利用しておきましょう。

（関連）令和元年アニバーサリー エクシブ満喫プラン（東日本編） | resortboy's blog – ホテルの会員制度を楽しむサイト

前回の記事でご紹介したとおり、エクシブ軽井沢の朝食はルッチコーレのハーフブッフェが最高ですから、夕食は自動的に中国料理になります。いや、自動的に決めなくてもいいんですが、日本料理だと追加料金になるし、朝食と夕食とでレストランを分けたいでしょう。だから、最適解としては自ずとこうなるんです。

というわけで、現在、翆陽で提供されているカジュアルコース「朱雀」の食レポを行ってみます。これは夏休みの最後、8月27日まで提供されています。注意すべきは、これはプラン外でも5,000円＋＋で提供されていますが、注文するには前日までに予約する必要があるという点です（当日飛び込みで行っても注文できません）。

まず前菜は「季節前菜盛り合わせ」です。見ての通りで盛り付けも凡庸。ローエンドだから食材はこれでいいけれど、見た目にもうひと工夫ほしいですね。

続いて蒸し物の「対馬産黄金あなごと壱州島豆腐の黒豆強火蒸し」。中華っぽくないメニューですが、変化があってよいと思いました。

スープは「魚団子入り卵白スープ、沙茶醤をお好みで」。ローエンドコースなので高級素材はありませんが、個人的には沙茶醤（サーチャージャン）が珍しくて、これまた物珍しさの楽しみがありました。

メイン一品目は海鮮料理で、「海老チリソース　野菜とともに」。2,000円＋＋の追加で「蝦夷アワビのXO醤炒め」にも変更できますが、まぁローエンドコースだからそのままいただきましょう。

見た目ではエビがちょっとしか入っていないように見えますが、実際にはくびれたお皿の中にたっぷりとエビが入っていて満足でした。これは格好を付けたプレゼンテーションが逆効果になっています。

メイン二品目は牛肉料理「牛肉とピーマン細切り炒め」でした。これは見ての通りです。

後は麺飯類とデザートです。麺飯は2種類からのチョイスですが、これは問題なく、両方頼むことができます。自分は大食らいではないと思いますが、両方いただいてビールを飲んで、デザートでちょうどいい分量でした。食べ盛りなら足りないと思います。

ごはんものは「麻婆豆腐と浅科産五郎兵衛米のご飯」でした。麻婆豆腐は大好きなメニューですが、個人的にはいまいちでした。

麺は「叉焼と春キャベツの汁そば」です。これは翆陽らしい細麺で見た目よりもボリューミーなので、麺飯の時点で食べられるか自信のない人は、麻婆豆腐の方にしてごはんを残すといいのではないでしょうか。

最後に別腹のデザート「杏仁豆腐と胡麻団子」です。これは見てのとおりですが、フルーツがカットフルーツで安心しました。けっこういいホテルでも、こういうときに堂々と缶詰のフルーツを出すことがありますから、翆陽はローエンドコースでも手抜きなしにちゃんとしていて、とても好感が持てます。

以上のように、ローエンドなりにバラエティ豊かに工夫して頑張っているし、安心していただける、好印象のコースでした。