楽しみにしていたスキー旅行が、悪天候で台無しになったりすることがある。せっかくゲレンデ近くに宿を取っても、外が吹雪いているのでは意味がない。普通のご家庭は毎月スキーに行ったりしないだろうから、年に一度のスキー旅行なら、悪天候のリスクヘッジをしておきたい。
僕のお薦めは軽井沢である。天気が悪くても、温泉やお買い物、グルメなどで十分に楽しめる。もちろん、エクシブ軽井沢のプールも最高だが、覚えておきたいのはインドアでのスケートだ。スキーと同じウインタースポーツ。「今日は天気が悪いからスケートにしよう」という流れは、極めて自然ではないか。
というわけでこの日は「風越公園アリーナ」へ。1998年の長野冬季オリンピックでカーリングの競技会場となった場所だ。現在は夏はインドアテニスコート、冬はスケートリンクとして一般利用が可能だ。
スケートというと千ヶ滝の「軽井沢スケートセンター」が有名だが、風越公園の方は公共の施設だけあって料金が安い。1コマ90分の利用料は大人300円、高校生200円、中学生以下100円にすぎない。それに貸靴が500円である。
また、どう見ても地元の人しかおらず、とても空いている。この冬、すでに2回行ったが、フィギュアスケートのレッスンをするグループがいくつか目立つくらいで、後は地元の子どもたち。観光客らしい一団は我が家だけで、圧倒的なヘタさが際立っていた。
場所は塩沢の交差点を南に少し入ったところで(参考:公式サイト)、エクシブ軽井沢からも行きやすい(軽井沢駅よりずっと手前である)。90分ごとの総入れ替え制なので(休憩時間に整氷車が入る)、事前に電話で利用可能な時間帯を調べてから来場したい(風越公園アリーナ:TEL 0267-48-3626)。
注意したいのは、貸切枠がかなりあること。貸切の時間帯にはアイスホッケーチームが練習していたりするので、いきあたりばったりではダメである。